樹島千草のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
10年夢を持ち続ける。
簡単なことじゃないし現実をみて
諦めたくなる瞬間は何度もあると思う。
それでも大切な人の存在に支えられて
約束や思い出を思い出して頑張れるって凄い。
私は夢を持ち続けられなかった。
夢を抱いては現実を鑑みて諦めてきた。
吹奏楽に出会ってホルンを始めた。
コンクールを通して強豪校に憧れた。
並々ならぬ努力が必要だけど
コンクールで全国に行きたい。
吹奏楽を通して沢山の仲間に出会い
様々な経験をしたいし
いつか誰かに憧れる人になりたいと思っていた。
実際に吹奏楽強豪校のオープンキャンパスに参加して
体験入部してみたけど
勿論私よりはるかに上手な人が沢山いて
その環境に身 -
Posted by ブクログ
樹島千草『剥製の街 近森晃平と殺人鬼』集英社文庫。
書下ろしの連続殺人事件を描いたミステリー。
猟奇連続殺人事件をテーマにしたミステリーということで興味惹かれて読んでみた。ライトノベルのような雰囲気の中、なかなかハードな事件が描かれる。しかし、探偵と連続殺人鬼が血で血を洗うような闘いをする訳でなく、割とあっさり確保されることに拍子抜けした。
途中、人形劇のフライヤーというのが何なのかよく解らず、ネットで検索したが、それがどうして重要な鍵になるのか解らなかった。
主人公の25歳の近森晃平が探偵事務所を営む街で怪事件が続く。ある日、近森の元に秋月瑠華という女性が現れ、紛失したスマホを探し -
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金曜の仕事帰りにご褒美時間。
駅前の書店に立ち寄る時間。
表紙とあらすじで購入しました。
失踪した人が半年後に剥製として発見される。
連続怪事件が発生する街で探偵業を営む晃平と、
人を狂わすほどの美貌を持つ幼馴染の彗。
被害者遺族の依頼をきっかけに調査を始める。
晃平が巻き込まれた過去の事件との繋がりが…?
数時間で読めました。
ライトノベル?のような印象でした。
「漣の王国」の後だったから余計かもしれないです。
気になったのはこのテーマ。
なんで剥製?というところ。
猟奇殺人はなぜ起こるのか。
登場人物がみんなあやしくて無駄がありませんでした。
被害者遺族の人生が大きく狂い、
人として -
Posted by ブクログ
今日は終戦記念日。(言葉にするたびに「記念か?」とも思うけども)あんなおぞましい、愚かな争いは繰り返してはいけないし、世界でいまだに消えない紛争の存在のことも、考えていかないといけないと思う。…なんにもできないけと(涙)
太陽の子、先に映画を観た。時期も時期だし、亡くなった三浦春馬くんの生きてる姿を見たいなって、そんな動機で選んだ映画。普段、子どもたちのお世話と仕事と家事とで、なかなかゆっくり時間は取れないから、こういう強制的に別空間に連れてってもらえて、考えさせられる時間、貴重だな〜って改めて思った。映画が先だと、映像でイメージできる良さと、文章を読んだ後に隙間を埋めていくような工程が重なっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ失踪した人が半年後に剝製として発見される。そんな事件が続く街で、探偵事務所を営む晃平は、被害者遺族からの依頼をきっかけに事件の調査を始める。
事件を追ううちに見えてきたのは、11年前に起きた連続猟奇殺人事件である、通称「キャトル事件」。実は晃平はキャトル事件で両親を殺された被害者遺族で……。
過去と現在の猟奇殺人事件が繋がるミステリ小説です。
主人公の探偵・晃平と、幼馴染の彗との凸凹バディ系ミステリで、ライトノベルのような軽い雰囲気とキャラの濃さに反し、登場人物たちの過去は重いし、事件もグロテスク。全体的に暗くてなかなかに後味悪いです。
身内が犯罪に巻き込まれた時、理解できないと分かりな