日本経済研究センターのレビュー一覧

  • 中国ファクター アジア・ドミノの政治経済分析

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    非常に勉強になった。ASEANと中国の関係性についてここまで強固でかつ複雑であることは知らなかった。これまで日本が主に経済力でASEANを結びつきつけていたが、その関係が全く心許無いことを改めて感じた。
    最後の日中での条約改正にまつわる外交文化の話も、日中の様々な関係を示唆するのもので興味深く感じた。

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    2025年01月25日
  • 使える!経済学 データ駆動社会で始まった大変革

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    これは私も経済学部出身として、現場で、実務で、証明し続けなければならない。経済学は使えるのだ!と。
    この本が入口にして、必要なことや専門性を追求していけばいいと思います。

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    2024年06月16日
  • 使える!経済学 データ駆動社会で始まった大変革

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    恥ずかしながらコンサルをやっていて、専門的な分析って何するんだろうって初歩的なことを考えていたが、ここまで難易度が高いことができるのかと驚いたし何より面白そう。

    a\bテストくらいは知っていたものの、
    マーケットデザイン、構造推定アプローチをする上での反実仮想分析、g-sアルゴリズム方式など実ビジネスに使える経済学知見ってたくさんあるんだと発見できた。

    さらに経済学は深掘りしたいとおもう

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    2023年08月14日
  • カーボンニュートラルの経済学 2050年への戦略と予測

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    ネタバレ

    2050年カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素シナリオとそのシナリオが実現した場合の社会や産業への影響を定量的かつ分かりやすく論じている。
    本テーマについて断片的かつ漠とした理解しかなかったが、脱炭素に向けて、世界そして日本が過去どのような議論をしてきて現状があるか、そして日本の実態が整理されており大変勉強になった。
    炭素税を導入することで経済成長を毀損するという経済界からの意見があるが、経済成長の足かせにはならない。特定業界の視点ではなく、国家単位で考える必要あり。またそもそも、外部不経済を考慮に入れた議論が必要。

    メモ
    ・日本の脱炭素の実現には、DXとCCSとCarbon Pricin

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    2022年01月30日
  • 2060デジタル資本主義

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    2020/12/22デジタル資本主義 岩田一政 ☆☆☆
    「2060年までのデジタル国家戦略本」
    バイブル 永久保存 時々読み返すと良い 体系整理
    デジタル化を技術・商品・企業・産業から
    社会体制=国家・世界へ適用を拡張している面白さ見識に脱帽
    それをDataで試算している点が見事
    「無形資産経済」経営管理が難しい
    0.3つの変化
    ①デジタル化-無形資産とビジネスモデル、集中の問題
    ②長寿 社会保障負担 現役の貧困化
    ③地球温暖化 環境税=税制のグリーン化
    1.DATA資本主義の時代
    2060年①デジタル化②人口減・超高齢化③トランプ主義
    「DATA」-他社DATA-顧客実像-システムと経営-ビ

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    2020年12月22日
  • 金融正常化へのジレンマ

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    ネタバレ

    「戦前・戦時期の金融市場」「日本経済のマクロ分析」と過去の経緯を知ったうえで、金融政策として何をしてきたのか?を総合的に補完する為に本書を読みました。

    結果、金本位制から脱却した「信用」に基づいた現代貨幣のなかで、中央銀行が答えのない中で様々な手を打ってきたことが歴史とマクロ観点でまとめられた良書。

    下手なwebメディアで中途半端に歪められた情報をあさるくらいなら、本書を読んだ方がいいでしょう。

    興味深かったのが、日銀がETF・REITや長期債券まで買ってることで、出口戦略でほぼ確定している損失をどのように補填するのか?ってとこですね。ここらへんは法制度含め明確な会計の仕方や対応方法が決

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    2020年06月26日
  • 激論 マイナス金利政策

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    マイナス金利政策を導入した当時の様々なエコノミストによる、同政策と当時から現在まで行われてる量的質的金融緩和に対する評価が主に著されています。リフレ派以外のエコノミストの意見は金融緩和を否定している人が多かったのですが、その他の誤謬を自分の分かる範囲で、以下に記しました。

    河野龍太郎:この人に至っては、疑問点が多すぎて書ききれません。若田部さんが討      論でも言っているように完全雇用にあるならば、アベノミクスは成功で      しょう。それに、この人は現在では少子化で人手不足のため若い正規社      員が雇えず、雇用が増えたのは高齢者や女性の非正規雇用が増えただけ      と言って

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    2019年01月28日
  • 激論 マイナス金利政策

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    各国が導入していたが、日銀は導入しないと言われていた、非伝統的金融政策である「マイナス金利政策」

    本書では、その導入の意図と背景、その効果について、様々な経済学の識者が持論を展開する。導入のための背景・現状分析が誤っているのではないかという意見や、現状の金融政策の延長であるという意見や、今後ヘリコプターマネーである、いや、今後導入すべきだという意見がいろいろとあった。

    自分は経済学を修めた訳ではないので、斜め読みの感が強いが、それでも対談などを通じて、思っていたほどの効果がない現実は感じることができた。

    個人的には、46ページ、1938年 全米経済学会長だったアルヴィン・ハンセンが、「元

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    2017年09月16日
  • 使える!経済学 データ駆動社会で始まった大変革

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    経済学の理論を使ってどう社会の課題を解決しているかについて書かれている。
    マーケティングサイエンスの章では、因果関係を直接調べられなくても間接的なテスト設計により2つの事象に相関ではなく因果関係があるかどうかを調べていた点が興味深く、実際の要因分析をするときに使えそうだった。

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    2025年05月24日
  • 使える!経済学 データ駆動社会で始まった大変革

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    ネタバレ

    小島武仁先生の、マーケットデザインに関してのボストン式とG-Sアルゴリズムのセレクション事例は非常に納得のいく内容だった
    またいまではメディアで大活躍されている成田悠輔先生のDX22とDX20の概念も非常に理にかなったロジックで明解だった
    他にも魅力的な題材で先生方が章ごとにまとめてくださっているので、軽快に読みやすい本だった

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    2024年02月09日
  • 使える!経済学 データ駆動社会で始まった大変革

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    経済学が社会でどのようにつかわれているか。具体例をあげて解説してある。
    昔は慣例などで予想して決められていたことが
    データを集めることにより計算や論理的に予測できるようになった。
    経済学の知識がないなかで読んでも興味深いことが多かった。経済学者が社会をよりよくしたいから経済学を勉強していると答えているのもよかった。

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    2024年02月04日
  • 2060デジタル資本主義

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    2019年出版の書籍であるが、在宅勤務の未来などを的確に予測している。日本は何を目指して行けばよいのか。
    コロナ禍前にも関わらず、世界はデジタル化が浸透し、場所と時間に制約されず、出勤して働くという行為も減っていくという未来を予測している。
    私自身、コロナ以前はそんな未来が訪れるのは遠い先の事と思っていた。
    そういう意味で人間とは、どこまで行っても現状維持バイアスがかかるものだと改めて感じてしまう。
    変わりたくないという人が多数いる一方で、時間の流れは益々速くなり、変化が急激になっていくのは不思議な感覚である。
    いずれにしても我々に残された時間は少ない。
    本書では、ネガティブ・ポジティブのシナ

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    2022年11月13日
  • 技術覇権 米中激突の深層

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    米中の技術覇権競争が激しさを増し、あらゆる分野でのデカップリングが起きており、イノベーションの冬をもたらす懸念が存在している。日本は米中の狭間でどうすべきかというのが本書の主題。
    米欧との利害が一致するところで連携しつつ、是々非々で中国とも協力してやっていくと。そしてハイテク分野でも非ハイテク分野でも積極的にルール作りをリードすべし、といったところか。

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    2021年01月12日
  • 2060デジタル資本主義

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    2060年、今から四十年後のありようが書かれている。うん、納得できるが、イマイチ私では理解不能(笑) いかに将来を見据えた経営戦略が出来るか、技術より仕組みを、仕組みよりデータを、データがパワーかな。 40年後の社会情勢と政治をみすえた企業経営を。

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    2020年08月17日
  • 2060デジタル資本主義

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    ネタバレ

    デジタルレーニン主義、レーニンが聞いたらなんていうだろう。言いえて妙。
    さて情報の個人への帰属とその売渡による情報銀行化が肝、というのだが。うーん。なんかそうなりそうに見えないところがなかなか。
    貧乏になったら、ベーシックインカムに加えてデータ売渡を契約してお金もらって、ほとんどバーチャルで生きて、データ生成するものになるのかなあ。
    でも私こう思う、が今ないのも事実。

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    2020年08月13日
  • 金融正常化へのジレンマ

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    アメリカは、量的緩和を利子に換算した影の利子率によると、2014年からすでに引き締めだった。

    期待インフレ率が2%で長期金利を0%にできるのは、実質均衡利子率(自然利子率)が―2%の場合だけ。

    スイスは1%でもデフレを防げると考えていたが、その後十分でなかったことがわかった。1%のインフレ目標は常にデフレ圧力にさらされることになる。

    日本はフィリップス曲線の傾きが小さい=失業率と物価賃金の相関性が低い。バブル時代も物価は安定していた。

    日銀は、銀行が保有する株をマクロプルーデンス政策のために購入した経験がある。現在のように巨額のETFを買うことを宣言しているのは異例。

    長期国債の買い

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    2019年10月21日