あらすじ
「人に任せるよりも自分でやった方が早いし安心…」
これは経営者、マネージャーの本音のつぶやきではないでしょうか。
大手コンビニチェーンの店主だった著者が、自らの過酷な経験から編み出したのは、スタッフに「仕事をまかせる」というシンプルな方法でした。
仕事をまかされたスタッフは見る見るうちに目の色がかわり、著者の店はついに「自発的に動くチームに生まれ変わっていくことになった」のです。
あなたの店、あなたのもとで働くスタッフ、そしてあなた自身の成長を加速するために、「仕事をまかせる」ことを、これから始めていきませんか?
「第1章」任せることの5つのメリット
「第2章」任せる技術を高めるコツ
「第3章」任せづらい人への任せ方
「第4章」任せるために外せないコミュニケーションのルール
「第5章」任せるために欠かせないミーティングのルール
「第6章」どうしても任せられない人への対処法
「第7章」任せることができるリーダーになるために
(※本書は2013年2月5日に発売し、2021年8月6日に電子化をしました)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この本の構成からして、後半ほとんどを『コミュニケーション』に割いていたのが印象的でした。「任せる」ことの前後には必ず良好な『コミュニケーション』が必要で、ここを疎かにしては思ったとおりの成果は出ない事を一番痛感しました。
この本で私が気に入った部分が2箇所あります。
まず、『マネジャーが話す割合は2割、スタッフが話す割合は8割』という部分。「考えさせる事」が成長させるテーマだとすれば、これは今後意識して行いたい。
もう一つが、『理想とする70点が取れればOK』これも常に100%を目指し、期待してしまいがちな自分に対して戒めたいなと思いました。
最後に、読んでいる最中は「わかってる」と思う内容が多い一方で「できている」になっているか。ビジネス書を読んでいていつもそこが難しい。これからは、「あ、あいつ本で読んだことやってやがる」と皮肉られるくらいに実践に活かしていければと思っています