岡真理のレビュー一覧

  • ガザに地下鉄が走る日

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    ハマスの急襲と、それに対するイスラエル軍のガザへの地上侵攻という事態の報道に接し、ガザで何が起きているのか、ガザに生きるとは、あるいはパレスチナ難民として生きるとはどういうことなのか、少なくとも自分は何も知らなかったということを思い知らされた。
    一人でも多くの人に読んでほしい。

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    2023年10月21日
  • ガザに地下鉄が走る日

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    申し訳ない。
    パレスチナに関心はありつつも、心的にも傍に寄り添うでもない、ただの、地獄の傍観者。

    ノーマンとされる、各地のパレスチナ人。
    自国主義。民族主義。
    パレスチナはイスラエルの新兵器の広告塔。

    平和とは。
    地獄とは。

    パレスチナから目を離してはいけない。楽な事、自分の事、ごく身近なことにばかり目を向けて、苦しみから離れてはいけない。

    この本を読んで、今、これから私はどう行動するのか。
    自省。他者が希望を見出せ、生み出せる人間になりたい。

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    2022年11月30日
  • ガザに地下鉄が走る日

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    世界をきちんと理解するには1次情報に触れることが一番だが、全世界全地域に細やかに足をのばすのは難しい。そして、2次情報で世界を知ったと思いがちである。でも2次情報は誰かの目を通して編集された世界なのである。
    イスラエルとパレスチナ民の攻防は全く認識できていなかった部分が多かったので、衝撃だった。

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    2022年03月13日
  • ガザに地下鉄が走る日

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    20年以上前にパレスチナ問題について友達が調べていたのを今更ながら思い出しました。その時は全く興味を持てなかった事を反省しながら読み進めました。イスラエルのイメージも変わりました。

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    2021年02月14日
  • ガザに地下鉄が走る日

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    読み進めるほど飲み込まれてどんどん潜っていった。知らなかったことが多くてとても恥ずかしかった。
    ニュースがいかに偏っているか、彼らに焼身自殺を選ばせるほどの生き地獄とはどんなものなのか、利益をもたらさない「ちっぽけな命」の側には強い国、強い人たちは決して立たない。
    この現状を表現するのに他でもないフランクルの『夜と霧』が引用されているのだ。この本を読んで魂を揺さぶられたはずのあなたが、ガザには目を向けないの?と。

    楽しく生きることが戦い。何度踏みにじられても、そんなことおかまいなしに希望を見つけられることが、生きることそのもの。

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    2020年07月03日
  • ガザに地下鉄が走る日

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    もちろんガザ地区の事は知っていたし、パレスチナ問題だって関心が無いわけでは無かった。TVで流れる映像を見ていたし、中東の問題を書いた本だって読んでいた。
    しかし僕は何も分かっていなかったし、知識としてさらりとなぞっただけで、同じ人間が苦しんでいると受け止めていなかった。
    今ガザで生きている人々は最初から難民としてガザで生まれ、そして死んでいきます。将来に何の希望も無く、死ぬ為に殺される為に生きているような毎日。ようやく生活基盤が出来家族も増えてきた頃に、必ずやってくるイスラエルの大規模な軍事行動。それは戦争ですらなく民間人に向けられた一方的な虐殺でしかないのです。
    彼らに40年間関わり続けた筆

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    2019年07月02日
  • 記憶/物語

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    ホロコースト、戦争、震災・・・<出来事>の他者と共有化は、様々なメディア(小説、映画、ルポ)を通じて常に「リアリティ」が重視された物語として「表象」されようとする。しかし、その「リアリティ」や「リアリズム」への傾斜によって表象される<出来事>の物語が、作り手の目論見通り「リアリティのある物語」として受容されるたびに、それは逆説的にも<出来事>の忘却へと繋がり、<出来事>の表象不可能性を露わにしてしまうというパラドックス。表象とはある出来事の側面を「可視化」をもたらすと同時に、別の側面の不可視化をもたらし忘却させ、総体としての出来事を見えなくしてしまう極めて暴力的な行為なのだ。
    しかし、それでも

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    2012年11月01日
  • 記憶/物語

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    物語を論じた本、ということで手にとってみた。深く考えさせられた。

    虐殺・戦争・災害などの〈出来事〉をどのように伝えられるのか。物語の限界。

    ストンと腑に落ちる物語というのは、あるいは疑ってかかった方がいいのかもしれない。
    「物語」に描写されていないものを読みとらないといけないのだ。

    バルザックの『アデュー』、読んでみたい。

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    2012年01月22日
  • 記憶/物語

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    おもしろい!

    暴力的な記憶<出来事>をいかに他者と分有すればいいのか。
    また、そんなことは可能なのか。
    それを映画、小説、新聞、インタビューなど
    様々な分野の視点から考えて組み立てていく。

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    2011年11月17日
  • 増補版 ガザとは何か

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    パレスチナ、ハマース、インティファーダ…どこかで聞いたことはあって、昔学校でも習って、それでもよくわかっていなかったイスラエルパレスチナ問題。本書で、知らないことはいかに恐ろしいことかを実感しました。中東ニュースの見方が少し変わります、

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    2026年06月13日
  • 増補版 ガザとは何か

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    ニュースでガザ地区が報道されるたびに気になっていた。そもそもなぜイスラエルが絡むのか、ガザ地区とは何なのか。
    今までは中東のイスラム圏の宗教問題だとざっくり一括りに考えていた。しかしそうではなかった。
    ヨーロッパ、アメリカ、日本、ほぼ全ての国がイスラエルに加担して行っている直接的間接的ジェノサイド。アパルトヘイト。
    ガザ地区に住んでいるパレスチナ人への虐殺がそこにあった。地獄があった。これはニュースを見たのではわからない。理解するべき現実だった。

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    2026年06月11日
  • 増補版 ガザとは何か

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    ネタバレ

    知らなかった。パレスチナとイスラエル、どっちもどっちだと思っていた。
    考えること、調べることをやめた者は中立の立場を取って、判断を保留にするしかなくなる。
    でもそれは抑圧者(イスラエル)に加担している。 

    正直イスラエルにも言い分はあると思う。
    ただ、やり方がひどすぎる。
    パレスチナの人の足をわざと狙って障害者にしたり、配給場所を攻撃をしたり(飢えた人々が物資目掛けて殺到したところを狙撃)、物資を止めたり。
    だから次回はイスラエル側の歴史の本を読みたいと思う。

    そして、根本的な原因として、ヨーロッパ諸国やアメリカなのではないのか?
    ユダヤ人にシオニズムを焚き付けて、ホロコーストを行った懺悔

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    2026年05月06日
  • 記憶/物語

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    浪人した時に通っていた予備校の現代文の第1回目の授業で、この本のエジプト留学の部分が使われていました。大学生になったらアラブ諸国に留学したいと思っていたので、浪人生活早々にモチベーションが上がったのを覚えています。

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    2026年05月03日
  • 増補版 ガザとは何か

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    ネタバレ

    私はガザで何が起きているのかあまり知らなかった。イスラエルとパレスチナは私が生まれた頃から戦争しており、ガザについて考える習慣を持っていなかった。今回この本を手に取ったのは、ウクライナ戦争や現在進行しているイランとイスラエル・アメリカの戦争に興味を持ったからだ。本書は、イスラエル国家の成立とパレスチナの関係が事細かに書かれており、イスラエルの見方が変わった。イスラエルによるジェノサイドは、人をただ殺すだけでなく、文化や封鎖を通じて、パレスチナ人を苦しめていることに衝撃だった。言葉がでなかった。酷すぎて、この事実を今まで知らなかった自分に落胆した。私ができることは、この話を多くの人に伝え、イスラ

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    2026年04月14日
  • 増補版 ガザとは何か

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    2023年10月のハマスの越境攻撃以降のガザの状態について分かりやすく書かれている。知らなかったことが多く大変ためになる。筆者の立場はパレスチナ側なので、イスラエル側の言い分は別の書籍等で把握する必要はあるかもしれない。
    だだしイスラエルの国際法違反の入植、アパルトヘイト、攻撃の非対称性は明らか。国際世論の二重基準、無力について考えさせられる。
    まずは「テロと報復の連鎖」の言い方を「占領-抑圧と抵抗運動」などに代えたい。

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    2026年04月05日
  • 増補版 ガザとは何か

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    なんでイランへの攻撃にイスラエルが参加したんだろう?なんとなくアラブとの確執があるからだよねとめちゃめちゃ軽い認識でいたがそんな確執とか軽い話ではなかった。

    知らないことの罪を説いてくる本。
    大量殺戮することだけではなく文化も破壊するということがジェノサイド。
    凄惨さに読みながら自然と背筋を正して読み切ってしまった。ガザという監獄というか狩場というか、そう、地獄。地獄の中で生きるパレスチナの人たちのことを知ることから始めないといけない。
    そして福音派が力を持つアメリカである以上この状況を止める事はものすごく難しいように思う。

    すごく読みやすく理解の深まるみんな読んだ方が良い本。

    手塚治虫

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    2026年04月03日
  • 増補版 ガザとは何か

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    ネタバレ

    パレスチナ周辺で現在起きている事柄を知る手助けとなる1冊。
    ニュースなどで見てはいたものの、内容をよくわかっていなかったため、購入。
    非常にわかりやすく説明していてためになる。

    そもそもパレスチナやイスラエル、などは頭の中で「中東」ひとくくりで違いを説明することすらできなかったので、対立しているのかそうでないのかすら知らなかった。

    この問題の大きな契機となったのはホロコースト以後発生したユダヤ系難民の受け入れ先の解決案だった。国際連合により決定されたのは、パレスチナという国の中に、ユダヤ系の国家を建設するというもの。これは国際憲章に違反しているとの声が上がったが、なぜかその案が違憲のまま通

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    2026年03月31日
  • 増補版 ガザとは何か

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    パレスチナ問題の歴史がわかりやすく解説されており、この1冊で大まかな流れが理解できる。
    ガザの視点で語られる本書は現地の惨状をつぶさに伝え、痛烈にイスラエルを批判している。著者の岡氏は「中立の立場でさえジェノサイドに加担している」と、かなり左翼に偏った発言を展開しており、最初は忌避感を抱いた。
    しかし、これまでメディアで報道されたパレスチナ問題はハマス政権がイスラム過激派集団のように伝えられており、私自身も本書を読む前はそのような認識だった。つまり、イスラエル側の視点で伝えられるものが多かった。ともすれば、岡氏の過激な解説を聞くことはパレスチナ問題を考えるにはある意味フェアなのかもしれない。

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    2026年03月24日
  • 増補版 ガザとは何か

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    ただの文庫化ではなく増補版として出版される意義。名ばかりの「停戦」に有耶無耶にされてしまわないために、決して忘却することがないように、一種の戒めのつもりで買って読む。対談で出てきた「ニ・五人称」という考えはガザに限らずあらゆる戦禍に適用したい。

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    2026年02月28日
  • ガザに地下鉄が走る日

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    「当時、日本のマスメディアは、ガザに対するイスラエルの攻撃について報じてはいたもののその報道の質も量も、出来事の重大さにまったく見合ったとのではなかった。」
    ガザの名前を聞いたことがある程度の知識しかない私。
    読めるかと思いながら読んだ。
    読みやすかった。読んでよかった。
    人間らしく生きることが簡単では無い世界があった。
    「無関心」ではいけない。
    世界にこういった世界が過去だけでなく今もあることを消して忘れてはいけないと思った。

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    2026年02月22日