何回読んでも泣ける
戦争は理不尽な死が身近に起こるという事、戦争を避けなければならない理由はここに尽きると思う。龍之介さんの気持ちを想像すると、切なすぎて、このような人達がいたからこその今の自分や周りがのほほんと生きていける社会で、でも世界ではまだまだ怯えて生活する人達もいて、と感情が大洪水になります。
最後はこの夫婦の様に、未来の幸せも信じるような世界になって欲しいし、ずっと続いて欲しい。
そんな事を思わせるようなある家族の物語でした。
この巻に入っている番外編「こいがかなうおまじない」凄くかわいくて大好きエピソードです。