ブルボン小林のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
絶賛せず、かといって(そんなに)おとしめることもない、漫画レビュー。ネットの漫画書評サイトとはまた違う視点からのレビューは新鮮です。
古いのから新しいのまで独特のチョイスで選ばれたレビュー群。黒子のバスケあり、人によっては聞いたことないぞ?な漫画あり。
本文中でなぜか三回もとりあげられている片山まさゆきの「打姫オバカミーコ」。麻雀漫画とは敷居が高いらしく読んでもらえないらしい。
私個人としては麻雀しらなくても麻雀漫画は面白いと思う。ルールは知らなくても大丈夫! 雰囲気を楽しめたらいいんだ! バイオレンスだったりSFだったり昭和初期だったりギャグだったり恋愛だったり色々盛り沢山だよ!
みんなも -
Posted by ブクログ
実に楽しく読むことができた。やったことなかったり、知らないタイトルも多かったけど、それでもその語り口に魅了された。クリアすることやいわゆる裏面までの攻略だけがゲームの目的でないことを今更思い知らされた感じだ。今までそう思っていたということは、それだけファミマガやファミ通に影響されて育ってきたが所以だろう。久しぶりに熱くゲームにハマりたくなった。まったく遠ざかっていたわけではないが。とりあえず、触発されて買ったときに小1時間ほどやっただけで放っておいたGBAのタワーを発掘しプレイしてみた。小刻みに継続してやっていきたい。新旧に左右されないスタイルこそ真のゲーム好きに違いないから。
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Posted by ブクログ
サクサクっと読みやすく、小林氏の語り口も小気味良くて面白かったです。
有名人たるもの、読書くらいしておかないと「教養がない」と馬鹿にされるので愛読書のひとつも用意しておくべきでしょう。しかしそのチョイスも慎重にやらないと自爆するから大変ですね。「センスいい」と思われたいけど、「狙ってそう」とか思われちゃうこともあるし。「ガチ」とか「渋い」とか言われたいよね。
大谷翔平の愛読書『チーズはどこに消えた?』は読んでがっかりだったから、大谷サンにもがっかり...と思いつつ、小林氏の本に対するコメント「『どこへ』と問う本でありがなら『気にするな』が答えの本だから」にニヤリ。
貴乃花とか北川景子の感 -
Posted by ブクログ
取り上げた人物と作品両方への評価が見られるお得な本。
人物については、政治家以外は甘めな評価だけど、おもしろかった。
取り上げている作品は、ブルボンさん本人がまだ読んでないもの、ということだが、「檸檬」(高橋一生)読んでなかったのかなぁ?
女性自身での連載は五年ほど。この本に収録されているのは50本だから、だいぶ絞ってあるのか。収録されなかったものが気になる。
有名人が愛読している、という本を書評するというゴシップっぽいのもおもしろいし、アイウエオ順に並んでるのもおもしろかった(どういう意味かはわからないけど)
各項目にイラストもあってさらっと読める。
どの項目にも出典がもっとあったら良かった -
Posted by ブクログ
題名フェチ、言葉フェチ、あと題名をつけなきゃいけない必要のある方におすすめ♪
筆者のブルボン小林氏とは、小説家長嶋有氏のサブカルコラム用ペンネーム。彼の発想力と言葉のセンスが好きなので読んでみた。
本の題名とは、表紙と共に本の「顔」である。
特に本屋の本棚に陳列されている間は背表紙しか見えない。
題名と著者名、それだけで手塩にかけた「我が子」を手に取ってもらわなければならない。
そのために作家及び編集者はいろいろ工夫している。
なにしろ本の売れ行きに関わるのだ。
そんな「商品の題名」を「これはどういう意図をもってつけられたか」「どういうイメージをあたえるか」を鋭い洞察力を生かして推察。た -
Posted by ブクログ
読書録「マンガホニャララ」4
著者 ブルボン小林
出版 文藝春秋
p76より引用
“知人曰く「やはり人気が出る漫画は、一巻
からヒキの強さがちがう」のだそうだ。”
目次から抜粋引用
“「面白い」だけでは愛されない
「キャラ」と「個性」は違います
彼氏に薦めるマンガ
「たかがマンガ」といわせてほしい”
数多くの連載を持つコラムニストによる、
マンガ評論コラム集。
多くの人が知っている作品からマイナーな
作品のほんの一部分まで、独特の切り口でマ
ンガへの思いが記されています。
上記の引用は、著者の知人についての一文。
人気漫画の一巻だけ読むことにしたそうです
が、人気漫画とわ