板倉雄一郎のレビュー一覧

  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    ネタバレ

    以前から気になっていて、手に汗握るストーリーですね。ネットバブル時代のスタートアップの名著とも呼ぶべきかと。

    マイクロソフトの成毛さん、古川さん、アスキーの西さん、docomoの夏野さんなど今でこそ著名な方々の若かりし頃が名前付きででているのですごい時代だったんだろうなと改めて思います。まさか夏野さんが副社長をしていたことも知らなかったです。

    「終われもの」とあわせて読むと、あらためて社長業は、「人」と「お金」に右往される職業であり、慎重にならないとなと考えさせられます。

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    2021年05月09日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    起業を目指すなら必ず目を通すべき書と感じた。
    特に会社がどういった経緯で倒産していくのかが、生々しくリアルに記されており、こうした経験談から得られる学びは、成功談よりも遥かに有意義なものだと感じた。

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    2021年03月21日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    良書。
    読んでいて緊張感がある上に学びも多い。

    新しいアイデアが事業になり、それを成功させるための様々なプロモーションや提携、マーケティング活動が生々しく描かれている一方で、金融改革といった外部環境の前には太刀打ちできなかったこと、内部である自社組織を蔑ろにしてしまった失敗談の描写のコントラストが心に刺さる。
    時代の波に踊らされたと言えばそれまでだが、その波に乗って踊れる人間はごく僅か。波から落ちない人間ではなく、落ちたとしても這い上がれるだけの力を持っている人間こそ挑戦すべきだと考えさせられた。

    起業家と経営者は求められる能力が異なるというのは、言われてみればそうだが、気づけていない視点

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    2018年11月03日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    ハイパーネット板倉社長の壮絶な起業物語。
    このような生々しい失敗事例は中々表に出てこないので、貴重な1例としてとても興味深かった。

    ストーリーの中で、孫正義氏やビル・ゲイツ氏、若き日の夏野剛氏まで出てきて、「こことここが繋がっていたんだ!」という驚きもありながら、あっという間に読み切ってしまった。

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    2017年06月10日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    ネタバレ

    資金繰りの重要性が学べる一冊。意思決定者であり、0→1を生み出す役割にあった社長が資金繰りに翻弄されて、hン来の役割を果たせず倒産まで追い込まれるまでの記述のリアルさを疑似体験できた。

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    2014年04月13日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    並の小説より余程面白い。このベンチャー社長らしい傲岸不遜さこそ、冒険潭の主人公に相応しい。結末が判っていても、次々と起こるイベントの数々に踊らされる。特にビル・ゲイツとの会議(破滅の序章)、終盤の銀行の掌返し(リアル大和田常務)のくだりは抜群に面白い。

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    2013年10月17日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

    購入済み

    恐怖の経営本

    南場さんの著書 『不格好経営』内のヘッドハントで「この本を読んで、心が躍ったら来てくれ」という言葉が出てきたので興味が出て読んでみました。

    当時の板倉雄一郎氏の会社のスピード感がそのまま文章になっているようで、一瞬で引き込まれ、一晩と少しで読み終えました。

    スピード感に流されて、頭の整理が追いつかないまま読み終えて感じたことは ”恐怖”
    確かに心は躍るけれど、絶対その場に身を置きたくない。
    バットエンドが決定している本なので、いつ終わるのかということを頭に置きながら読むこの本は、さながらホラー映画に近い。

    本来なら経営の失敗を学ぶ本のはずだけれど、自分に置き換えるのが怖すぎて学習には使え

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    2013年09月08日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    これは、面白かった!
    南場さんの「不恰好経営」に紹介されていて、茂岩さんが参画する際の、こんな本読んでみてワクワクしたのなら来なよ、のシーンの本。
    90年代半ばのベンチャーブームとインターネットの走り、15年近くたった今だからこそ振り返られる、当時としてはもの凄いビジネスモデルだったんだろうな、と。

    97年に自身の破産も踏まえながら、時代の流れを予言している。

    確かに経営者として問題は複数あったかもしれないが、時代に果敢に挑戦し、先駆けとなって散っていった本として、かなり面白い本です!

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    2013年08月16日
  • 社長復活 ぼくが再起業した理由

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    1997年、自身の会社「ハイパーネット」倒産からさらに幾たびの挫折を経て高らかと復活宣言をした板倉雄一郎氏の著作です。現代版の『ボイスリンク』についてのヴィジョンと、ネットの未来を語りつくすものです。





    あの男がビジネスの世界に帰ってきた!1997年に自身の会社『ハイパーネット』を倒産させ、その栄光と挫折のプロセスを『社長失格』で自身の失敗を克明に記録した板倉雄一郎氏が復活ののろしを揚げたものである、と僕はそう解釈させていただいております。

    ここには『社長失格』で記されている『事実』の『その後』の物語です。すべてを失った板倉氏は実家に戻り、その過程を書籍という形で記録することを思い立

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    2013年08月10日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    ハーバードのケーススタディのように多くの気づきや学びを得ることができます。本書の中でいくつもの「決断」がありますが、自分だったらという視点で読むといいと思います。一番印象に残ったのは日々の業務に追われ、経営で一番重要な「ヒト」のケアを怠ったのが失墜の始まりだったという点です。

    人生にもビジネスにもタラ・レバはないが、もし当時の金融情勢が違っていたら倒産はなかったのではと思ってしまいます。これから起業を目指す人には絶対にオススメです。

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    2019年01月16日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    1990年代にハイパーネットというネット広告を軸にした会社を興した起業家・板倉雄一郎氏の自伝的著書。板倉氏が20歳の頃から始まり、ハイパーネットの栄華〜倒産までが事細かに記されている。97年12月の自己破産からわずか10ヶ月後に出版されたということもあり、当時の状況から板倉氏の心情まで臨場感豊かに語られており、物語としてシンプルに惹き込まれた。残酷で生々しい倒産の物語をここまで細かく本にした理由を、板倉氏は「失敗のケーススタディ」として活かされるためとしている。その目的通り、四半世紀がたった現在でも学べる部分は多い本だった。

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    2022年02月09日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    私も使っていたHot Cafeの社長板倉さんの本

    生生しいベンチャー企業社長としての苦しみ、裏切り、高揚感、はたまたビルゲイツとの出会い等々、一冊の本の中にジェットコースターのような凝縮された時間が詰まっている。

    なんでも手作り、手探りだったインターネット黎明期の雰囲気を感じるにはとても良い本

    一回読んでいきましょう

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    2021年02月11日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    とても面白かった。
    まず、文章がうまい。小説を読んでるかのように読み進められる。
    あとバブルの残り香(経験してないけど)みたいなのがして、なんだかタイムスリップしたかのうな感覚になった。

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    2021年02月09日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    目的: 会社経営において重要なことを学ぶ

    結果: ベンチャー経営のおもしろさとそれに伴う大変さ、そして経営が傾き出してからの周りの変化と、資金繰りの難しさ等の話が包み隠さず書かれており、内容全体を通して学びがあった。

    ベンチャーを設立してから、倒産するまでに、どう言うことが起こるのか、必要なことは何かを理解できるので、ベンチャーを起業しようとする人には必読の書かと。

    ★気付き・学び

    1.中小企業における全従業員との密なコミュニケーションの重要性

    著者が考える失敗の要因の1つに、米国での事業展開に注力しすぎ、社内の人間とのコミュニケーションが疎かになり、無理難題を与えた時に従業員一人一

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    2019年05月12日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    どの選択肢が正解なのか、時間が過ぎなければ分からない。自分ならどう決断を下すのかを考えながら読んだが、それだけでもものすごいプレッシャーを感じる。本書を読んで、社長として会社を切り盛りしていくのには、何かを生み出すという閃きの才能だけでなく、経営者として会社を運営していく力量が必要なのだと改めて感じた。板倉氏は終始お金の心配をしていた。しかし、大金を手にするにつれ、私生活が派手になっていく様子を見て悲しくなってしまった。

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    2019年06月01日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    少し前に流行った、ハードワークスの日本版。ただしこちらの方が古く、少なくともこの本の中ではハッピーエンドではない。前評判なしで読み始めたので、著者がどのような人物かも知らなかったが、いまや当たり前のデータベースマーケティングに90年代に着手し、独自の人脈を切り開きながら事業として展開したスゴイ人だった。ベンチャーブームと貸し渋りという外的な変化は個人で制御できるものではないが、不確実を踏まえたリスクヘッジの大事を学ばせてもらった良書。ちなみに著者はその後、企業家として復活しているとのこと。

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    2017年04月19日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    無料インターネット接続サービスHotcafeの考案者にしてハイパーネットの元社長板倉雄一郎氏の創業から倒産、自己破産までの壮絶な舞台裏。自分の失敗に意味を見いだそうとする氏の苦悩が読みとれる。

    私自身も当時Hotcafeユーザーで、当時のインターネット黎明期の時代性を肌感覚として知っているので、この回顧録にどんどん惹きこまれていく。

    この回顧録は、「もし自分が板倉さんの立場だったら、この失敗を予見して、回避することができたのだろうか?」という視点で読み進めると非常に勉強になる。

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    2021年08月26日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    ★分量の多い本だが一気に読めた。前半はアイデアが溢れ出る感じで爽快、会社倒産の話なので不謹慎ではあるが面白かった。失敗の原因は不確実なものに投資しすぎた、借り入れしすぎた、自前でやるには事業が大きすぎた、先行者利益を得ようと焦りすぎた、といったところか。著者は時代背景による銀行の方針の変化に踊らされたように感じていたが、思ったほど業績が伸びなかったのが痛かったのでは。というよりネット広告市場で一番のシェアを取ったのだからある意味成功したのに、市場予測が高すぎたのである。結局はコンティンジェンシープランがなかった、ということではないか。楽観的な予想に頼って次善策を用意しないとよほど運が良くないと

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    2016年06月11日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    面白い。
    会社潰す経験なんて出来れば御免だからこそ、疑似体験しておきたい。
    良質な反面教師的ケーススタディ。「自分ならどうするか?」を考えながら読むとなお有益。

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    2016年05月23日
  • 社長失格 ぼくの会社がつぶれた理由

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    IT分野における起業のスピード感、栄枯盛衰が伝わってきて非常にエキサイティング。

    時代のながれもあるが、起業分野、戦略、駆け引き、そしてやはり人脈による引きの強さを思い知る。

    起業する気がなくても良い気分転換、刺激になる。

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    2014年10月27日