十月ユウのレビュー一覧

銀の十字架とドラキュリア

十月ユウ / 八坂ミナト

面白みのある作品であった。気軽に読めるライトノベルのひとつだ。
吸血鬼＋美少女というジャンルの使い古された感はある題材だが、それでも今後の展開に期待する内容は十分持ち合わせている。
作者の別作品にも期待が湧いた。

戒書封殺記4 その本、開くことなかれ

十月ユウ / 藤丘ようこ

特定の時期、特定の場所に現れる『本』を巡り
ひたすら頑張る『見習い』主人公。
どうにかして、相手より先に『本』を回収できるのかどうか。
今回は頼みの綱の先輩が倒れ、自力で頑張るしかない状態が
色々な意味で大変です。

話の本編も気にはなりましたが、それ以上にすごかったのは
館長かと思われます。
ちらちらと出てきていた館長ですが、今回の話により
更にすごい…というか、濃い？　その性格が…。
多分、何より誰より忘れられないかと思います。

覇者の三剣1

十月ユウ / 天野英

ヒトに良く似た人でないものに、ヒトが捕食される世界で戦う少年たちのお話。
最初から主人公がアホのように強く(笑)気ままにわが道を行き、親友は猫を何重にもかぶっているくせにひとたびスイッチが入ると罵詈雑言を吐くドS(鬼畜気味)という、なんともテンションの(いろんな意味で)高い内容。
戦闘シーンと武器や剣術他の流儀の話が多いので微妙に文章が難しかったりしますが、武器描写や戦闘描写の好きな人にはたまらんかもしれないです…。
ところどころ小ネタが仕込まれていて、解る人は笑えます。
あとルビが多いのと、登場人物の名前を覚えるのに若干苦労するような。
もちろんヒロインもいますが、これはちょっと若干イラっとくる気がしなくもない…約1名(笑)好みが分かれるところかもしれませんが。
最初から全開なので、読み終わっても終わった気がしません(笑)続編に期待して星は4つ。

戒書封殺記3 その本、禁忌の扉に通ず

十月ユウ / 藤丘ようこ

始まっていたくせに大して動かなかったヒロイン（内1人）がやっとこ動き出す話。それと『彼』の名前と正体が明らかになります。まぁ、ありがちと言えば、ありがち。そう言えば彼女、もう1人のヒロインを応援する様な立場に回っていました。ちょっと違和感。

戒書封殺記2 その本、触れることなかれ

十月ユウ / 藤丘ようこ

シリーズ第2巻。1巻と比べて挿絵が少々、と言うか結構変わっている（良い方に）少し驚いた。内容としては『ある本』を読んだ生徒が次々と凶暴になる事件が発生。事件の原因を『戒書』だと推測し調査に乗り出す読破だったが結果は余り芳しくなく…と言う巻。1巻でも思ったがヒロイン（だと思われる）の2人に好感が全くと言って良いほど持てない。と言うか魅力がない。主人公の設定が強過ぎるから、と言うのも理由の1つかも。

戒書封殺記1 その本、持ち出しを禁ず

十月ユウ / 藤丘ようこ

読み難い、と言うレビューがあったのを見かけましたがコレくらいなら許容範囲です（私には）と言うかそれ程読み難いとは思わない。内容は現代ファンタジーを主としたミステリー。今時珍しい硬派な青年（主人公）とこれまた今時珍しい『本物の』眼鏡ッ娘を中心とした物語。主人公が凄い格好良い。女性が格好良い物語も勿論好きですが、男性が格好良い物語も大好きです。ただ、如何にも主人公に想いを寄せているキャラに対して腹が立つのは何故なのか…。

銀の十字架とドラキュリアII

十月ユウ / 八坂ミナト

人間？と
吸血鬼と
人造人間と
半吸血鬼と．
その４人の前に現れた新たなる敵（）．
ソレは一体．
まぁ，表紙のごとく魔女なんだけど．

肌色＋殺伐

銀の十字架とドラキュリアII

十月ユウ / 八坂ミナト

新キャラが1人の状況で「魔女は誰だ」とかやられてもね…
ヒロインがわがまま言いたい放題なのに、サブヒロインが「男なんだから受け入れなさい」とかいう論調なのも萎える
ヒロインが謝って丸く収まるわけでもなく、主人公が「怒ってスマン」とか…まあよくある糞ラノベ展開ですわ
1巻が普通に面白かっただけに残念

銀の十字架とドラキュリアII

十月ユウ / 八坂ミナト

キャラクターの役割分担が良く出来ているので、話の展開に無理を感じない。緋水の過去も重たいけどやり過ぎてる感じがせず、寧ろこの位が丁度良い感じではあるが、この辺のバランスは崩れやすいので上手くやってほしい所。新キャラの希璃華には早くもチョロインの兆しが見えているので次巻からはより盛り上がりそうである。しかし、ルシェラのウザ面倒臭い感じが諄い上に、物語上での出番が全くないただの我侭姫キャラ過ぎて好感が持てなくて辛い。見せ場をサブヒロインに持っていかれているヒロインとか可哀そうなのでルシェラが活躍する見せ場はよ

ダークロード 4.闇黒の君臨者

十月ユウ / いっせー

最終巻

　エロのパワーダウンと共に話もパワーダウンな感じ。

　王の正体とか、いろいろ伏線引いてたけど、イマイチ驚きに欠ける。

　貴族達の関係もグダグだで、無くてもいい感じ。

　これで終わり？な竜頭蛇尾。

ダークロード 3.純白の死神

十月ユウ / いっせー

第3巻
　王族同士の戦いです。

　エロも控えめでパワーダウン気味。

　集団戦になってきましたが、死神さんの立ち位置がよくわからない。
　決闘を折角定義したけど、なし崩しな感じ。

ダークロード 2.戦陣の姫君

十月ユウ / いっせー

2巻も一部けっこうエロです。
　挿絵も表紙も頑張ってますね。

　話はコネタ。背景説明の為かもしれないが、子悪党で話は小さめ。

ダークロード 漆黒の断罪者

十月ユウ / いっせー

ライトノベルにしてはエロが多い。

　設定は荒廃した未来に貴族社会とありきたり。
　話としてはわかりやすい。

　まだ、いろいろと謎も残していますし、導入としては良さげ。

ダークロード 漆黒の断罪者

十月ユウ / いっせー

貴族は平民とは違う生き物で、その逆もまた然り。
そんな世界で、タロットカードのような『武器』を
全て集めようとしている貴族。
その目的は～という感じ、でしょうか？

話の流れとしては…うん、いいのではないでしょうか？
しかし、そんな話の筋を差し置いて（？）興味があるのは
ご近所の夫婦、というか、その旦那？
何そのはっりゃけ具合、というかそのハイテンション。
主人公の性格と言うかひんやり具合との差が素敵ですｗ

一体今どれだけのカードがあって、何がないのか。
そこをちょっと教えていただきたいですが
それもまた楽しみのひとつ？

戒書封殺記4 その本、開くことなかれ

十月ユウ / 藤丘ようこ

いろいろと隠れていたキャラクターが総登場。
ついでに、あの本の正しい使い方も披露して、前半の山場の回でした。
ま、後半は未だ書かれていないんですが。(^^;
必殺技が本当に必殺だと、小説的には構成が難しそうだなぁと思うくらいの終盤でしたが、そもそも武器が本対ペンですからね。(^^;
イラストにするとちょっと間抜けになってしまうのは仕方がありませんね。
その印象が強くて読後感がちょっと。(^^;

戒書封殺記3 その本、禁忌の扉に通ず

十月ユウ / 藤丘ようこ

敵、といっても、大親分ではなく「F」の系列につながるもののキャラクターがいい感じでしたね。
ちょっと、時代小説あたりに出てきそうな性格。
「大親分、劇的に登場」みたいな回になるはずだったんだろうけど、個人的にはそっちは印象が薄かったですね。(^^;
もう少し司書の仕事の記述があっても良かったかな。
（表の）司書っぽい仕事は睦実さんにまかせっぱなしだし。(^^;

覇者の三剣1

十月ユウ / 天野英

人と違う存在を倒すための学校。
そこに１ヶ月遅れでやってきた生徒。
その友人と、友人の姉。

学園戦闘物、ですね。
最後の方でがっちりと学校が恐ろしい事になっていますが
この掃除は誰がするんだろう…とか、どうでもいい事を
つい考えてしまいました。

しかし悪役っぽい（？）のがいますが
ものすごく手の平で転がされてる感がありますね。

覇者の三剣2

十月ユウ / 天野英

覇者の三剣2巻〜。
朱雀、来た！　冴木さんもなんか来た！
要は相変わらずドＳ！　絶対蒼なんか隠し持ってる！　このままで終わるなよ。
で、美亜がうざくて琴美ちゃんがかわいい。
歯痒かったりするけど。
もだもだしつつも、燃えきれないのでやっぱり★３。

覇者の三剣1

十月ユウ / 天野英

なんとなく目に止まったりとりあえず気にはなるので、★は3.5、でも表示は3。
キャラは蒼と要が良い、てか、この2キャラで持ってる感。
っていうか、ヒロインは誰ですか！
美亜よりも琴美ちゃんの方が可愛いので応援したいのだが、美亜が持っていきすぎ。色々。
で、気になるのが冴木さん。
要のドＳっぷりが好き。

戒書封殺記1 その本、持ち出しを禁ず

十月ユウ / 藤丘ようこ

担当さんの言うとおり、これからの成長に期待したい作家さんでした。
BL小説ばかり読んでいると細部の描写に慣れてしまってその部分で戸惑う事も。
でもお話としては痛快で面白いものでした。