いしいさやのレビュー一覧

  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    他宗教も含め、宗教育ちの2世、3世にはとても共感できる内容だと思います。宗教という正義で子どもの自由を奪う親の在り方に疑問を持てる読者は、ある意味『正常』なのではないでしょうか。
    歪な世界は今も確かに隣り合わせで存在し、『教義=絶対正義』で育つ子どもが本当に幸せなのかを考えさせられます。
    宗教育ちの生きづらさが楽になる、ひとつのきっかけとしてお勧めの一冊です。

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    2022年01月09日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

    購入済み

    人を幸せにする宗教は存在しない

    私は創価学会の三世でした。
    エホバほど厳しくないですが、クリスマスはなく、初詣も行ったことありませんでした。
    座談会や少年部に行かされ、御書を学び、試験もありました。
    会合の受付(白蓮)をやらされ、決意発表をさせられ、新聞啓蒙や、公明党支援、学校で新聞が持ち物だと聖教新聞を持たされたり、京都の修学旅行で神社やお寺に行けなかったり、友達からもらったお守りも捨てられたり、なにもかもずっととてもとても嫌でした。
    両親が信者だったので、逃げ場がありませんでした。

    日蓮の教えてだったはずが、いつしか池田大作のことを先生と呼び、池田教に化した創価学会ですが、そんなことを言えば学会員はみな顔を青くして退転

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    2020年07月29日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    よくある元二世の体験談だが良い

    私も JW 元二世だが、ネット上にはこの手の元二世の体験談はありふれている。
    特に目新しい情報は描かれていないが、漫画として(そして電子版として)出すと言う部分には新規性があるので、そこは評価できる。

    他のレビュワーも書いているように、作者の育った家庭はかなり狂信者度が高い方かもしれない。
    私の親はここまでではなかったし、はっきり言って尻を叩かれた経験は私は殆どない。
    こういうのはもっと古い世代の JW がやってたことだと思っていた。
    しかし、作者は私よりも年下(たぶん作者は2019年現在で20代くらい? 私は30代半ば)らしく、下の世代でもまだこんなレベルのことやってんのかよエ

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    2019年12月31日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    価値観とは

    ずっと前から気になっていた本でした。
    今回購入し、全編読んでみて感じたことは一言で言うと価値観の喪失です。
    価値観とは、潜在的にも本来は自分で決めるものだと思いますが、作品の中では全てが「エホバ」によって左右されている。これが洗脳の始まりなんだなと強く感じました。
    宗教を否定する気はありませんが、本来の自分を失い兼ねることは否定できないと感じたとても深い作品だと思います。
    購入して良かったです。

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    2019年12月21日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    面白い

    とても丁寧に、人柄の良さが溢れた内容でした。

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    2019年12月13日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

    jt

    今でもある話

    少し関わり合いのあったおかあさんがクリスチャンでまさにこういうおかあさんで、他人の私でも地味な圧を感じて怖かったことがあります。そういう「圧」の描写がものすごく的確。ここにかかれた宗教はカルトなのでもちろんですが、パッとみはいい親御さんのはずが実はめっちゃ毒親、という人間を深く描写されてる良作だと思います。作者の幸せを思わずにいられません。

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    2018年12月09日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

    購入済み

    自分も

    自分もカルトと呼ばれるキリスト教信者の家で育ちました。
    エホバでは無いし、完全なカルトではない!と思ってたけど
    この漫画とあまりにも似ていてゾッとしました。

    私は半分は足抜けしてる状態ですが、家族はまだ
    全員ドップリ浸かっています。
    「兄弟姉妹」とか「火曜の集会」とか「サタンよねー」とか
    まんまです。カルトというのは宗派の違いはあれど
    どこか似て来るものなんですね。

    因みにエホバから逃げてきた信者さんも大勢います。
    せっかく逃げて来て、何故また似たようなカルトに嵌るのか…

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    2018年02月02日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    宗教やイデオロギーの信者の子が描いた、信者の子供の生活。
    想像以上に過酷だった。よく鞭打ちされずに脱け出せた。

    1
    2017年12月30日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    同じ経験に共感。辛い…。

    この作品に出てくる全く同じ宗教で幼少期~二十歳までの人生を自分も送りました。
    本当に経験した事は全く同じです。
    応援団ダメ。騎馬戦もダメ。校歌・国家もダメ。
    漫画ダメ。友達から貰ったものは相応しくないもの(またはサタンの影響受けるから)だから捨てる。
    だからクラスでも浮く。次第に友達もいなくなる。

    少しでも嘘ついたり、神の意志に背いたら鞭打ち。我が家もベルトでした。終わったら『ありがとうございます』を言う。

    共感する事が多く、作品を通して昔の自分を見ているような内容で正直辛い。でもそれくらい誇張しているものは一切なく、生々しく描かれています。

    もし、自分の学生時代にこ

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    2017年12月26日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    辛い

    よく母さん許してくれたなと思いました。
    抜けたくても抜けられない子が友達にいるので、そんな熱心な人が…と驚きました。
    収拾つかないぐらいに激怒されて以降、就職して親元を離れていますが、宗教が邪魔で結婚を諦めています。良い子なのに…。
    親族も奥さんが宗教の人で、その人が亡くなった時は兄弟なのに死に目にも会えず、「楽園に行きました。」と手紙が一通だけ。
    本人は好きにすればいいけど、子供とは言え周りにも選択権が欲しいです。

    ただ、抜けても精神が不安定なのは読んでいて辛かったです。

    #ダーク

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    2025年02月07日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    自分の知らない世界を知ることができて、おもしろかったです!
    絵もシンプルでとても見やすいです。
    でも、最後が尻すぼみ…。
    「えっこれで終わり???」って感じで、中途半端で物足りなかった。
    母親に反抗してからの話をもっと詳しく丁寧に書いて欲しかった。
    「ここからおもしろくなりそうだ!」って期待していたのに…最後にガッカリ。
    この内容でこの値段は合わないかな!

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    2020年03月08日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    ここまでヒドくはなかったですが

    私も母親がある宗教に入っていた時期がありました。
    中学に上がる頃、他の信者から(この時初めて会った)集会に誘われ行ったところ、なんともまあ気持ち悪く異様な空間でした。
    数回は仕方なく参加していましたが、どうにも耐えられなくなり、誘われても断り続けていたらいつの間にか声をかけてこなくなったのでホッとしたものです。
    今でもあの光景を思い出すとイヤな気分になります。
    現在は母もどうやらその宗教から抜けたようで良かったですが、信心していた当時、友人達と初詣に神社へ行こうとしたら頑なに止められた記憶があります。
    何故か母はそのことを忘れていたようですが(笑)

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    2019年07月17日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    同じ体験をした

    同じ体験をしてたから読んでてすごく辛くなった
    でも描いてくれてよかったと思います

    どんなに説明してもたぶんこの辛さは世の人たちには理解できないと思う
    二世の子の辛さが分かるのは二世の子だけ

    同じエホバの証人二世で苦しんでる子たちがいっぱいいると思うから
    そういう子に届けばいいなと思う...

    ただエホバの証人が頭のおかしい人みたいに描かれていたのはちょっと気になる
    いいこともいっぱいしてるだろうし
    悪いことはしてないし

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    2019年02月06日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    色んな意味で興味深かった。信仰の自由ってあるんで一概にこういうのが良くないとは思わないんだけどその他の自由が許されない(決してそういうわけではなさそうだけど)というのはちょっとね。
    後そういう判断が不十分な子供に押し付けるのはやっぱり理解できないところがあるかなと。
    こういう仕事をすると関係者にはきっと身バレすると思うんで作家さんは大変だなとは思います。

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    2018年09月25日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    タイトルまんまの内容で、その宗教の価値観や日常が興味深かったです。
    知らない世界を垣間見れるという点でも貴重な1冊!

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    2018年03月11日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

    Posted by ブクログ

    本の内容自体は興味深かったし、
    読んでてすごく面白かった☻

    信仰の自由はあるけれど、
    子どもに強要するのはな〜て、、。
    子どもにも決める権利が平等に合って
    本人の気持ちを大事にしてあげるべき
    なのではないかなって思った。

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    2023年07月29日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    自分の親は新興宗教を毛嫌いする人だったので、どちらかというと偏見が強い。だから本当にわからない。

    子供のためだ、子供の意志で集会に連れていくのだというが、子供が拒否できるはずがないだろう。
    母親が好きで嫌われたくないと思うのは当然ではないか。

    長じてその支配から逃れられたとしても、幼い頃から刷り込まれたことは、間違っていると思っていても破ったら罪悪感や嫌悪感が発生してしまうものだ。

    争いがダメだと言いながら子供を鞭打つのは何故だろう。
    それが聖書に基づいた指導だというならば、争いはダメだが一方的な暴力はOKということになる。
    信者以外の人は悪魔で係わるのは良くないというのなら、何故勧誘に

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    2019年06月16日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    子供は親を選べない。
    神、仏、悪魔、信じることは自由。正しい教えだから子供に教えたい気持ちは分かる。
    しかしサラッと自然に子供に強要するのは如何なものか。

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    2018年03月26日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    悲しいけど

    辞める時にお母さんが、おかしくなるとかがなくて逆に凄い。自分で信じて入ったからかな?

    これを機に色々な宗教のこんな話が出てこないかな?
    と思う。

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    2018年01月15日
  • よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

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    エホバから脱出できた作者の幼い頃の話。
    エホバって悪質で(その家の子供にとって)不幸な宗教だったんだなぁってのがわかる。児童虐待で摘発できないのかな?
    脱出してもまとわりつく罪悪感を振り払うためにわざと罪(禁止されていること)を犯さなければいけなかったって悲しいことだな。

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    2018年01月05日