増田ユリヤのレビュー一覧

  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢
    時事ニュースの解説書。

    この手の本はニュースの深読みに必要なため、興味があるなら早めに目を通しておくほうが良い。

    解説の内容自体はもちろん今までの著者の本と被っているところはあるけれど、大事なところなので繰り返し触れられているのだとおもう。

    分量もそんなに多くはないものの、ニュースの背景はきち...続きを読む
  • 徹底解説! アメリカ 波乱続きの大統領選挙
    2016/10/23流し読みであったか、トランプ、ヒラリーのいずれが大統領になっても期待できないことがわかる。★4の下
  • 偏差値好きな教育“後進国”ニッポン
    日本の話は序論でイジメ問題など欧州の教育現場の現状をかいた本。何が先進で後進かはよくわからないが、日本人の性格を作り出すこの教育システムが私は好きです。
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    フィンランドはテストによる競争をやめて学力世界一になった、という議論を最近聞かないなあと思っていたら、こういう事実に基づく本が出ていたのだ。小中学校ではアクティブラーニングで遊ばせ、その中でも学力を維持できる者のみ、高校に進学させ、絶対評価の進級テストで選別していく。こうした冷徹な教育文化が学力世界...続きを読む
  • 新しい「教育格差」
    2009年に初版発行。その当時に買っていたが積読だった。今読んでも、教育の状況はほとんど変化していない事に唖然とした。
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    日本の教育を国際比較した本。日本の教育は一つの完成品である。ただ、時代の要望と合わなくなっただけ。変えなくても大丈夫だけど、変えたいとのこと。不安があるから。

     日本の教育は’’学問としての誇りを捨てて人材訓練場’’になるべきか。そこが論点なのかなと思った。
    でも、日本はまだまだ経済力があるからそ...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    対談になっているので、とても読みやすい。
    小学校での英語教育批判にはなるほどなーと思った。
    既に小学校に英語教育は導入されているが、これ以上増えたら…。

    日本の教育はポジティブリスト主義(やりたいことをすべてリストアップする)になってきている。たとえば小学校で英語を必修化した場合、時間やエネルギー...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    多分ほかのレビューを書かれている方とは少し違う目線で。

    私がこの本を読むに至ったきっかけは、大学受験で教育関連の小論文を書くことになったことでした。異なる形で教育に携わる二人の違った視点からの意見など、考えさせられるものが多かったです。

    苅谷さんの本は教育系小論文を課されている方なら一度は読んだ...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    「ゆとり教育」より、教育に「ゆとり」を。
    「子どもの無限の可能性」が生む親の不安。
    時間は有限だから、何か(英語)を入れれば、何か(国語)がはみ出す。

    理想を追求するには高度な技術を要し、その準備のために費用と時間がかかることを認識すべき。
    ★教育という「魔法の杖」、教育改革という「魔法のランプ」...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    [ 内容 ]
    「教育改革」を語る前にフィンランドの教育を解剖してみると「格差」など日本の問題点が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1部 東京で教育の問題点を探る(親の不安はどこから来るのか;完璧な子育てはない;日本は学校に依存することで近代社会をつくってきた)
    第2部 オックスフォードで分かり合えたこ...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    父推薦。確かに面白い。著者二人、それぞれの立場からの解釈の提示が明快。
    「親は安心を買うが、安心を買うほどに不安が増す」
    「外国では社会問題になっていることを、日本は教育問題として引き受けている」
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    フィンランドの教育への注目度が高まる中で、では実際にどこがどう優れているかということや、また日本と比較したときにどこに差があるかは、単に教育の側面だけをその社会や文化という全体的な文脈から切り取って論じるのでは無理があるし危険であり、不十分であると納得した。また「絶対評価」といっても、日本の教育にお...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    やれ「自ら学ぶ力」だ小学校から英語を教えるだと騒いで、金も時間も人員も増やそうとしないのは虫が良すぎる、教育は魔法じゃないのだ、ということ。それにしても日本政府がこれほど教育に予算を渋っているとは知らなかった。
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    とりあえず、日本は情報に翻弄されすぎている。物事にはできることとできないことがある。取捨選択をせずにあれもこれもってやっていたら崩壊するに決まっているじゃないか。
    学校教育をファーストフードに例えたのは秀逸だと思った。
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    対談形式でニッポンの教育について書かれています。

    いや〜いち×2首肯しながら読んでしまいました(笑)私の考える教育論(と言ってはおこがましいですが)となんらかわらない主張がされてて、ひたすら納得。

  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    様々なところで、様々な人が議論を交わし、発言している日本の教育問題。不満を述べ、希望を語るだけでなく、日本の教育は「何ができて何ができないのか」を見極めることも大切では。
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    日本の教育の現状及び問題性、その打開策が書かれている本。対話形式なので読みやすかった。英語教育、総合学習、公立と私学の話などについて触れられていた。PISA学力調査第1位であるフィンランドを例に挙げながら日本の教育がいかに欲張りであるかを浮き彫りにしている。
    教育について知りたかったり考えたかったり...続きを読む
  • メディアをつくる! YouTubeやって考えた炎上騒動とネット時代の伝え方
    YouTubeチャンネルを開設した池上彰と増田ユリアが、自身のYouTubeチャンネルの経験を通じて語った一冊。

    今までの池上彰の本みたいに世界情勢の分析などはないが、YouTuberとしてのスタンスは見て取れた。
  • メディアをつくる! YouTubeやって考えた炎上騒動とネット時代の伝え方
    軽いスナック菓子だった。あの多忙な中で、こんなものにまで手を出していたのかとびっくり。しかも、そこでも“炎上”という形で注目を集めている。「炎上はごく一部の人が書き込んでいるにすぎない」「安心、安全な動画共有」「表現する自由、学ぶ自由を提供する場」「好き勝手に発信できるし受け取れるというそのユルさが...続きを読む
  • 感染症対人類の世界史
    感染症がいかに世界を変えてきたかを教えてくれる本。スペイン風邪はインフルエンザだったとか、ウィルスと細菌の違い、ペニシリン(抗生物質)の開発等知ることが出来て良かった。感染症という人類の敵の前に人間同士の争いを止めようという、国連総長の言葉や、温暖化による新たな病原菌の誕生、資本主義により利益優先で...続きを読む