伊藤伸平のレビュー一覧
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購入済み
伊藤伸平が青年誌で描くと
クズ人間刑事と、場当たり的で誠意の欠片もない天使が出会って一緒に生活する、というコメディです
伊藤伸平らしい爆発てんこ盛り、青年誌らしいネタてんこ盛りで伊藤伸平ノリが好きならたまりません
ところで素敵なラブリーボーイは電子化しないのでしょうか -
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『ウルトラマン』は怪獣プロレスが基本だったが、そこから進化した『ウルトラセブン』では宇宙人との対決を基本にしていたな。まりかセヴンも最終巻は宇宙人ものだ。
センパイにとりついて攻撃できないようにした狡猾な宇宙人レリカー星人。『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』でも知能の高い宇宙人との頭脳戦というシナリオはなかなか面白かったが、登場すると三分で片をつけないといけないウルトラマン、悠長な頭脳戦をしているヒマはなく、怪獣プロレスになってしまうのだった。まりかセヴンではどうか。こちらは狡猾なレリカー星人に対してセンパイとまりかのアホのパワーが炸裂して勝利する。
『ウルトラセブン』では宇宙人によ -
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前にも何かの書評に書いたが、アメリカ合衆国の文化における「選択」の価値の高さには驚くべきところがあって、スーパーマンにしろスパイダーマンにしろ、ヒーローとなることを選択してはじめて真のヒーローになるのだが、日本では違うのよ。
女子高生巨大変身ヒロイン漫画なので、学園生活も描かねばなるまいということか、学園祭のメイド喫茶模擬店で女子高生巨大変身ヒロイン2人、すなわち三條まりかとシュバ子がご指名ナンバーワンを目指して張り合う「飾りじゃないのよネコ耳は」、バレンタインデーのチョコ作りでライバルであるまりかとシュバ子に友情がかよう「必殺!バレンタイン・キック」、怪獣退治は完全に添え物。
メイド -
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第22話「恐怖の磁力線」、磁力怪獣が登場。電子機器がすべて使えなくなるばかりか、セヴンが姿を現すこともできなくなり、ピンチ。怪獣の攻略方法は実に理系的。そして、まりかセヴンの勝利を遠くから見ている女の子とネコ。「テコ入れ新キャラ」の登場である。
まりかセヴンと似ているが、顔はネコ、髪は長いがお下げにせず、尻尾もある。道行く人は「ネコセヴンだ」。彼女?の名前はシュヴァルツ=メルダー。セヴンはお役人だがシュヴァルツは民間の賞金稼ぎ。「シュヴァルツは敵だ!」と言うセヴン。風邪ひいて駄目駄目なまりかセヴンの代わりに大活躍。第23話「黒い追跡者」。出てくるのは火焔怪獣。
まりかのクラスに転校生がや -
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表紙は自衛隊の鈴森少佐。怪獣担当つーか、まりか担当つーか。まりかやセンパイのボケのツッコミ役つーか。
表紙のイラストにはきりりと写っておるが、本巻は鈴森少佐がかなり主役。
衛星軌道にいて、子怪獣をつかってケイ素を集め、どんどん巨大化する怪獣。その存在を知らせるべく、国際宇宙ステーションから降り立ったイケメンに惚れちゃった鈴森少佐、いいとこ見せようと奮闘する話。
あらゆる物質を炭素の結晶に変えてから食べる怪獣。ダイヤモンドに目がくらんだ鈴森少佐やセンパイが作戦の方向を狂わせていく話。
水を介して人間を操る液体怪獣がまりかの高校の占拠するが、怪獣担当任務が左遷ポストではないかと鈴森少佐 -
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巨大ロボットvs怪獣映画『パシフィック・リム』を見てきたが、まりかセヴンのほうが面白い?
表紙は変身アイテムを出す場面の第4巻もトホホな闘い4編プラス番外編。
巨大ヒーローものは決め技を出すまでいかに引き延ばし、科特隊とかウルトラ警備隊に戦わせておくかがストーリーの要である。その点、まりかセヴンはいい。太っていることを気にして(太っているというイメージをまりかが持つと、変身した姿もデブになってしまうから)「太ってるから変身しない」かと思えば、冷凍怪獣が出現し「寒いから変身しない」。まりかはひどい冷え性である(ここで同情する女性読者はいかほどいるのだろうか)。何とか言いくるめて変身させる -
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いったい変身ヒーローの人間態が何か特訓して、変身ヒーロー自体が新しい技を使えるようになるのか。『ウルトラマン』では否。『ウルトラセブン』ではモロボシ・ダン=ウルトラセブンだったし、特訓なんて発想はなかった。そういうことが出てきたのは『帰ってきたウルトラマン』からかな。
まりかセヴンでは、セヴンはプログラム生命体と呼ばれている。きちんとした説明はないが、肉体を持たないソフトウェアだけの存在らしい。そのため人間に憑依して、いざというときには次元位相差エネルギーか何かを使って、まりかセブンになるらしい。このためまりかセヴンはまりかの身体能力をセヴンが補うという形になり、しばしば、その精神空間と思 -
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アニメ・マンガのパクリが話題になったのか、ネットの記事で、オマージュ、パロディ、パクリの違いが解説されていた。『まりかセヴン』、これは巨大ヒーローもののパロディである。パロディは批判、風刺、揶揄の目的で作成される、などと定義されていたりするが、多くのパロディにはオマージュが含まれている。
各話のタイトルは特撮もの、小説、マンガなどのタイトルのパロディになっており、先行作品にオマージュを捧げた場面などもある。ま、すべてがわかるほど博識ではないが。
巨大ヒロインになってしまったまりかが、その大雑把な性格から現状を受け入れてしまうのも、高校生なんてこんなもんだろうという妙な説得力がある。おと -
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ネットで目にした表紙はちょっと不気味に見えたけれど、無料公開を読んではまった。これはおもしろい。
能書きは「女子高生巨大変身ヒロイン漫画」。ある日、ふつーの(というか、平らなところでこけるような、どんくさい、運動不足の)高校生・三條まりかが授業を受けていると、怪獣が出現。みんなが逃げるところに、「私とのカンケーはカレ氏とかそういうアレじゃなくって」という関係の田子ノ浦センパイが一眼レフ持って登場。まりかは自分の意志とは反して怪獣の方に走っていき変身。巨大ヒーロー、いやヒロインになる。
なぜかまりかの体には「セヴン」と称する宇宙人みたいなものが取り憑いていて、まりかとセヴンが協働して巨大ヒ