廣瀬匠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ星や星座についてロマンティックだと思って知識を求めるなら良い本。私にとっては星を見ても物語を想像することができないし、星空はどちらかといえばただの背景に思える。どの星がどの星座かもよく分からない。ただこの本では惑星がなぜ惑う星と呼ばれたのか、黄道十二星座がどういう基準で決められたのかという話がある。太陽の通り道を黄道と呼び、その上にある星座が黄道十二星座であるという知識を今回初めて知り、名前だけは知っていた言葉の意味を理解できたように思う。千年前に清少納言が好んだすばるは紀元前のギリシアでは既にプレアデス星団と知られていた。同じ星に心を寄せた人々の歴史があるのにも気づいた。
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Posted by ブクログ
たとえば1年とか1日とかの時間の長さの決め方とか、曜日と惑星の関係とか。天文学と僕たちの生活って案外、関係が深いんやなぁって思いました。
昔の考え方では、月も太陽も惑星としていたそうで、へぇ~って感じです。
明治時代の改暦の話がありましたが、理由がセコイ(笑)。困っていると為政者はセコイことをするのですね(笑)。
技術の進歩が、人類の宇宙探査の範囲や対象を大きく増やしたんですが、その反面、謎が深まったっていうのが不思議です。宇宙はやっぱり神秘的なもんやなぁ、と思いました。
1回読んだだけで、全部を理解できた訳ではないですが、楽しく読めました。難しい数式とかの記載はないので、数学嫌い・ア -
Posted by ブクログ
とても優しい文章で、星空を見る、
初心者(私のような)のための本だと思う
中のイラストや写真もきれいで
簡単な天文学と星座の歴史も学べる。
その中でルネサンス時代に地動説を唱えた
ジョルダーノ・ブルーノ(火あぶりの刑)や
ガリレオ(宗教裁判)などの名前があり
NHKでも放映されていたアニメ、
「チ。 -地球の運動について-」を思い出した。
彼らの強い信念があり、今、私達は、こうして
同じ夜空を見ている。
そうそう、明日は皆既月食らしい。
早朝なので見られないかもしれないけれど。
暑さはまだまだ落ち着かないけれど
ふと息をついて、秋の夜空を見上げるのも
いいかもしれない。
美しい夜空が待っ