岡本文宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アドラー心理学でも出てくるように、相手がこちらから教わりたいと思う、「教育の枠組み」ができていることが重要とのことでした。
そのためにはコミュニケーションを密にとり、良好な関係を築くこと、「味方である」ことを感じさせることが有効です。
あくまでも感情的にならず、かつ伝えるべきことを整理して、上から押し付けず、諭すように伝えること。そのときには自分の価値観を押し付けないことです。
確かに超一流に離れないかもしれませんが、一人前(任された仕事を完了できる)になることは誰にも可能です。
このことばはとても納得しました。
皆が超一流を目指しているわけではないし、そうである必要はないのですね。であれ -
Posted by ブクログ
ネタバレマネジメント
三流は叱咤激励。二流は報奨金。
一流は、スタッフ各自がどの欲求段階に属しているのかを見極めて、ニーズを満たす。
三流はトップダウン。二流はボトム重視。
一流は、意見を出させ、それをもとに決断する。
三流は自分でやる。二流は出来る仕事を任せる。
一流は、重要な仕事こそ任せる。どうこなすかは任せる。明らかな失敗や損害が見えたら再教育する。
一流は、褒めるときには褒めるのみ。叱り、リクエストは別の機会。結果か過程かの好みに合わせる。
一流は、叱る前にスタッフと人間関係を築くことに力を注ぐ。
一流は、苦手なスタッフに変化を求めず、こういうタイプと予測して関わる。
一流は、個 -
Posted by ブクログ
この本の構成からして、後半ほとんどを『コミュニケーション』に割いていたのが印象的でした。「任せる」ことの前後には必ず良好な『コミュニケーション』が必要で、ここを疎かにしては思ったとおりの成果は出ない事を一番痛感しました。
この本で私が気に入った部分が2箇所あります。
まず、『マネジャーが話す割合は2割、スタッフが話す割合は8割』という部分。「考えさせる事」が成長させるテーマだとすれば、これは今後意識して行いたい。
もう一つが、『理想とする70点が取れればOK』これも常に100%を目指し、期待してしまいがちな自分に対して戒めたいなと思いました。
最後に、読んでいる最中は「わかってる