樹島千草のレビュー一覧

  • MY (K)NIGHT マイナイト

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    カバーを観て手に取った1冊だけど
    手に取って良かったと思えるくらい
    素敵な物語でした。

    一晩だけでも幸せな時間になるように
    奮闘するデートセラピストたち。

    “世界を変えてこい”って言葉格好いい。

    3人の女性の悩みは
    全くあり得ない悩みではないし
    現実にも確実にある悩みだから
    もやもやしてたことが
    少しだけ晴れるような気がする。

    少しずつもやもやが晴れていくのを
    繰り返していくうちに
    気がついたら明るい世界が
    広がってるんだろうなぁ。

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    2024年08月18日
  • 映画ノベライズ 耳をすませば

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    ネタバレ

    聖司と雫の10年後。物語のその先がどうなっているのか、とても気になる内容だったので、この本が目に留まった時に読みたい!という衝動に駆られた。
    そもそも、10年も会わずに電話や手紙だけのやりとりで続いていること事態、凄いことだと感じた。
    現在は携帯があるので、簡単にやり取りができるが、2人は10年もの間、電話で声を聴き、手紙でお互いの状況報告をしていた。
    私なら会いたいという気持ちが抑えられずに会いに行ってしまうだろうなと感じたが、ここは2人の精神面での強い繋がりがあったからこそ出来たことなのではないかと感じた。
    2人とも夢があり、それに向かってひたむきに頑張る姿や、お互いを気持ちの拠り所として

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    2022年12月06日
  • 映画ノベライズ 耳をすませば

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    ネタバレ

    ジブリの作品の中で「耳をすませば」が1番好きな私。その作品の10年後が映画になる、しかもノベライズも出ている、と知り、知りたいような、知りたくないような葛藤をしつつ、購入してしまった。

    雫と聖司の10年後。2人の現在が、懐かしいエピソードを挟みつつ描かれている。
    雫は分かるけれど、聖司がチェロというのは……。
    なんだかいろいろ無理があるようにも思えたし、正直に言えば、この「続き」は知らなくてもいい気がした。
    おそらくあの作品のファンならば、この「続き」のようなエピソードは、2人のその後として既に読者の心の中に描かれている気がするから。

    私は、だけれど、この本を読んで、実写は見たくないなと思

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    2022年10月07日
  • トナリの怪談

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    幽霊の類いや人のオーラが見える僕。幼い頃から見えていたので、今に至るまでにうんと恐ろしい目にあったり、不思議な体験をしたりと本当に様々な体験をしてきた。今日はそんな数々のエピソードの仲から面白いものをご紹介したい。

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    オーラを見てその人の現状を言い当てるということで有名な芸人さんらしい。(失礼ながら、私は初見です……)幼い頃から幽霊の類が見えていたはやともさんが実際に体験したり、人から聞いた話の中から、これぞというエピソードをいくつか抜粋して書き綴られている本書。怪談話ということなので、幽霊の類の話が当然中心になるだろうと思って読んでいたが、幽霊の話とオカルトやスピリチュアル的な要

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    2022年04月04日
  • 太陽の子 GIFT OF FIRE

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    絶望的な状況のなかで実験を続けていく姿が痛々しい。生きることの意味をこの時代の若者が教えてくれる。だけに、三浦春馬のことを思い出すと悼む。

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    2022年02月06日
  • 太陽の子 GIFT OF FIRE

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    映画観たいと思ってたけど、キャストの事情でちゃんと観れる自信がなくて、本に手を出してみた。
    映画を本にしたものなので、情景が思い浮かびやすかった。


    なぜ戦争をやってはいけないのか
    なぜ戦争をしてしまったのか
    なぜ戦争をとめられなかったのか
    色んな事情があるのかもしれないけど(それはなかなか理解できないと思うけど)

    ある一家の、ある青年たちの、ある学者たちの、その姿に焦点をあてたことでよりリアルに伝わってくる。
    その研究はどう考えても無謀でしょーと思えるけど「延々に完成されない研究」をわざとやっていたのかもしれない。


    こんな時代に生まれなくてよかった と思うのではなくて、いまもどこかで

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    2021年11月15日