【感想・ネタバレ】月夜の探しもののレビュー

あらすじ

高校に進学した冴島亘は、三年前、父が病で亡くなってしまってから不眠に悩まされていた。その症状が出るのは、母が夜勤で不在の夜だけ。そんな中、幼い頃に父が読んでくれた絵本に、よく眠れる「魔法の呪文」があったことを思い出した。それで不眠が治るわけでもないと知りつつも、その呪文が気になった亘は絵本を探そうとするが、タイトルも著者も分からない。どうしようかと悩んでいると、同級生で問題児と噂のある三枝致留も同じ絵本を探していることを偶然知ってしまう…。絵本と父の思い出をたどる、成長と友情の青春小説!

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Posted by ブクログ

じわりと胸にしみ入る青春小説だった。
不眠に悩まされる主人公が忘れられないとある絵本、不良生徒、はまりそうにない一つ一つがカチリと合わさった時の気持ちは何とも言えなかった。
青春小説に少々のミステリ的要素、という具合で大きな驚きこそないけれど、この本はそれがいい。学校の教師たちもキャラが立っていて「こんな学校に通いたかった」と本気で思った。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

父親が残した絵本を探す息子たち。
交わらないかと思ったところが交わると、中々深い関係になれそう。
サッカー部のお菓子作り得意な子も好きな道を歩んでいけるといいな。

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2025年08月07日

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