めばるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「水属性の魔法使い」の世界がさらに大きく広がった一冊だった。
戦争や国家間の駆け引きが本格化し、これまで以上にスケールの大きな物語へと発展していて、一気に読み進めてしまった。
涼は相変わらず飄々としているのに、ここぞという場面では圧倒的な実力を見せてくれるので、そのギャップが実に格好いい。
仲間たちの活躍もしっかり描かれており、それぞれに見せ場があるのも嬉しかった。特にアベルたちとの連携は読んでいて熱く、戦記ファンタジーとしての面白さを存分に味わえた。
物語としては次巻への期待が高まる締めくくりで、この先どんな展開が待っているのか今から楽しみだ。
シリーズのスケールアップを実感できる、大満足の一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレジュー王国のウィリー殿下の護衛として、ナイトレイ王国の王都へ向かうリョウ一行。物語の舞台は華やかな王都へと移るが、その空気はどこか落ち着かない。表向きは賑わいを見せる都の裏側で、思惑を秘めた貴族たちの気配がちらつき、静かな不穏さが物語の背景に漂っている。
そんな王都に集うのは、アベルを擁する「赤き剣」、B級冒険者のセーラ、そして勇者ローマンのパーティといった実力者たち。さらにナイトレイ王国筆頭宮廷魔法使いイラリオンを中心に、どこか軽妙でコミカルなやり取りが続くため、しばらくは穏やかな群像劇が展開していくのかと思わされる。登場人物たちの個性が自然に交錯し、物語は肩の力を抜いて楽しめる雰囲気をまとって進んでいく。
しかし、その空気は突如として一変する。中央神殿の地下から大量の魔物が湧き出し、王都は一瞬にして戦場へと姿を変えるのだ。迎え撃つのは、赤き剣の面々と勇者ローマンのパーティ。実力者たちがそれぞれの力を発揮しながら戦局を支えていく展開は非常に熱く、読み手の胸を高鳴らせる。これまで積み重ねられてきた人物関係や力量がここで一気に活きてくる構成は見事で、ページをめくる手が止まらなくなる。
その中でも、相変わらず独特なのがリョウとアベルの関係である。リョウのアベルに対するどこか距離感のある言動は、時に少し気になりもするが、不思議なことに読み進めるうちにそれもこの物語の味として受け入れている自分に気づく。むしろその微妙な距離感こそが、二人の関係性に独特の色合いを与えているようにも感じられる。
王都という大きな舞台の中で、多くの人物が交差し、それぞれの力と役割が発揮されていく本巻。コミカルな空気から一転して緊迫の戦闘へと雪崩れ込む展開は実に鮮やかで、気がつけば時間を忘れて物語に没入していた。世界の広がりと登場人物たちの活躍を存分に味わえる、読み応えのある一冊だった。 -
購入済み
国家謀略 人外魔境戦じゃ無く
人外魔境戦じゃ無く、国家謀略の話で良かった
黒幕が見えてこないけど、各国の思惑が絡み合ってるようで、今後に期待。
錬金術も始まるようでそれも楽しみ