増田ユリヤのレビュー一覧

  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    前半は、mRNA開発者のカタリン・カリコ氏の半生について。ハンガリー生まれで、後にアメリカへ。ハンガリー時代の高校時代の先生が語る学生時代のカリコ氏。ハンガリー事件の巻き添えで情報提供エージェントに登録され、それ故の疑惑を受けた経緯もあるらしいが、印象は普通の慎ましい科学者。ビオンテック社に入り、新...続きを読む
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    mRNAワクチンは突貫工事でできたものではなく、その基礎となる研究はすでに行われていたと聞いたことはあったが、この人がずっと研究されてたんだなと分かった。今ほど女性の研究者も多くはなかっただろうし、ハンガリー生まれでアメリカに渡り沢山の苦労もあっただろうが、強い信念でここまでの研究をされたのはただた...続きを読む
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    ファイザーやモデルナのワクチンで使われたmRNAの技術についての研究を続けてきたカタリン・カリコ氏の半生を取材したレポート。巻末の山中伸弥教授へのスペシャルインタビューがわかりやすく面白い。
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    自分の手で金を採掘した方が、金はより光輝く。誰がほりだしたものを手渡されただけなら、それはただの物に過ぎない。
    打ち込むものがあれば、どんな障害も乗り越えられる。失敗など気にしなくてよい。
  • コロナ時代の経済危機 世界恐慌、リーマン・ショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方
    政治と経済のあり方について、大恐慌時代のアメリカの話は政治が市場介入することについての是非の勉強になる。
    ブロック経済は、自分はプラスの意味で習い、ブロック経済のおかげでアメリカが復興したみたいに習った気がしたが記憶違いだったかな。
    コロナで、支持率を上げた国のトップと、支持率の下がった国のトップの...続きを読む
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    才能と環境に恵まれて、逆境にも負けず、がんばってきたとのこと。すばらしいですね。でも学ぶところなし。

    知りたいことは、並の人間が、どうやったらもっと幸せになれるか、ということ。
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    mRNAワクチンのテクノロジーを解説する内容ではなく(もちろん多少は説明がある)、開発者であるハンガリー出身の女性、カタリン・カリコの半生を紹介する内容。なかなか胸を打たれる思い。

    巻末に、山中伸弥教授による解説があり、カリコ氏の成功の一方で日本が抱える課題に言及しており、本書の内容に厚みを加えて...続きを読む
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    現在世界中で接種されている新型コロナワクチンである「mRNAワクチン」の開発者であるカタリン・カリコさんの研究者としての半生と生きざまを紹介した一冊(リモートワーク対談形式)。社会主義体制下のハンガリーに生まれ、東西冷戦の中で不景気だった母国を去り、娘のテディベアに全財産を忍ばせてアメリカへ渡るなど...続きを読む
  • 世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
    mRNAワクチンを発見した功績の大きいですが、ハンガリーからアメリカに渡り、不遇とも言える研究生活の中でやり通した精神力が素晴らしい。
  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」
    ドイツ
    俺ルールを合法的に周囲に押し付ける

    家を出たらすべてが政治
    10歳で大学進学か、職業専門学校(15歳~)の技能職かを決める
     大学進学率41% 大学まで無料 塾は無し
    日本史と世界史があるのは日本だけ? ヨーロッパの歴史では日本は登場しない
    定義されていないことはやらない サービス砂漠

    ...続きを読む
  • メディアをつくる! YouTubeやって考えた炎上騒動とネット時代の伝え方
    ザ・テレビの人の「YouTubeやってみた」の記録です。試しに視聴してみました。テレビ番組ではピシッとはまっている池上彰が、なんとなくとまどっている感もあり、しかし、それを楽しんでいるのも伝わってきました。選挙特番の無双モードとは違う、ちょっと喋り方も緩めで、すっかりおじいちゃんな雰囲気でしたが、そ...続きを読む
  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」
    密かにドイツ移住を企んでいるので読んでみました。
    ドイツ賛美の意見には触れることが多かったけど実際どうなの?というところを知れて、非常に参考になりました。

    改めていいなと思ったのは、ドイツでは多くの人が「子どもは社会全体で育てる」という意識を持っている、という点です。
    教育も自己責任な日本から比べ...続きを読む
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?
    先が読めない時代において複雑化する世界をどう見ていけばよいかを考える人におすすめ。

    【概要】
    ●「ウソニュース」の見分け方
    ●分断された世界、一国主義
    ●右翼と左翼
    ●ポピュリズム
    ●欧米情勢 など

    【感想】
    ●欧米における社会政治の流れ見るに当たって、その基盤となる考え方は何に基づいているのか...続きを読む
  • コロナ時代の経済危機 世界恐慌、リーマン・ショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方
    いつもの事だけど非常に分かり易くて読みやすかった。
    『弱者に寄り添うのが民主主義』と言うフレーズが印象的。
    根本的に原点を見つめ直すという点では、コロナ禍も悪く無いのかも。
  • 感染症対人類の世界史
    2020年4月のテレビ特番の内容を2020年4月に急きょ新書にとりまとめたもの。なので新型コロナの話ではなく、天然痘・ペスト・インフルエンザといった各種感染症によって世界史がどのように塗り替えられたかという教養書になった。もとがテレビ特番なのでさくっと読める。納得したのは、キリスト教の信者がペストか...続きを読む
  • コロナ時代の経済危機 世界恐慌、リーマン・ショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方
    今までの不況や災害の歴史を振り返ってみています。そして現在のコロナの状況と比較しています。
    ドイツのメルケル首相の演説がとても国民に響いて良かったと言うことです。
    私も確かに良くて、全文が読めたのも良かったです。
  • 感染症対人類の世界史
    ひとの行き来によってウイルスが運ばれる。移動手段の発展が世界規模になることは、ひと以外の行き来も活発になるということ。そう考えると、途中から人災なのだと感じずにはいられません。
    第一次世界大戦の終戦にウイルスが大きく関係。
    ウイルスに対する無知から生まれる偏見や差別は、いつの時代も変わらないんですね...続きを読む
  • 感染症対人類の世界史
    「感染症を打ち負かすためには、人々は科学の専門家を信頼し、国民は公的機関を信頼し、各国は互いを信頼する必要がある。」
    ほんとにその通り。偽情報で盛り上がっている場合じゃない。情報社会に突入したいま、ひとりひとりに情報の信頼性を判断する能力が問われている。
    そして、自然を目の前にして、人間はちっぽけで...続きを読む
  • 感染症対人類の世界史
     突貫工事で作ったことは想像がつくが、手っ取り早く感染症の歴史を知るには効率的な一冊。感染症が流行すると、歴史的にも徳政令とか、経済対策が行われているが、今回はどうなりますやら。
  • 感染症対人類の世界史
    時代が動いてきた背景には感染症との関わりがあった、ということを著者2人の対話形式で説明された本。
    私にとって世界史・日本史とは覚えるもので、時代のストーリーがあまり見えず面白くないものだった。教養として勉強になりました!今回のコロナ禍でどのように歴史が変わるか、注目したい。


    戦争や文化の発展には...続きを読む