板倉雄一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池井戸潤の小説で、銀行の立場からの貸し渋りやらそういうやりとり、銀行の立場上の苦境はだいぶ読むが、こういったベンチャー起業の社長が最終的には自分のせいだ!と言ってはいるが私は読んでて銀行の厳しい取立てに際してどうも人間身を感じないというか。。。
なんとも、言えない一冊でした。
特にノンフィクションというリアルな社長の言葉だけに胸に迫るものもありました。
にしてもこの人の発明や発見、どんどん湧いてくる発送やビルゲイツと渡り合うやりとりなどは、日本のベンチャービジネスの中にいる大物とはこういう人のことを言うんだろうな。。。
と。あまりの頭の作りの違いに驚かされます!!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ生々しい。この本は日本のネットベンチャーの最初期の段階に脚光を浴びた経営者が、マーケティングや財務戦略の失敗から最終的には自社の破産と自らの自己破産に至るまでを克明に描いた自伝である。
とにかく表現が生々しいし、文章の読みやすさも相まって一気に読んでしまった。NTTドコモのimode成功の立役者であり、現在はドワンゴで活躍する夏野剛氏が経営に参画するシーンや、ネットバブルの流れの中で成功を謳歌し、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏がわざわざ会いにくるシーンなどはこちらもワクワクさせられる。一方、後半の転落にかけてのシーンは、0から1を作るアントレプレナー気質はあるが、1を10にするマネジメントを -
Posted by ブクログ
乱高下の人生。成功と失敗。そして散在。そこから這い上がってまた成功。繰り返すすさまじさ。
正直前半のこの激しい変化は話としては面白いが、何を得られるかというと全くない。ご自分の独白だけ。
しかし最新事業は素晴らしい。
私の知り合いの名前が出たのはビックリ。たしかに彼がFacebookで彼の事業を紹介していたので、私もすぐにiPhoneにアプリをダウンロードした。
「Freeは真のFreeではないのだ。無料から自由は生まれない。有料からしか自由は生まれないのだ」その通りだと思う。
行き過ぎたフリーが価値観を混乱させていると思う。
全体的に起業のリスクと報酬が本書を読むと実感される。
また日頃の