増田ユリヤのレビュー一覧
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とても分かりやすい解説だった。トランプがとにかく無茶苦茶ではある事は再認識できた(おそらく池上さんの視点は大きく偏ってはいないと思う)が、トランプだけの問題ではなく、アメリカ社会やアメリカ国民の問題、さらに言うと世界の潮流が、ナショナリズム・孤立主義になっている問題が、背景にあるのかと理解した。
チョコチョコ入ってくる過去の歴史も、良かった。アメリカ民主党は元々労働者の党だったのが、公民権法のジョンソンあたりから、徐々にリベラル・知識人・マイノリティーを中心とした「セレブ・エリートの党」になった、という解説で、アメリカ2大政党のイメージが少し掴みやすくなった。そもそも2大政党体制に限界が来てい -
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小さい頃から観察力が高い
信じ続ける力が凄い
娘が金メダリストで凄い
mRNAはワクチンの量をかえなくてよい
ビオンテックCEOのサヒン氏も凄い
2020年1月25日の段階である論文を読み、新型コロナワクチンの候補を10種類ほど考えて設計した
ファイザーとは2018年からmRNAを使ったインフルエンザワクチン開発をしていた
自分も摂取している
mRNAワクチンの有効率は約90%、インフルエンザワクチンは不活化ワクチンで有効率がひどい時には20〜30%
mRNAワクチンは非常に安全性が高いワクチン。RNAとDNAは違う。DNAは恒久的。RNAは劣化するといわれたが、それで良い、RNAは壊れや -
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国境を巡る国際情勢について解説した本。国境を話の糸口にはしているが、基本的には世界の近現代史を述べたものである。旧ユーゴスラビアや旧ソ連、カシミール地方など、世界各地の様々なテーマを扱っている。ところどころに地図やイラストが載っていて工夫が見られるものの、特別分かりやすいという印象は無かった。世界史についてほとんど無知の状態だとあれもこれも新しく知ることばかりで、1回読んだだけではなかなか内容が身につかない。高校などで世界史を学び、ある程度土台のできている人にとってはちょうど良い本なのだと思う。私の読み手としてのレベルが足りておらず、世界史を体系的に学んでから再度チャレンジしてみたいと感じた。
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前半は、mRNA開発者のカタリン・カリコ氏の半生について。ハンガリー生まれで、後にアメリカへ。ハンガリー時代の高校時代の先生が語る学生時代のカリコ氏。ハンガリー事件の巻き添えで情報提供エージェントに登録され、それ故の疑惑を受けた経緯もあるらしいが、印象は普通の慎ましい科学者。ビオンテック社に入り、新型コロナワクチン開発へ。成功の日、今日は食べるわよと大好きなチョコレートを爆食い。微笑ましい。
科学的な解説がなく物足りない、と思っていた所で後半。超単純化したmRNAの説明、分かりやすく有難い。で、最後は山中伸弥教授のインタビュー。
この本を読めば、漠然と不安感をもつmRNAワクチンを少しだけ -
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ドイツ
俺ルールを合法的に周囲に押し付ける
家を出たらすべてが政治
10歳で大学進学か、職業専門学校(15歳~)の技能職かを決める
大学進学率41% 大学まで無料 塾は無し
日本史と世界史があるのは日本だけ? ヨーロッパの歴史では日本は登場しない
定義されていないことはやらない サービス砂漠
親の経済状況ではなく子供の福祉 児童手当は一律 「子供は社会で育てる」
日本人:社会的な問題への突き放しと無関心
積極的土下座外交
ドイツの謝罪=被害者への直接の謝罪+賠償金+罪の自覚と再発防止
森の民 環境意識
食事にはこだわらない 味ではなくプロセスや品質を求める -
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ザ・テレビの人の「YouTubeやってみた」の記録です。試しに視聴してみました。テレビ番組ではピシッとはまっている池上彰が、なんとなくとまどっている感もあり、しかし、それを楽しんでいるのも伝わってきました。選挙特番の無双モードとは違う、ちょっと喋り方も緩めで、すっかりおじいちゃんな雰囲気でしたが、それを醸し出しているのはもしかして増田ユリアというパートナーが介護士っぽい語り掛けをしているからかな…とも思いました。でも70歳のYouTube挑戦、立派です。そして、ネットならではの炎上に対するスタンスも、緩さとは反対の硬派で貫けたのも、増田ユリアというタッグパートナーがいたからこそ、と思いました。