まず、フェルプスとの絡みがあったのが良かったです!
フェルプス好きだけどあまりガッツリとした登場はないので少しでもピックアップがあって良かったです。
まさかのシェナとリョウの関係も笑った。
ただ空の戦いは微妙だなーと思ってました…いや戦いの終わりがよくわからんって感じなので…あれだけ知ったからには
...続きを読む殺す殺す連呼してて最後はなんかよくわからん終わり方で…あの終わり方だと正直微妙過ぎる。やっぱり締め方で印象はガラリと変わります。
そう。ガラリと。
最後の帝国との戦いの締めは最高だったので、空の戦いでのマイナス評価は帳消しになりました!!!
なろう版より遥かに良かったです。やっぱりきちんとリョウが勝ったというのは大きいと思います。
(正直今までリョウが勝ちきれてないのは爆炎に比べて弱いなあと印象が拭いきれなかったので…だって明らかにリョウの方が長く生きて修行もしてて、しかもある意味魔法に関しての理解もリョウの方が深く火に有利な水属性なのに勝ちきれないって…って思いますよ。)
まあこの終わり方にするならあそこで空の戦いがあった理由はまあ納得できます。(終わり方は全く納得できないけど)
あとこの後の展開を考えるとちゃんと爆炎との決着が付けたのは英断だなと。
この後リョウはいろんな強敵と戦うことになったりとかとかいろんな経験を積むんですよね。まあ爆炎ももちろん修行頑張ったり強敵と戦ったりするかもしれませんが、絶対にリョウほどではないし同じレベルの経験は積めない。
なのにこの経緯を経て強くなったリョウと互角に戦うのは違和感あり過ぎる…格が違うとまでは言わなくても苦戦するようなら今までのなんだったんだよって思う。白ける。
だから今回決着付けたのは良かったなあと。
加筆は他にもいろいろありましたけど、良くて印象に残ってるのは、帝国の最初の攻撃を防いだリョウの魔法に対して、ルパート陛下とかの反応があったのが良かったです。ほんとこういう所は正直水属性の魔法使いに足りない面白さなんですよねー。なので書籍版では加筆があって良かったです。
そして次巻…なろう版でも大好きなところなので楽しみ!巻末にあった次巻の予告のシーンとか道中での話はわくわくして面白いので加筆期待★