フィル・ナイトのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
信念を貫く。
フィル・ナイトがナイキを起こし、ここまでの企業にのし上げた話し。
1962年にMBAの起業家授業の宿題のために作ったアイデアが1980年に上場までする。
実に18年の軌跡が、失敗も実名での批判も込で書かれた、本当に創業者しか書けない話し。
とにかく資金繰りと戦い続けていたのが本当に印象的。金のためではなく、勝利ということにフォーカスし続けた。
ほんとに長い旅だと思う。長い旅を、ゴールラインのないマラソンを走り抜けて今のナイキがある。
仲間を信頼し放任というスタイルで導いたというよりも一緒に駆け抜けていくナイトの焦りや信念をフツフツと感じられる。
そして日本人だからこそ面 -
Posted by ブクログ
筆者のフィル・ナイトという人は、ナイキの共同創業者の一人である。本書は、フィルがナイキを立ち上げ、世界的な企業に育て上げるまでの物語を、フィル自身が書いたものである。
フィルがスタンフォードのMBAを取得しビジネスを始めたのは24歳の時。当初からナイキブランドの靴を売っていたわけではなく、まずは、日本の靴メーカーであるオニツカの製品をアメリカ西部で売ることからビジネスを始めている。それからナイキブランドを立ち上げ、大きな成功を収めるまでのことを物語として語っている。ナイキという会社のビジネス成功物語というよりは、フィル自身の青春時代からの成長物語であると言った方が適当かもしれない。
ナイキを成 -
購入済み
すさまじい爽快感
事実関係は大雑把だけれど、彼がどのような想いで40年間駆け抜けたのかがよく分かる。
熱い想いが伝わってきた。
もっと自分の人生を力強く駆け抜けたいと感じた。 -
Posted by ブクログ
NIKEの創業者である、フィル・ナイトがNIKEを創業して会社の経営が波に乗るまでの物語。500ページ以上あり、読み応え抜群だが、少々長いとも言えるため評価は4。
本にするほどトラブルやイベントが多くて紆余曲折しており、本当にこんな人生だったら大変だろうなぁと思いつつ、面白さもあります。
個人的に印象に残ったのは2つ。NIKEの物語自体の感想を書く方は多いと思いましたので、ニッチな視点で書いてみました。
1つ目は、第二次世界大戦におけるアメリカ人から見た日本人の評価も描かれているところ。
日本側の視点で第二次世界大戦の評価や当時の国内外の方々の悲劇など、色々あると思います。ただ、アメリカ -
Posted by ブクログ
ナイキ…というよりも物語の多くはその前身であるブルーリボンという会社の歴史を物語るものだった。今や世界的なスポーツ用品メーカーとなったナイキだが、その創業と発展には数多くの苦難や苦労があったことがひしひしと伝わってきた。
また、創業時はオニツカのアメリカでの販売店から始まっていたり、その後の事業拡大には日商岩井(現在の双日)が大きく関係していたりと、日本との関係がとても深い人物・会社であることには驚いた。
フィル・ナイトとその数多くの仲間たちの信念や情熱がナイキを支え、大きくしていったことがよくわかった。様々な契約や裁判、関税問題の場面などはとてもシンプルに物語のように書かれているが、実際はと