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「ぼくはそのとき思った、どうやら考え方を根本から変える必要があるようだ。ベンチャー経営者として過ごしてきたそれまでのように、いかに会社の業績を伸ばしていくかという発展的な考え方から、いかにきちんと後始末するかという考えに……」(本文より)
アスキーと提携したインターネット接続無料サービスの展開で一躍脚光を浴びたベンチャー企業、ハイパーネット。ビル・ゲイツが注目し、ニュービジネス大賞を受賞、米国での株式公開を控えた同社が、なぜ1年後の97年末に自己破産したのか。銀行の過剰融資、貸し渋り、経営判断のミス、そして……。一瞬の成功から倒産までの過程を、社長自らが実名で詳細に綴る告白ノンフィクション。
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Posted by ブクログ
良書。
読んでいて緊張感がある上に学びも多い。
新しいアイデアが事業になり、それを成功させるための様々なプロモーションや提携、マーケティング活動が生々しく描かれている一方で、金融改革といった外部環境の前には太刀打ちできなかったこと、内部である自社組織を蔑ろにしてしまった失敗談の描写のコントラストが心に刺さる。
時代の波に踊らされたと言えばそれまでだが、その波に乗って踊れる人間はごく僅か。波から落ちない人間ではなく、落ちたとしても這い上がれるだけの力を持っている人間こそ挑戦すべきだと考えさせられた。
起業家と経営者は求められる能力が異なるというのは、言われてみればそうだが、気づけていない視点であった。
恐怖の経営本
南場さんの著書 『不格好経営』内のヘッドハントで「この本を読んで、心が躍ったら来てくれ」という言葉が出てきたので興味が出て読んでみました。
当時の板倉雄一郎氏の会社のスピード感がそのまま文章になっているようで、一瞬で引き込まれ、一晩と少しで読み終えました。
スピード感に流されて、頭の整理が追いつかないまま読み終えて感じたことは ”恐怖”
確かに心は躍るけれど、絶対その場に身を置きたくない。
バットエンドが決定している本なので、いつ終わるのかということを頭に置きながら読むこの本は、さながらホラー映画に近い。
本来なら経営の失敗を学ぶ本のはずだけれど、自分に置き換えるのが怖すぎて学習には使えず、単なる恐怖のエンターテインメント本になってしまいました。
しかし、面白い!
そして、時流に乗った会社の経営者などまっぴらごめんです!!
しかし、今の時代にこんなヌルいことを言っている自分は大丈夫なのだろうか・・・?
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