ブルボン小林のレビュー一覧

  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    有名人の特徴を的確に言い表してるな、と。笑った。愛読書ってその人が見えちゃうのね。吉岡里帆が唐先生の本を挙げただけで、ああ、いい子だわと思う自分にも笑う 90

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    2025年05月07日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    書評というより本人のキャラも含めた批評。絶妙なイラストとの相乗効果で抱腹絶倒。

    「女性自身」の連載コラムから。有名人が挙げる愛読書をその有名人のキャラ、立ち位置も含めて語る。

    愛読書ということで、インテリっぽく見栄をはったり、全くそんなことを考えず単純に好きな本を挙げたり。

    愛読書と本人の関係全く勝手に考察するところが絶妙に面白い。イラストと相まって楽しく読める。

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    2021年12月17日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    平凡な勤め人が愛読書について尋ねられることは、ない。ほぼ、ぜったいに。
    読書が趣味だと公言すれば、おすすめの本を聞かれることはあるが、愛読書とおすすめは違う。
    ちなみに私はこれに答える準備ができている。理由や好きな部分なんかも、きっと流暢に語ることができる。機会さえあれば。
    愛読書はただのブックレビューではない。その人がどう見られたいのかを現したりもする。
    この本で紹介される人の中には「ハハーン、さては普段あんまり本を読まない人だな」っていう人もいる。それでもそれぞれの人柄とリンクしているようでおもしろい。

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    2021年07月05日
  • マンガホニャララ

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    絶賛せず、かといって(そんなに)おとしめることもない、漫画レビュー。ネットの漫画書評サイトとはまた違う視点からのレビューは新鮮です。
    古いのから新しいのまで独特のチョイスで選ばれたレビュー群。黒子のバスケあり、人によっては聞いたことないぞ?な漫画あり。

    本文中でなぜか三回もとりあげられている片山まさゆきの「打姫オバカミーコ」。麻雀漫画とは敷居が高いらしく読んでもらえないらしい。
    私個人としては麻雀しらなくても麻雀漫画は面白いと思う。ルールは知らなくても大丈夫! 雰囲気を楽しめたらいいんだ! バイオレンスだったりSFだったり昭和初期だったりギャグだったり恋愛だったり色々盛り沢山だよ!
    みんなも

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    2013年04月26日
  • マンガホニャララ

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    文庫版出たから買った。単行本との違いはピエール瀧との対談・補遺:すね夫の自慢集、あとはカットが2点増えている。ロワイヤルの方がトーンが抑え目なので、1作目の秀逸さが映えている。

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    2013年04月19日
  • ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ

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    げらげら笑いながら読んだ。
    ゲームほとんどしらないけどこれ読んだらやりたくなる。
    あとなんと言ってもこのバカな表紙がいい。

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    2012年03月27日
  • ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ

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    実に楽しく読むことができた。やったことなかったり、知らないタイトルも多かったけど、それでもその語り口に魅了された。クリアすることやいわゆる裏面までの攻略だけがゲームの目的でないことを今更思い知らされた感じだ。今までそう思っていたということは、それだけファミマガやファミ通に影響されて育ってきたが所以だろう。久しぶりに熱くゲームにハマりたくなった。まったく遠ざかっていたわけではないが。とりあえず、触発されて買ったときに小1時間ほどやっただけで放っておいたGBAのタワーを発掘しプレイしてみた。小刻みに継続してやっていきたい。新旧に左右されないスタイルこそ真のゲーム好きに違いないから。

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    2012年02月05日
  • ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ

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    再読。テレビゲームについて書かれたもので、折に触れてくり返し読みたくなるような本は少ない。

    ゲームで遊んでいて面白いのは、そのシステムどうこうというのは当然あるとして、そこでしか醸成されない気持ちや意識を発見するからであり、思考実験にも似ている。

    この本はエッセイの体をとりながらも、そこに特化して書かれた立派な文学作品である。

    遊んだことのある作品も、そうでない作品も、関係なく読めて面白い。それはゲームをやらない人にでも伝わる感情がたくさん入っているからだろう。

    蛇足だが、ブルボン小林は、大江健三郎賞を受賞した長嶋有と同一人物。

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    2011年12月29日
  • ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ

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    著者とはおそらくひと世代くらい離れているためか、自分の知らないゲームが多々あります。けれどこの人の感覚でとらえたひとつひとつのゲームの本質はそのゲーム自体を知らなくても『なるほど』と頷けるものばかりで大変楽しかったです。

    ちなみに長嶋有と同一人物であることを最近知りました。

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    2009年10月27日
  • ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ

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    長嶋有の別名義によるゲームエッセイ。

    はっきり言って面白い。取り上げられるゲームは割とっていうかかなりマイナーなゲームが多いんだけど、別に知らなくても充分楽しめます。
    視点が良いんですね。センス。

    表紙は中原昌也。

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    2009年10月07日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    元々本紹介系の本が好きなのと、「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」から。
    そもそもが女性誌の連載なので好き勝手言ってるエッセイという感じ。わりと皆有名どころでないのを挙げているようで、特にインテリイメージが無かった(失礼)芸能人の好感度もあがった。
    各回のイラストもおもしろい。
    何冊か興味を惹かれる本もあったので読んでみたい。

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    2024年10月26日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    サクサクっと読みやすく、小林氏の語り口も小気味良くて面白かったです。

    有名人たるもの、読書くらいしておかないと「教養がない」と馬鹿にされるので愛読書のひとつも用意しておくべきでしょう。しかしそのチョイスも慎重にやらないと自爆するから大変ですね。「センスいい」と思われたいけど、「狙ってそう」とか思われちゃうこともあるし。「ガチ」とか「渋い」とか言われたいよね。

    大谷翔平の愛読書『チーズはどこに消えた?』は読んでがっかりだったから、大谷サンにもがっかり...と思いつつ、小林氏の本に対するコメント「『どこへ』と問う本でありがなら『気にするな』が答えの本だから」にニヤリ。

    貴乃花とか北川景子の感

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    2024年05月10日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    対談形式で愛読書を聞いてその本について語り合う的な本だと思って読んだらそうではなかった。
    愛読書って聞かれたら咄嗟にこれ!と答えられる自信がない。結構難しい質問ですよね。

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    2022年06月11日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    有名人が愛読書だとインタビューやらなんやらで言っていた本を読んでみて、その人と本の感想を結び合わせてみたりする本。 星の王子さま自体は好きな作品だけど、滝川クリステルの部分は思わず爆笑してしまった。

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    2022年05月29日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    おもろ。
    ただの書評ではなく、”誰の”愛読書なのかが大事。

    「この人が愛読するこの本」を論じることで、その人の立ち位置とその本の立ち位置が交わる。

    その交わりが自然であればその愛読書は「その人の実を表す」ことになるし、合っていなければ「お前が言うな」的なことになる

    その人やその本の立ち位置はこの著者の考える関係性の中にあるので、その2つの交わりもまた著者の都合ではある。交わりの不自然さも、違うひとによってはそれは良いギャップとして感じられるかもしれないから。

    ただ、批評する視座を学べた気がする。

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    2021年11月01日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    取り上げた人物と作品両方への評価が見られるお得な本。
    人物については、政治家以外は甘めな評価だけど、おもしろかった。
    取り上げている作品は、ブルボンさん本人がまだ読んでないもの、ということだが、「檸檬」(高橋一生)読んでなかったのかなぁ?
    女性自身での連載は五年ほど。この本に収録されているのは50本だから、だいぶ絞ってあるのか。収録されなかったものが気になる。
    有名人が愛読している、という本を書評するというゴシップっぽいのもおもしろいし、アイウエオ順に並んでるのもおもしろかった(どういう意味かはわからないけど)
    各項目にイラストもあってさらっと読める。
    どの項目にも出典がもっとあったら良かった

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    2021年08月06日
  • あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた

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    意外な人が意外な本を愛読書とかおすすめとかに挙げていて興味深い。ちょっと開いてパラっと読んで感心してみたり刺激を受けてみたり、で面白い。気合を入れて通読するような本ではないですわね。

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    2021年06月23日
  • 増補版 ぐっとくる題名

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    題名フェチ、言葉フェチ、あと題名をつけなきゃいけない必要のある方におすすめ♪

    筆者のブルボン小林氏とは、小説家長嶋有氏のサブカルコラム用ペンネーム。彼の発想力と言葉のセンスが好きなので読んでみた。

    本の題名とは、表紙と共に本の「顔」である。
    特に本屋の本棚に陳列されている間は背表紙しか見えない。
    題名と著者名、それだけで手塩にかけた「我が子」を手に取ってもらわなければならない。
    そのために作家及び編集者はいろいろ工夫している。
    なにしろ本の売れ行きに関わるのだ。

    そんな「商品の題名」を「これはどういう意図をもってつけられたか」「どういうイメージをあたえるか」を鋭い洞察力を生かして推察。た

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    2018年02月06日
  • 増補版 ぐっとくる題名

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    その名の通り題名について語った本。作られ方別になっていてなるほどなと思う。好きなタイトルはこのタイプかとか。ささっと読める割におもしろかった。

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    2017年12月18日
  • マンガホニャララ

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    読書録「マンガホニャララ」4

    著者 ブルボン小林
    出版 文藝春秋

    p76より引用
    “知人曰く「やはり人気が出る漫画は、一巻
    からヒキの強さがちがう」のだそうだ。”

    目次から抜粋引用
    “「面白い」だけでは愛されない
     「キャラ」と「個性」は違います
     彼氏に薦めるマンガ
     「たかがマンガ」といわせてほしい”

     数多くの連載を持つコラムニストによる、
    マンガ評論コラム集。
     多くの人が知っている作品からマイナーな
    作品のほんの一部分まで、独特の切り口でマ
    ンガへの思いが記されています。

     上記の引用は、著者の知人についての一文。
    人気漫画の一巻だけ読むことにしたそうです
    が、人気漫画とわ

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    2015年02月09日