あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
upset(アプセット)って「心配」なの?それとも「怒ってる」の? 「さすが」「思いやり」「迷惑」って英語で何と言うの? etc.。四半世紀を日本で過ごす、日本と日本語が大好きな言語学者アン・クレシーニさんが、英語ネイティブとして、また日本語研究者として言わずにおれない英会話のコツを、自分自身の体験談や失敗談をまじえながら楽しく解説。使いこなせないとまずい基本動詞、英語になりにくい日本語、あるいは日本語になりにくい英語、日本人が失敗しがちな英文法の注意点、使えるとネイティブバリにかっこいいSNS英語の5つの章立てで、友達や同僚などとの日々の英会話で使える短い英文やフレーズがぐんぐん身に付きます。また、ことばの表面的な置き換えだけでは解決しない、日本語と英語話者それぞれの世界観の違いからくる言葉と概念の「ズレ」や、学び続けることの意義について深掘りします。英語だけではなく、言葉一般に関心がある方にもきっと発見がある一冊です。 ※本書はWebメディア「ENGLISH JOURNAL ONLINE」での連載の一部を改編し書籍化したものです。
・特徴1 友達や同僚との日常会話がもっと楽しく、もっとスムーズになる
・特徴2 日本人の弱点を知り抜いたバイリンガルの言語学者が選ぶ英語表現
・特徴3 福岡県発エッセイと英語と日本語のギャップを埋める言語学的考察
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
言語感覚を学べる本
日本に住んで言葉と文化の違いを体験してきた著者のリアルなバランス感覚が伝わってくる本。随筆っぽいくて、あれこれいろんなネタのてんこ盛りで、やや遠回りな構成にも思えるが、読み物として面白い。日本国籍も取得されたということでますますの活躍に期待!
Posted by ブクログ
4~6月が年で最も忙しい職場で無事6月のイベントを終え、7月に別の職場に異動したのですが、これほどまでに英語を使う職場だったとは…。
本を読むのに使っていた時間をほぼ英語学習に突っ込み、なかなか急に英語力が伸びない中で焦りを感じつつの20日あまり。ぼちぼち英語の本くらい読もうかなということで本著に手を出してみました。
という訳で本著、アメリカ出身、福岡県在住の言語学者による言語エッセイです。
基本はWebメディアでの連載を書籍化したものなので、短めのエッセイが連続する形。その観点ではあまり本著で体系だった学習を…というよりは、肩肘張らずに読んでみて、どこかで自分に影響を与えてくれてると良いな…くらいの読み方でしょうか(笑
読むにつけ感じるのは日本語と英語の間に大きな考え方の違いがあるということ。上手くは言葉にできませんが。。本著のチャプター2「訳しにくい英語」、チャプター4「訳しにくい日本語」を読むだけでも勉強になります。
そして、その違いを認識しながらも、著者の文章からはそれを最大限に楽しもうとしている様子が伝わってきて、言語を学ぶ者として見習わないといけない姿勢だなと思いました。
しかし、確かに本著で挙げられていたランニングマシンって和製英語は考えると面白いですね。ここらへんを会話のネタにできるくらい英語力上げていかないとなぁ。。