ジョエル・サートレイのレビュー一覧
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写真版ノアの箱舟「フォト・アーク」プロジェクト。
撮影された6000種近くの動物たちの中から400種を掲載。
それらは美しい生命力溢れる動物たちの姿。
・はじめに 地球に生きる仲間たち 箱舟を作る
第1章 合わせ鏡 第2章 パートナー 第3章 正反対
第4章 変わりもの 第5章 語り継ぐ希望
フォト・アークや著者等の紹介。動物索引有り。
絶滅する、絶滅の瀬戸際に立たされる、
生物たちの生きていた証を残す「フォト・アーク」。
彼らの動き出しそうな美しい姿が、映されている。
で、動物たちが主役の、この写真集。
撮影の舞台裏等で語られる苦労の先にあるのは、
魅せる写真の見せ方。
その眼差し。多種と -
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美しく悲しい写真集。
「フォト・アーク」プロジェクトで撮影された1万種の中から
約300点を掲載。それらは絶滅した、絶滅が危惧される生物の姿。
・序文 ・はじめに ・IUCNレッドリスト
プロローグ 亡霊たち
第1章 世界からいなくなる 第2章 姿が見えなくなる
第3章 存在が遠くなる フォト・アークや著者等の紹介。
動物索引有り。初版限定特典ポストカード付き。
絶滅する、絶滅の瀬戸際に立たされる、
生物たちの生きていた証を残す「フォト・アーク」。
彼らの動き出しそうな美しい姿が、映されている。
多くの鳥。不思議な文様のカエルや亀。
日本ではミヤコカナヘビの素晴らしい緑色。
その合間に現れる -
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6歳の娘が大好きな「あつ森」や「ざんねんないきもの事典」に出てくるような、珍しい動物がなるべくたくさん載った本はないものか……と、書店をさまよっていた時に見つけた写真集です。
全世界の動物園や保護施設にいる生き物全てである12,000種を撮影し、地球の生物多様性の重要性を訴えようというプロジェクト「フォト・アーク(写真版ノアの方舟)」。
本書はその中の約400種が紹介されているのですが、写真そのものの美しさもさることながら、並べ方がとにかく面白い……!
普通の動物図鑑のように生き物の全身を収めるのではなく、動物たちの不思議で美しい特徴的なからだを大胆にクローズアップしたり、大きい動物と小さい -
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ジョエル・サートレイ氏の動物を守るプロジェクトの続編。今回は野生絶滅種(EW)と絶滅種(EX)が前回より多めに掲載されている点、絶滅危惧種に対する具体的数値が大きく表されている点において危機迫るつくりになっていると思う。特にキタシロサイの撮影エピソードについては涙が出てしまうほど胸が痛んだ。効果のほどが定かでない民間薬販売のため、サイやセンザンコウの類が密猟されているのに非常に怒りを覚える。この地球に住む同じ世界の住人が、それぞれの価値を認め共存共栄していくこと。一方の都合で破壊されてしまっては、いずれ大きなしっぺ返しが向かってくるのは人間に対してであることを忘れてはならない。
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ジョエル・サートレイ氏が25年かけて行う「絶滅しそうな動物たちの写真を撮る」プロジェクト。この書には400種が収められている。どの写真も背景を黒又は白で統一しているそうだ。そのことにより動物の表情に集中できる。確かに、動物の仕草や佇まい、表情が迫ってくるような感覚で、とても身近に感じられた。だが、同時に胸に突き付けられるような感覚がある。絶滅に追い込むほとんどの原因が我々人間の所業によるものだ。じっと見据える動物たちの表情をどう読み取るか。
何も思わずただ美しい写真集では終わらない。写真撮影の舞台裏が載っていたり、違う種の同じようなポーズを横並びにしたり、内容はとてもユニークで一般の図鑑にはな -
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写真版ノアの箱舟「フォト・アーク」プロジェクト。
撮影された2000種近くの鳥の中から280種を掲載。
それらは美しい鳥たちの姿。
・序文 ・はじめに
1 鳥という生き物 2 第一印象 3 飛翔
4 食べ物 5 次の世代 6 鳥の頭脳 7 未来
フォト・アークや著者等の紹介。鳥名索引有り。
絶滅する、絶滅の瀬戸際に立たされる、
生物たちの生きていた証を残す「フォト・アーク」。
彼らの動き出しそうな美しい姿が、映されている。
で、鳥たちが主役の、この写真集。
魅惑的な鳥の様々な見方からの写真と、
その合間に分かり易い、良い塩梅な解説が書かれています。
まとまったいろいろな足があるページを見れ