山岸ほくとのレビュー一覧
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購入済み
青春
いいですねー、いいですね〜。
青春、未熟な青年期、同性愛の葛藤、自分の狡さと向き合う。。
作者様後書きで「これが描きたかった!」というのと、レビューコメントが意思疎通できてて、すっごいいい作品だなっと思いました。
今時点で評価が4.2なんですが、何でしょう。
流行りに乗った4.7より価値のある4.2といいますか。
安心安定の王道の良作の素晴らしさよ。
繰り返し読む系の作品。 -
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いろいろな意味で痛くなります。六青センセお得意の時代劇主従もの!第1章は、雑誌掲載を改稿したもので、第2章は書き下ろしです。
とにかく、読めば誰でも悲惨な運命にも負けず立ち向かい、愛する人とともに生きようとする、主人公夏月に応援を惜しむことはできなくなるはず。全編、とんでもなくひどい目にあっています。ま、そこは六青センセの作品だと言うことをちゃんとわかっていれば、くじけず?読み通すことができますので。
主従関係で、受の夏月が主で立場が上、攻の忠影が寄り添う従なのが萌えるところ。忠影がとてもストイックにならざるを得ない。夏月のことが好きで好きで仕方ないのに、そこを押し殺して一歩下がった関係。 -
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Wildシリーズ第3弾(完結)
Wild Wind Animal Trail1――2008年 6月 Comic Magazine LYNX VOL.20掲載
Wild Wind Animal Trail2――2008年 8月 Comic Magazine LYNX VOL.21掲載
Wild Wind Animal Trail3――2008年10月 Comic Magazine LYNX VOL.22掲載
Wild Wind Animal Trail4――2008年12月 Comic Magazine LYNX VOL.23掲載
Wild Wind Animal Trail5――20 -
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【あらすじ】 「今、決まった相手がいないのなら、私とつきあってみるか?」4年前、大手総合商社に勤める藤近は、ブランド・マーケティング部の部長である右城の誘いを受け、彼の「愛人」となった。妻と娘を持つ右城とは身体だけの関係―右城に惹かれながらもプライドの高さから想いを告げられず、そう割り切ってきた藤近。だが悦びと安らぎをくれる男の腕が決して自分のものにならないことに、心は痛むばかりで。 13歳年上の右城と愛人関係を続けてきた藤近。幼い頃、母親に捨てられた過去を持つ藤近は、右城との恋に対しても、いつか捨てられるのではと臆病になっていた。
おじさまに翻弄されてしまいました。余裕たっぷりいけずな右城 -
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【あらすじ】 朝、目が覚めて耳に届く雨音に、志水は深い溜め息をつく。容姿・頭脳・人柄と揃い、30歳で課長と順風満帆な人生を歩む彼だが、どうにも克服できない欠点があった。それは「雨男」だということ…。入社式の司会を務める日、雨のなか鬱々と出社した志水は、高校時代の宿敵、「晴れ男」の泉と再会する。中途採用で転職してきたという彼を、以前と変わらず、疎ましく思う志水。けれど「晴れ男」を利用することを思いつき、泉を自分の部下に据えるが。
リーマン好き、同級生好き、強気受好き、やり手攻好き、やんちゃ攻好き、身長さがないの好き、なので、もう最初からツボ。
書き下ろしは成就した二人の戸惑いの話。
志水の言葉 -
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高校生同士の話。攻受それぞれ17歳と年齢に見合った未熟さがあって、それがなんともたまりません…
勇貴がものすごく好きで好きで、それでも想いは隠し通してきた向陽は、高校生の思い描く理想のカレシのイメージそのものです。モテるし、バスケ部で背も高くてカッコいい。
勇貴はそんな理想的な男が万が一にも男の自分を好きになるわけがない、と思っていたのに、ずっと友達として接してきた均衡が崩れてしまう出来事が起きてしまうのです。
高校生の男の子同士が付き合うことで感じる蔑視、羞恥、疎外感などの「負」の感情を読み手に真っ向から問いかけてくるストーリーです。
からかわれる事で自分たちをどうしても正当化できない、向 -
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ネタバレ大国の支配する国の中で生きる少数民族の攻と受。
攻は褐色の肌と独特の慣習を持つ民族、受は鳥と人とのハーフで羽を持つ民族。
気位が高く見た目も美人な勝気受は、鳥人族を率いる長です。
その辺のBLの女性と見紛うような……までは同じ設定ですが、なんといっても男らしい受です。
見ていていっそ清々しいくらい、男らしい。
攻も寡黙で少し強引で、もう萌えツボが刺激されまくりました。
ストーリーもリンクス得意の2段組でみっちりガッツリ。
ファンタジーの中でも、これは結構冒険したなー……というような。
霊長類と鳥類のミックスである鳥人たちのこどもは『たまご』です。
しかも年に二回の『発情期』以外はものの見事に -
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ネタバレ新書購入
現代・学園物、だが。
生々しいジュネ(ボーイズラブ)。
受の子勇貴は健気に攻の子向陽を愛している。が、向陽はストレート。
眠っているところを勇貴にキスされて、驚いて心無い言葉をたたきつけ、傷ついた勇貴はそのまま同性愛の先輩に誘われるまま寝てしまう。
その後も、向陽は勇貴を無視したりするので、勇貴は自分を守るために、向陽を無視し始める。すると今度は突っかかってくる、向陽。(むかむかしますね、この攻)
いいのは、顔だけですな、この攻。
その後、はれて恋人同士になった二人。
でも、向陽はホモだとばれたくない一心で関係を隠し、みんなの手前、ホモなんてキショイと言って勇貴を深