増田ユリヤのレビュー一覧
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フォルクスワーゲンの前身は、ヒトラーによる国有企業だったというのは本書で初めて知りました。
お三方の知識の深さや頭の回転の早さに驚き。
当たり前ですけど、池上彰さんは特にさすがでした。「カナン」と聞いて「聖書に出てくる約束の地」ってすぐに解説出来ます?!その割に雑誌VERYの内容に笑ってしまうあた...続きを読むPosted by ブクログ -
ファイザーやモデルナなどの新型コロナワクチンに応用されているmRNAワクチンの開発者について書いた一冊。
旧東欧のハンガリーからアメリカに移住して、丹念に研究を重ねて成果を出し、今や世界の救世主となったのは本当にすごいと感じた。
そしてノーベル賞を取ってほしいと思った。Posted by ブクログ -
コロナ時代の政治危機の乗り越え方について、池上彰と増田ユリアが語った一冊。
2020年7月出版と今となっては若干古いものの、「歴史に学ぼう」という基本的な姿勢は正しいと感じた。Posted by ブクログ -
mRNAワクチンを開発した女性研究者カタリン・カリコ氏にスポットを当てた本。
ハンガリーからアメリカへの移住など壮絶な人生は興味深かったのですが、最後の山中教授へのインタビューなどちょっと構成面に?な感じがありました。Posted by ブクログ -
感染症→人口減→労働力高騰
感染症→人口減→農作物余り→価格低下
=身分差の縮小
あと、大仏の資産が出てて面白かった。4700億円で、国立競技場の3倍か!Posted by ブクログ -
まえがきに、
「この本は、ワクチンの効果を解説する本ではありません。」とあって、読むのを辞めようかとも思ったが、読み進めるうちに引き込まれた。
とはいえ、カリコ氏の生き様は我が身(というか普通の人間)と比べると図抜けてご立派としか言いようがない。参考に(真似)しようという気にもなれなかったというか...続きを読むPosted by ブクログ -
ドイツで数年生活していたので
かなり興味深く読みました。
ドイツ人が毎年楽しみにしている
シュパーゲル(白アスパラ)の収穫労働の
実体であったり、
電力プランの出どころをきちんと知った上で
家庭の契約プランを考えているとか、
ベジタリアン/ビーガンが浸透していった
裏側など。
日本でドイツは称...続きを読むPosted by ブクログ -
ドイツの○○は素晴らしい、それに比べて日本は、、、
というドイツ礼賛(らいさん)の発言をしばしば耳にします。
教育や環境問題や働き方や政治の在り方など、日本の抱えている問題に何か意見したい時に、
ドイツでできているのだから日本でもできるでしょ。と主張するための根拠にしているわけです。
「必要以上...続きを読むPosted by ブクログ -
雑誌で紹介されていたので、読んでみた。
テレビにもよく出ている、池上彰と増田ユリヤの対談形式で世界恐慌など過去のいろいろな危機をひもとき、コロナ危機の現状について解説している。
出版から1年経っているので、既に状況が変わっているが、びっくりするぐらい変わっていない状況もある。
オリンピックが、緊...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
はじめに
第1章シルクロードが運んだ病原菌
第2章世界史をつくった感染症ー天然痘
第3章世界を震えあがらせた感染症ーペスト
第4章感染症が世界を変えたー日本編
第5章世界大戦の終結を早めたスペイン風邪
第6章人類の反撃始まる
第7章今も続く感染症との闘い
おわりに
P127ルネッサンスは...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカ、イギリス、フランスの政治についてよくわかる一冊ですが、肝心の「なぜ、世界は右傾化するのか?」についての回答が弱いように感じました。Posted by ブクログ
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高3世界史選択です。
会話調で構成されているため分かりやすく、経済用語を知らなかったとしても説明をしてくれているためとても読みやすかった。Posted by ブクログ -
直近のコロナで未だかつてない悲惨な状況との感覚でいたが、改めて過去の歴史を解説して貰うと、ペストをはじめとした様々な感染症とこれまでも人類は戦ってきた(翻弄されてきた?)ことがよく理解できた。また、歴史の大きなイベント(ヨーロッパの宗教改革、第一次世界大戦など)に、実は感染症の関わりが深くあるとの視...続きを読むPosted by ブクログ
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筆者は、世界恐慌、リーマンショック、昭和初期の金融恐慌の歴史に学び、危機を乗り越えるべきだと主張する。印象に残ったのは、世界恐慌の時、フーバー大統領が議会のスムートホーリー法を承認し、関税が引き上げられることになったが、ヨーロッパはブロック経済で対抗したというくだりである。現在の米中経済対立を彷彿と...続きを読むPosted by ブクログ
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この本はこのwithコロナの時代でどう生きていくべきなのかを教えてくれるし、教科書には載ってない「感染症」の観点で世界の歴史を教えてくれる。
238ページとページ数も長くなく、難しい言葉も使われていないため、歴史が苦手な人でもこの本は読みやすいと思う。
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現在発生している新型コロナによる経済危機の原因や各国の対策状況を簡単に解説し、かつ、過去の恐慌に時の政府はどういった対策を取ってきたかを確認するための対談本である。
特に、世界恐慌時のフーバー大統領とルーズベルト大統領の政策比較はわかりやすく、たしかに腹落ちさせられるものであった。
また、過去の...続きを読むPosted by ブクログ -
感染症が戦争を終わらせ、新しい宗教を生み、国を滅ぼす、、、この本を通して、人類と昔から闘ってきた歴史と、ウイルスの計り知れないパワーを学ぶことができた。
今自分がみているコロナウイルスは非常に狭い範囲で、きっと世界では予想もできない何かが動いてるんだろうと思った。Posted by ブクログ -
印象に残ったのは、奈良時代の大仏造立の原因のひとつに天然痘の流行があったことである。感染症がきっかけで、当時の日本の社会が大きく変わったことが理解できた。コロナについての記述は少ない点は不満足だった。だが、自分のように世界史に詳しくない人にも、感染症の歴史について、分かりやすく説明されている。過去の...続きを読むPosted by ブクログ
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この本から、政治への無関心が国を間違った方向に進めてしまうということがわかった。
ヨーロッパでは日々、町中で政治について議論されているという。過激すぎる行為ではあるが、デモで国に直接的に意見を訴えたりもしている。
自分も、良いことは良い、悪いことは悪いという意見を自分自身で持ち、友達同士でもたまには...続きを読むPosted by ブクログ