草野巧のレビュー一覧

  • 図解 悪魔学

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    「モレクはモロクとも呼ばれるが、数多い悪魔の中でもその残忍さと獰猛さにおいて群を抜いている」ー 48ページ

    モレク(モロク)のデザイン好き。牛の腹の部分が牢獄になってて中に人が閉じ込められているという想像力は、なかなか現代的なようにすら思う。書くものが限定されている印象を受ける宗教画がどうしても時代的に思いついてしまうけども、悪魔という題材のもとではこのような時代においても想像力は羽ばたいているなあと思って良かったです(こなみ)

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    2013年11月26日
  • 図解 天国と地獄

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    見開きで各宗教での「天国と地獄」について説明している。図解なので解り易い。さまざまの宗教、土着的、伝統的ストーリーなど大変興味深い。難しい本を読むより、こちらの方が断然面白い。

    これだけ様々な「天国と地獄」が語られると、絶対的だと主張する宗教的価値観やら民族的価値観は、みごとにひっくり返させられる。

    ようするに、それぞれが「信じるもの」を信じているだけにすぎないということが解ってくる。

    それはけして悪いことでないと思う。なぜなら、心から何かを信じることができる人は、心安らかに死に向かうことができるから。

    それぞれが信じているものを否定はしないが、絶対的なものではないことは自ずと解ってし

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    2012年11月07日
  • 図解 悪魔学

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    昔の人はこんなん信じてたんかと驚愕と共に、資格本の様にその解説がされていく。創作物でよく見る名前の元ネタ等出てくるのでその辺に理解ある人は取っつきやすいと思う。

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    2021年05月06日
  • 図解 錬金術

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    錬金術とは何か?
    その歴史や影響など、とても分かりやすかった。
    左に説明、右に説明について表や図があり、先生の説明を聞きながら、黒板を見てる、授業を聞いてるような感じの本の構成。

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    2018年11月10日
  • 図解 悪魔学

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    魔女の話は好きです。

    あと、悪魔学がおもしろかったかな。基本、神の全能を強めるためのものだと思うのですが、神のすごさを出すために、ついつい悪魔も強くなっていくという……。

    もし神が全能なら、それに逆らう悪魔には、同情してしまいます。
    たぶん、魅力は、悪魔の方が上なんですよね。

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    2013年06月14日
  • ヒーリング

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    イエス・キリストにはじまる歴史上のヒーラーほか、アユールヴェーダ、陰陽五行などさまざまなヒーリングの概要を説明した一冊。おれぞれの特徴をコンパクトに説明しているので、ヒーリングそのものに興味を持ちながら詳しく知らない人にはお勧めの一冊。

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    2012年07月12日
  • 図解 錬金術

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    科学の前身となった錬金術。その起源はアリストテレスからはじまる。

    澁澤龍彦とかも錬金術には多く触れているが、このように基本的な考えた方ら丁寧に触れた本はなかなかなかった。オカルトなどと無視してしまわず、結構論理的に考えられた錬金術の世界をぜひ。

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    2011年12月27日
  • 図解 天国と地獄

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    神話だけでなくて、哲学者の考えた冥界というのは、なかなか今まで知らない世界でした。

    しかし、どこでも、人間って、そんなに違うことを考えているわけでもないなぁと思います。

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    2009年11月19日
  • 図解 天国と地獄

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    様々な宗教や土着の思想から生まれた、天国と地獄について解説した本。図解は簡単なものですが本当にありがたいです。
    あまり具体性を持って冥界をイメージしたことがなかったのですが、これを読むと、死者の世界も生者の為の思想であることを実感します。で、やっぱり真に具体的なイメージはつかめない…ひとつ世界観を構築するという事がいかに創造性が必要なことか。こんなところでダンテ(神曲)のすごさを実感したり。

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    2009年10月04日
  • 図解 悪魔学

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    #2025年に読んだ本 5冊目
    #1月に読んだ本 5冊目

    いろいろ細かくて
    いろいろ比較できて
    おもろい

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    2025年01月21日
  • 図解 黒魔術

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    一見するとただのオカルト本に見えるが、背景にある文化や思想に関しても簡潔に述べられていて非常にわかりやすい。見開き2ページでの左側で開設を右側でイラスト等での説明がなされているスタイルも非常に読みやすかった。項目の重さにはばらつきがあるように感じたが、小説やアニメを楽しむ際の参考書籍としては秀逸。ただ、この本を読んでも黒魔術が使えるようになりたいと思った人には残念な内容だったかもしれない。

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    2021年07月06日
  • 図解 錬金術

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    わかりやすい。錬金術について知識を得るための手がかりとなる一冊。
    おおよその概観・主だった関連用語を押さえられる。
    とにかく取っ付きがいいので、入門編としてはおすすめ。
    ただ、より詳しく知りたい向きには物足りない。参考文献一覧から、ほかの本を探してみるのがよさそう。

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    2017年07月08日
  • 図解 錬金術

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    西洋の歴史から錬金術は外せない。一時は科学とされていたくらいで、おかげで染料やビーカーなどの実験器具なんかも生まれて。
    この本は、錬金術のいろはをカンタンにまとめてある。もっと知りたい人は別のマニアックな本に進めばいいと思う。はじめの一歩に。

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    2013年03月10日
  • ヒーリング

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    このシリーズの「パワーストーン」を読んでいて、なかなか良かったのでこちらも読んでみる。
    「癒しの伝説と神秘の技法」と副題にあるように、内容はまったくソレなのだ。

    イエスの奇跡、アスクレピオス(医学の神)の治療、ルルドの泉などに始まり、世界のヒーリングの神々、ヒーラー、パワースポット、伝統医療について収められている。
    多岐にわたってものすごく調べて書かれているな~と感心!
    参考文献が最後に掲載されているが、これもまたすごい数。
    ヨガ(ハタヨガ)についてもよく調べてはって、一般的にはわかりにくいヨガの身体論にまで及ぶ。

    ハワイのパワースポットやカフナ(シャーマンみたいな人)について、セドナのヴ

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    2013年02月23日
  • 図解 魔導書

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    魔導書とは、何かという事が詳しく解説。
    目的に合わせた道具の使い方とかも記載されていました。
    西洋舞台の小説を書くにはバッチリ。

    ただ魔法陣の事を、もう少し事細かく説明が欲しかった。

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    2012年06月24日
  • 図解 悪魔学

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    主にキリスト教における悪魔観、歴史的展開などを分かりやすく開設した一冊。非常に分かりやすい。
    巻末に参考文献一覧が掲載されているのがうれしい。

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    2012年01月21日
  • 図解 錬金術

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    この本には、様々な錬金術が書かれている。
    賢者の石とは、「哲学者の石」とも言われており、人間を不老不死にする力をもっているとも言われていた。中国では錬丹術の中にも、賢者の石について書かれていた。また、ホムンクルスというのは、人工的に人間を作るということである。 ウロボロスとは、竜が自らの尾を噛み円を描いている。これは古代の象徴でもある。意味は「不老不死」「死と再生」を表している。
    その他、色々な錬金術もある。一見、難しいそうに思えるが、読んでみるととても興味深く面白い本だった。
    昔の実験者たちは、様々な実験をやってきたんだなと思った。人工的に人間を作ってしまう技術があるのにすごく驚いた。

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    2010年01月31日