前田育男のレビュー一覧
-
文章で感動させられる、魂を揺さぶらさせると言うのはこういうことかと思った。芯に信念を持ち言葉を厳選することの重要性を再認識した。Posted by ブクログ
-
デザインへの想いが詰まっていて良かったです。
デザイン駆動型開発って感じました。
ドイツも日本同様にミニマリズムの美意識があるが、異なるミニマリズムである主張にグッとくるものがありました。Posted by ブクログ -
とても刺激を受けた
・マツダのブランドをどのように改革し育ててきたか
・デザイナーにとっての言葉とカタチ
・ご神体づくりPosted by ブクログ -
マツダ本の中でも圧倒的に面白い。スカイアクティブは触れられてきたが、同時に始まったデザイン革新についてはあまり触れられてこなかった中、張本人が濃密に語り尽くした。デザインそのものや産みの苦しみだけでなく、デザインの一貫性独立性を確保するための組織間の縄張りまで緻密に描かれている。Posted by ブクログ
-
フォード体制から日本人生え抜きのチーフデザインオフィサーになった前田育男が、マツダのデザインをCIとして再生し、再構築していく物語。「大切なものは自分の中にある」。魂動デザインを作り出すために、マツダの歴史をひもとき、アイデンティティーから説き起こすことによって、持続的にマツダデザインを確固たるもの...続きを読むPosted by ブクログ
-
個人として「やりやいこと」 と企業として「やるべきこと」の狭間で悩むのは、特にアーティスト系の思考をもった人に多いと思います。
マツダが近年、この「やりたいこと」と「やるべきこと」を調和して企業のエネルギーに変換している点は世界が評価している点ですよね。
ここが最近のトヨタにも深い影響を与え、トヨタ...続きを読むPosted by ブクログ -
車の買い替えを検討していて、マツダが今のところ第一候補なので。著者の前田さんの本は以前も読んでいて、マツダのデザインの考え方は知っていたが、実際に試乗してみて、車を調べてみて、本書を読むと理解が進む。この10年、車種ごとのネーミングをやめ、数字で統一し、デザインも魂動デザインという日本を意識したもの...続きを読むPosted by ブクログ
-
マツダ車。
10数年前、ビアンテという車を見たとき、なんてダサい車だろう、誰がこんなものにOK出したんだ、と思った記憶がある。
最近のマツダ車、どれを見てもカッコいい。
ディーラーもさっぱりしていい。
ユーノスロードスターに乗ってたころ、マツダのディーラーに行ってその芋臭さに驚いたことがあるが、確...続きを読むPosted by ブクログ -
複数ある自社のサービスのUIやUXをどう統合的にして行くか、あるいはUIやUXをどう競争優位性にしていくか、誰にそれを任せるかということを悩んでいた時に会社の人が「これを読むことをお勧めします」と言って渡してくれた本。上記のような課題についても参考になったが、何よりも現在のマツダのデザインがどのよう...続きを読むPosted by ブクログ
-
ブランドは、その企業のアイデンティティ
つまり、内側にある本質、信念や志であり
最上位概念である。経営は未来への展望を
見せる必要があり、ワクワクするモノが
必要である。消費者が欲しいモノに企業が
寄せていく必要は無く、企業の志に基づい
た、メーカーの意志を示す商品を提供する。
それを提供するには、...続きを読むPosted by ブクログ -
「魂動 KODO」2009年
カタチと言葉でイメージを共有する。
生命感を表現する。
「靭 SHINARI」2010年
野生のチーターから立体のフォルムに落とし込む。
ブランドは作品から作る
デザイン決定権、さらにブランドを
マーケティングから、ものづくりの側に移管
プロトタイ...続きを読むPosted by ブクログ -
マツダユーザーになったばかりだが、よりマツダに親しみを覚え、次を期待する内容。うまくいけば後はなんとでも言えるもんだ。Posted by ブクログ
-
本書にはマツダの"魂動"デザインがどのようにして誕生したのか、その経緯や葛藤について記述されている。特に強く印象に残っているのは2箇所。
「私に言わせれば、大事なものは常に外ではなく自分たちの中にある。(p.53)」、「他人の言っていることを受け入れられなくなってしまった瞬間からもう自分しか残らな...続きを読むPosted by ブクログ -
デザインのお勉強。
つまりブランドには、一定の「様式(スタイル)」というものが不可欠なのである。様式はどんな細かなものにでも適用される。キーフォント、キーカラー、キービジュアル、広告の打ち出し方、ネーミングのセンス、車であれば販売店の建築様式、店のインテリア、販売員の制服、話し方、営業方法……...続きを読むPosted by ブクログ