樹島千草のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
10年夢を持ち続ける。
簡単なことじゃないし現実をみて
諦めたくなる瞬間は何度もあると思う。
それでも大切な人の存在に支えられて
約束や思い出を思い出して頑張れるって凄い。
私は夢を持ち続けられなかった。
夢を抱いては現実を鑑みて諦めてきた。
吹奏楽に出会ってホルンを始めた。
コンクールを通して強豪校に憧れた。
並々ならぬ努力が必要だけど
コンクールで全国に行きたい。
吹奏楽を通して沢山の仲間に出会い
様々な経験をしたいし
いつか誰かに憧れる人になりたいと思っていた。
実際に吹奏楽強豪校のオープンキャンパスに参加して
体験入部してみたけど
勿論私よりはるかに上手な人が沢山いて
その環境に身を置く自信がなくなった。
小児外科医、救急医、歯科医を目指して勉強していたけど
当時の学力が足りなくて現役合格できなかった。
浪人しても目指そうとしてたけど
一年で合格する自信なくて
強い気持ちを持てなくて
不安になって看護師の道に進む決断をした。
夢や憧れに向かって動いてみて
向いてないな、この道じゃないなって
諦めたことは今でも後悔してないし
これで良かったと思えている。
だけど挑戦する前から諦めようとした夢は
何年経っても諦めきれてないし
いつかその時の選択に後悔する日がくると思う。
結婚して過程を築くと
今より夢に向かって動きにくくなるのではと考えると
独身の今しか挑戦するチャンスがないと思う。
今があるのはその時々で
自分で選択して決断してきたからだし
様々な経験をして成長することができたから
これで良かったと思えてるし満足してる。
でもね時々なんだけど
もしあの時に別の選択をしてたら
どんな景色を見れたんだろうって考える時がある。
この映画を観た時
自分の気持ちに素直になって夢をおいかけたい。
何年かかるか分からないけど
‘’耳をすまして‘’心の声を聴かないと。
そう思いました。
私はもっともっと物語の世界に入って
現実では経験できないような体験してみたい。
いつか夢を現実にして
誰かの背中をそっと押すことができる
誰かの心の支えになれる
あと少しだけ頑張ろうって思うきっかけとなる
そんな人に成長できたらいいなぁ。
〈映画キャスト〉
1998年
月島雫▷清野菜名さん
天沢聖司▷松坂桃李さん
杉村竜也▷山田裕貴さん
原田夕子▷内田理央さん
堀内部長▷音尾琢真さん
津田みどり▷松本まりかさん
高木洋輔▷中田圭祐さん
月島靖也▷小林隆さん
月島朝子▷森口瑤子さん
園村真琴▷田中圭さん
おじいさん▷近藤正臣さん
1988年
月島雫▷安原琉那さん
天沢聖司▷中川翼さん
杉村竜也▷荒木飛羽さん
原田夕子▷住友沙来さん
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本書のジャンルとしてはスリラーやサスペンスの部類だと思うが、連続殺人鬼をただ追うのではなく、怪しく見える人物が何人も登場するので推理をしながら読むのも面白い。
ただ、推理だけで解けるものでもない部分もあるので、完全に著者との知恵比べと思って読む物でもない。主人公との関係や犯人の心理も含めた事件の背景が明らかにされていく様子こそが面白く、この物語のキモだろう。
最後の種明かしは本書の事件とエピローグ的な過去の事件の二段階となっている。続編なんて考えていないような大オチで、最後の最後で副題のもう一つの意味(殺人鬼ってそういう意味だったのか!)を回収して、事件解決の安心感を打ち消す不穏な後味の悪さを残しながら幕を閉じる。
本書の良さは主人公も含む登場人物のささやかな喜び、心の葛藤や異常心理といった正負両面の心理描写が豊富で緻密な点だと思うが、この心理描写は個人と集団心理で正反対の印象だった。 個々の人物の心理描写は細やかで、キャラクターの幅も広くてとても良かったと思うのだが、集団の心理(主にマスコミやインターネット配信者)となるとその良さが無くなり、画一的でデフォルメが効きすぎているように思った。個人の心理が密に描かれているだけに、個の集合体である集団の心理が粗く、ベタ塗りのように見えてしまい、悪い意味で対照的に映ってしまった。
とはいえ、物語の核心は個対個の追いかけっこであり、心理的にも距離のある”周り”は遠くから場を形成しているだけなので物語の面白さを損なうと言うよりはたまに粗が目立つ箇所がある程度ではある。
良いところである心理描写のなかで特に見所となるのは、日常に潜む異常心理についてだ。異常な部分を緻密に描くだけでなく、正常(善)な部分との対比が随所に見えることでこの異常さが際立だっている。
この対比も正常(善)と異常(悪)の単純な二項対立ではなく、様々な具合で2つの成分が混ざり合った登場人物たちの精神性や環境が異常な部分を目覚めさせてしまう様を見せることで、連続殺人鬼を世間から乖離した異常者ではなくシームレスに日常(正常)とつなげてしまっている。
これにより、平穏に見える生活の中にも大小様々な異常心理が潜んでいることを覗わせ、よく知っていた場所が事件に関わったのを契機に伏魔殿になってしまったような、心を休める場所が無くなってしまったようなスリリングな雰囲気を生み出している。
周りすべてが敵のハードボイルドな展開ならば全方位に警戒していれば良いので読者としてはある意味では楽なのだが、本書は、優しく守りたい人々と、優しいだけではなかった人に、気の毒なだけではないことがわかってくる依頼者、疑わしかった味方と、印象と実態が必ずしも一致しない登場人物達に囲まれていて緊張感に緩急がつく(そして”緩”が間違いだったと後でわかったり)。そのおかげで物語の範囲が狭かったり、捜査が劇的な進展をみせないように見えても途中で飽きることなく読むことができた。
読み終わった時は本作のオチで続編は無いと思っていたのだが、本書と同じ副題を冠する続編『腸の器』が刊行されている。
本作で主人公の秘密が明らかになり、かなりアイディアを使い切っていないかと思っているので、続編はタイトルからもただグロテスクさに偏ってしまわないか心配ではある。 それでも本作が面白かったことと、本書のあとの晃平と彗の関係性でどうやって事件に挑んでいくのか、続編の事件と彗に関係があるのかといった興味は尽きないので「読みたい」書籍へ入れておくことにした。 -
Posted by ブクログ
樹島千草『剥製の街 近森晃平と殺人鬼』集英社文庫。
書下ろしの連続殺人事件を描いたミステリー。
猟奇連続殺人事件をテーマにしたミステリーということで興味惹かれて読んでみた。ライトノベルのような雰囲気の中、なかなかハードな事件が描かれる。しかし、探偵と連続殺人鬼が血で血を洗うような闘いをする訳でなく、割とあっさり確保されることに拍子抜けした。
途中、人形劇のフライヤーというのが何なのかよく解らず、ネットで検索したが、それがどうして重要な鍵になるのか解らなかった。
主人公の25歳の近森晃平が探偵事務所を営む街で怪事件が続く。ある日、近森の元に秋月瑠華という女性が現れ、紛失したスマホを探して欲しいと依頼する。
瑠華の夫は何の前触れもなく失踪し、半年後に剥製にされて戻って来たのだ。夫との思い出が詰まったスマホは夫が失踪した日に紛失していたと瑠華は訴える。瑠華の夫のようにある日、何の前触れもなく一人の人物が失踪し、半年後にその人物は物言わぬ剥製となって家族のもとに戻ってくるという異常な猟奇殺人事件が3件も続いていた。
晃平は瑠華の紛失したスマホが猟奇連続殺人事件の犯人が入手している可能性を考え、幼馴染の美貌の彗と共に事件の調査を始める。2人が事件を追ううちに11年前に起きた猟奇連続殺人事件『キャトル事件』との関連が見えて来る。実は晃平は『キャトル事件』で両親を殺害されていたのだ。
本体価格640円
★★★★ -
Posted by ブクログ
金曜の仕事帰りにご褒美時間。
駅前の書店に立ち寄る時間。
表紙とあらすじで購入しました。
失踪した人が半年後に剥製として発見される。
連続怪事件が発生する街で探偵業を営む晃平と、
人を狂わすほどの美貌を持つ幼馴染の彗。
被害者遺族の依頼をきっかけに調査を始める。
晃平が巻き込まれた過去の事件との繋がりが…?
数時間で読めました。
ライトノベル?のような印象でした。
「漣の王国」の後だったから余計かもしれないです。
気になったのはこのテーマ。
なんで剥製?というところ。
猟奇殺人はなぜ起こるのか。
登場人物がみんなあやしくて無駄がありませんでした。
被害者遺族の人生が大きく狂い、
人としての感情や、環境を壊される。
ラストは…おおおお…となりました。
ぜひ気になる方はご一読を! -
Posted by ブクログ
今日は終戦記念日。(言葉にするたびに「記念か?」とも思うけども)あんなおぞましい、愚かな争いは繰り返してはいけないし、世界でいまだに消えない紛争の存在のことも、考えていかないといけないと思う。…なんにもできないけと(涙)
太陽の子、先に映画を観た。時期も時期だし、亡くなった三浦春馬くんの生きてる姿を見たいなって、そんな動機で選んだ映画。普段、子どもたちのお世話と仕事と家事とで、なかなかゆっくり時間は取れないから、こういう強制的に別空間に連れてってもらえて、考えさせられる時間、貴重だな〜って改めて思った。映画が先だと、映像でイメージできる良さと、文章を読んだ後に隙間を埋めていくような工程が重なって、これはこれで良い。あのシーンはこういう背景が隠れていたのか、などと理解が進む。逆に言うと、この本は本だけでなく映像も見てほしい、と思う。