岡真理のレビュー一覧

  • 記憶/物語

    Posted by ブクログ

    人が嫌がおうにも社会、政治の中で生きているということを感じなくてはいけないと分からせてくれる。湿度がよい。

    0
    2009年10月04日
  • 増補版 ガザとは何か

    Posted by ブクログ

    うーん…わかりやすい本だとは思うが、パレスチナ側の意見しか書いていない。これを読んだら間違いなくイスラエル憎しになると思う。
    意図的にパレスチナに不利なことは排除されている。個人的にはパレスチナ擁護の気持ちがあるので、意見はおおむね賛成できるが、これを入門にするのはおすすめできない。

    まずはもっと中立的な意見の動画などで入門して、一意見として読むのがいいと思う。
    イスラエル側の意見も知っておくべきだと思う。

    この本だけを読んでわかった気になると危ないなと感じた。少なくとも最初の一冊としては思想の偏りがありすぎる。

    0
    2026年02月14日
  • 記憶/物語

    Posted by ブクログ

    パレスチナ人難民の虐殺事件や第二次世界大戦中におけるホロコースト、あるいはいわゆる従軍慰安婦に関する問題などを手がかりに、記憶の表象可能性の限界を指摘するとともに、そうした限界を超えて語ることへの希望を示そうとする試みです。

    ガヤトリ・スピヴァクの『サバルタンは語ることができるか』以来の問題設定を踏襲しており、こうした議論に食傷ぎみの読者は不満をおぼえるかもしれません。たしか内田樹も、そうした批判を展開していた記憶があります。とはいえ、個人的には本書で紹介されているいくつかの議論を通じて、記憶と物語をめぐる問題のさまざまな切り口を見ることができて興味深く読みました。

    バルザックの『アデュー

    0
    2018年06月01日
  • 記憶/物語

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    或る出来事―しかも、暴力的な―体験を物語ることは、果たして可能だろうか。
    もし不可能なら、その者の死とともに、その出来事は起こらなかったものとして、歴史の闇に葬られてしまうだろう。
    出来事の記憶が、人間の死を越えて生きのびるために、それは語られねばならない。
    だが、誰が、どのように語りうるのか。
    記憶と物語をめぐるポリティクスを、パフォーマティヴに脱構築する果敢な試み。

    [ 目次 ]
    1 記憶の表象と物語の限界(記憶の主体;出来事の表象;物語の陥穽;記憶のポリティクス)
    2 表象の不可能性を超えて(転移する記憶;領有することの不可能性;出来事を生きる)
    3 基本文献案内

    [ 

    0
    2010年07月14日