アン・クレシーニのレビュー一覧

  • 世にも奇妙な日本語の謎

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    日本語を勉強している人にもネイティブ日本人にも面白いと思う。
    軽いノリでユーモアたっぷりである一方で、言葉だけではなくて背景にある文化や傾向についてしっかり書かれている。ご自身の具体的経験もふんだんに散りばめられているのも楽しい。
    こんなに日本のことを好きになってくれて、日本の魅力をいっぱい語ってくれてありがとう!と思った。

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    2025年11月21日
  • 世にも奇妙な日本語の謎

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    自分たちは、普段簡単に使っている日本語だけど、外国の人たちからしたら、3つも書き方を覚えないといけないから、大変なんだなと思った。

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    2025年10月19日
  • ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?

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    元々和製英語に興味があったので迷わず購入。

    私も最初は著者と同じで和製英語に対して、
    「和製英語なんか他の外国人からバカにされるだけ」
    「何でこんな間違った言葉で溢れているのか」
    という思いがあったが、著者の解釈を読んで考えが変わった。
    "和製英語は魅力的な日本人のコミュニケーションツール"ということ。
    また、日本語が逆に英語になった例を見て、現地の人達の発音のしやすさなどで言葉が変化するのはとても自然なことだと納得出来た。

    ただ、日常に溢れている和製英語は、私も日本人なので今後も使うだろうが、いざ英語で会話する時に「あれ、意味が通じない!なんで!」となるのは避けたいの

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    2020年05月10日
  • 世にも奇妙な日本語の謎

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    この著者の事を初めて知ったが、うなづく事ばかり!
    アメリカの住んで英語で暮らしていた事があるが、著者のいうこと(アイデンティティが変わりつつある)が理解できる。
    言語は大切!赤ちゃんに英語を教える教育もあるが、まずは母国語をしっかり身に着けてからにすべき!

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    2025年10月18日
  • 世にも奇妙な日本語の謎

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    異国の地でその国の言葉を使い、その国の人々とコミュニケーションを交わすと、日本人である個人の常識や考え方を客観的に見ることができ、世界は広いと思わされることが多々ある。
    日本人に帰化した作者の一語一語がそういう思いで溢れているのが面白い。ただ例文の英語の日本語訳を併記してある方がもっと面白くなると思った。

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    2025年10月11日
  • 世にも奇妙な日本語の謎

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    日本語母語話者でない人がどのように日本語を捉えているのかが分かり、面白かった。
    母語話者が考えたこともないような発想もあり、興味深かった。例えば、「日本語では、話し手じゃなくて、聞き手に責任がある」(p30)なんて考えたことがなかったが、英語は言いたいことをちゃんと伝えることが重要だが、日本語は相手を傷つけないように直接的な表現は避け、曖昧に言うことが多い。断るときも、「無理です」とは言わず「それは、ちょっと難しいです」などと言う。この場合、話し手の真意を汲み取ることが聞き手に求められる。
    普段、私たち日本語母語話者が何気なくしていることでも、他の言語を母語とする人にとってはとても難しいことの

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    2025年10月03日
  • なぜ日本人はupsetを必ず誤訳するのか

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    言語感覚を学べる本

    日本に住んで言葉と文化の違いを体験してきた著者のリアルなバランス感覚が伝わってくる本。随筆っぽいくて、あれこれいろんなネタのてんこ盛りで、やや遠回りな構成にも思えるが、読み物として面白い。日本国籍も取得されたということでますますの活躍に期待!

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    2024年01月14日
  • 教えて! 宮本さん 日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!

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    自分も知らない日本語の不思議さや、自分の日本語の間違いを知ることのできる正しい日本語の本。

    P186 「こちら、コーヒーになります」とは、

    お客様のご期待に応えられるかどうかは分かりませんが、
    これが、私どもの店ではコーヒーなのです

    という言葉を遜って使われているのかも?
    とは、私にとって斬新な翻訳?でした。

    P196 日本語のあいまいさ

    日本語のあいまいさは、ただ単に、
    はっきりものを言いたくないからではなく、
    相手を傷つけないように、自分の気持ちだけを
    押し付けないように、という配慮がある。

    自分のことより、他の人のことを考えることが好き。
    なんて素敵な文化だろう…
    と、読みな

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    2020年01月28日
  • ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?

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    大学の準教授にして3人の母にして田舎好きにして博多弁を駆使するアン.クレシーニの著作です。初めは大嫌いだった日本も早や22年目、すっかりズッポリ日本好きに転じて今やすっかり有名人に! そんな彼女がすっかり嵌まった和製英語の魅力をユーモラスに博多弁を交えて解説している一冊。気軽に読めて為になりますよ。

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    2019年06月18日
  • 教えて! 宮本さん 日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!

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    購入済み

    細かいところですが

    人は、にん、ですといきなし言われて、ひとにん、ふたにんとは言わねえよなあと思ったら、
    あとで表が出てくる、だったら最初から表がわかる言い方をしなさいよ、と思いました。
    他の方々の記載にもありますが、気付き等につながる記載があったことを申し添えときます。
    まあ、お好みで。

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    2025年05月30日
  • ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?

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    ペットボトルはplastic bottle。PETはポリうんたらかんたらという原材料名。日本で暮らす分には何の不都合もない和製英語。外国に行って変な日本語の使い方をされていたら,怒るよりも面白さが勝ってしまうだろう。著者もそんな感じなんだろう。新聞で毎週コラムを連載していたので(今もかな)なじみがある。単語1つの使い方ではなく,組み合わせの妙がある。和+英,英+英か。フランス語やドイツ語も多い印象。外国語を知っているというのも価値がある社会科も。今じゃ正しい日本語に価値があるけど。

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    2024年09月08日
  • なぜ日本人はupsetを必ず誤訳するのか

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    4~6月が年で最も忙しい職場で無事6月のイベントを終え、7月に別の職場に異動したのですが、これほどまでに英語を使う職場だったとは…。
    本を読むのに使っていた時間をほぼ英語学習に突っ込み、なかなか急に英語力が伸びない中で焦りを感じつつの20日あまり。ぼちぼち英語の本くらい読もうかなということで本著に手を出してみました。
    という訳で本著、アメリカ出身、福岡県在住の言語学者による言語エッセイです。

    基本はWebメディアでの連載を書籍化したものなので、短めのエッセイが連続する形。その観点ではあまり本著で体系だった学習を…というよりは、肩肘張らずに読んでみて、どこかで自分に影響を与えてくれてると良いな

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    2024年07月21日
  • 教えて! 宮本さん 日本人が無意識に使う日本語が不思議すぎる!

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    博多弁も操る言語学者のアンさんが抱く、日本語への疑問質問を、日本語の番人とも呼ばれる元NHKアナウンサー宮本さんがかいせつしていく。

    昔は色を表す言葉が「赤、青、白、黒」の4つしかなかった話がすごく衝撃を受けた。
    確かに形容詞として「赤い、青い、白い、黒い」とはいうけど「黄い、茶い」とは言わない。黄色い、茶色いと"色"を挟まないといけない。
    さらに他の色に至っては「紫色い、灰色い」とは言えない
    (形容詞的に使いたかったら、灰色"の"空とか緑色"の"葉っぱとかになる)
    本当に目からウロコ!!
    (その他、自分で調べてたら「赤々と、青々と

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    2022年09月10日
  • ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?

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    日本には和製英語が溢れているということを改めて認識。和製英語は和製英語とわかるように印をつけてほしいと思った(笑)

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    2019年09月10日