桃森ミヨシのレビュー一覧
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ネタバレあんな編の引き続きです。
優介が思わずマリアに告白して抱きしめたことによって、ちょっとだけマリアが過去を思い出しました。
マリアが思い出したお母さんは、あんなの話となんか違うようなんですけど、メグに語ったマリアの過去はあんなの嘘かしら?
あと、この巻の優介、すっごいいい人になってます。下心があるのかもしれないですけど、こっちでもいいやんって思うくらい。逆にメグの印象が薄くなっちゃってますけど、二人の仲はどうなってしまうんでしょうか。
新たに出て来た、音楽学校の榊先生も最初はいい人かと思ってたけど、路上ライブのところで言ってた台詞を聞くと、なーんかうさんくさい感じするし、こっちもどうなるのか -
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王道中の王道。名門女子校を退学処分を受け、転校してきた美少女マリア。「周りの人間を汚れさせる」悪魔と恐れられる彼女は、その派手なルックスと、過剰なほどの洞察力、そして正直すぎる性格から、衝突を繰り返し、いじめの対象になっていくが・・・。おそらく現代少女マンガの王道を体現する存在。現代少女マンガは(そこまでたくさん読んだわけじゃないけど、少なくとも『NANA』や『僕等がいた』、『砂時計』といったヒット作では)リアル志向が王道のようだ。本来の少女マンガというのは、夢見がちな少女が夢のような恋に巻き込まれていく、という図式が主流だったように思う。「私のために争わないで」と泣きながら叫ぶのが、冗談にな
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汚れた大人が読むと、ピュアな気分を思い出すことうけあいな、超清純恋愛漫画。
(こんな時代は私にはなかったがな)
女子高生・ちひろと通学電車で出会ったハシモト君との交際模様。
・・・と書いたら、なんだかすごくありきたりな気がする。そう、恋の始まりのきっかけすらも、昔少女漫画でよく見かけたものだ。
だが、昨今の少女漫画は、「少女」と言っちゃっていいものかどうかわからないほどに、あっというまに肉体関係を結び、性的描写に溢れ、センセーショナルだ。
初めに言っておこう、私はそういう「少女漫画」が大嫌いである。頼むから大人向けとして販売してくれ。
もちろんそういった漫画の中にも素晴らしい作品は数多くある