金田鬼一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子どもたちが屠殺ごっこをした話が入っているとは思わず不覚にも笑ってしまった。
とにかくこの訳者の訳が秀逸なので岩波文庫版を推す。
蛙の王さま(一名)鉄のハインリヒ/こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話/狼と七ひきの子やぎ/忠臣ヨハネス/兄と妹/野ぢしゃ(ラプンツェル)/森のなかの三人一寸ぼうし/糸くり三人おんな/ヘンゼルとグレーテル/三まいの蛇の葉/白へび/漁夫とその妻の話/いさましいちびっこのしたてやさん/子どもたちが屠殺ごっこをした話/ホレのおばさん/七羽のからす/ブレーメンのおかかえ楽隊/唄をうたう骨/黄金の毛が三ぼんはえてる鬼/手なしむすめ/三いろの言葉/靴はき猫/おぜんや -
Posted by ブクログ
かの有名なグリム童話集。
私たちがよく目にする話とはちょっと違う…というか残酷な表現が多い。ヘンゼルとグレーテル、ラプンツェル、シンデレラ(灰かぶり)など、主にディズニー作品で有名な話の元ネタを読めて面白い。これを読んでからディズニー作品を見ると、良い意味で脚色がすごいというか、よくこんないい作品を作れたな…と思う。
グリム童話以外にも千夜一夜物語やロシア民話を読んだことがあるが、同じような話がいくつかあった。どこが起源かはわからないが、世界中で似たような話が広まり語り継がれているのだろう。
本書は訳を子ども向けとしているが、正直この内容は子どもに話せるのか?と思った。笑
そして主にドイツで