しもかわらゆみのレビュー一覧
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「イタチと野ねずみのはなし」がとても良かったので、絵を担当されていたしもかわらゆみさんの絵本を読んでみた。
絵を描くのがびっくりするほど下手な私が偉そうに言うのは恥ずかしいのだけれど、、
絵自体も素晴らしいけれど、同じ感じの動物を描く他の絵描きさんと一線を画しているのは構図の素晴らしさだと感じた。
最後のもぐらくんを1ページにデカデカと描いてしまうところなんて、思い切りもいいし躍動感もあり、もぐらくんの存在感、ネズミがどれほどもぐらくんを大切に思っているかなど、全てが絶妙にマッチして感動した。
ページを見返すと、どの絵も構図の工夫がされていて、感激するほどだった。
この方の他の本も沢山読んでみ -
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『ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?』
しもかわら ゆみ
作者のしもかわらゆみさんは、東京都生まれ、千葉県在住。動物細密画(ワイルドライフアート)を学ばれて、絵本作家デビューとあります。(中略)
なんとも繊細なタッチの絵に、リズミカルな音がのっています。♪
”ぽつぽつぽつ あめですよ”
ちいさなねずみさんの傘は、ちいさなきのこ。
”ぱらぱらぱら あめですよ”
うさぎさんの傘は、大好きな人参。
葉っぱが青々と茂っていますね。
”さらさらさら あめですよ”
けんかしているたぬきさんときつねさんは、離れてお互いにそっぽをむいていますが、、、
”ちぇ しかたないなあ けんかは おしまい”
ぎゅっと -
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茂一久美子さんの「どうぶつのかぞく」シリーズの童話ですね。
絵は、しもかわらゆみさん。
監修は、動物学の第一人者の今泉忠明先生。
キリンのサラが、子どもをうむところから、はじまります。
子どもの名前は、ララ。
キリンの親子を通して、キリンの事がわかるお話です。茂市久美子さんのいつものメルヘンとは違いますが、リアルさにファンタジーを合わせて、キリンの生態がわかりやすく愉しく学べます。
しもかわらゆみさんの、素敵で美しい精密画が、やさしく柔らかに物語を案内します♪
キリンの親子は、愛情が豊かで生きる知恵にあふれている事がよくわかりました。
巻末に『キリンのまめちしき、キリンにちょ -
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しもかわらゆみさんの絵本ですね。
しもかわらゆみさんのデビュー作品です。
「あっ、ながれぼし!」
ねずみは おもわず さけびました。
「ながれぼしは ねがいを
かなえてくれるんだ」
そう おしえてくれたのは
なかよしの もぐらです。
あたたかいころ ふたりで いつも
あそんでいたのに、ふゆが きて、
ゆきが ふってからは ずっと あっていません。
「あいたいなぁ………。そうだ、
おちてきた ほしを みつけて
ねがいを かなえてもらおう」
しもかわらゆみさんの、可愛らしい精密画の素敵な絵が、物語を案内します。
ねずみは、ゆきのあしあとを ながれぼしの
あし -
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しもかわらゆみさんの絵本ですね。
精密画の可愛らしい幼児向けの絵本です。
ぽつぽつぽつ あめですよ
ちいさな ねずみさん だいじょうぶ?
もちろん へっちゃら だって ねずみさんは
ちいさな きのこの かさ
ねずみさんの かさに ぽつぽつぽつ
ぱらぱらぱら あめですよ
おさんぽちゅうの うさぎさん だいじょうぶ?
うふふ へいきよ
だって うさぎさんは
だいすきな にんじんの かさ
うさぎさんの かさに ぱらぱらぱら
さらさらさら あめですよ
けんかしてる たぬきさんと きつねさん
だいじょうぶ?
ちぇ しかたないなあ
けんかは おしまい だって ふ -
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しもかわらゆみさんの絵本ですね。
あきのもりは
おいしそうな きのみで いっぱい。
くいしんぼうの たぬきのポコタは、
りすや ねずみが ふゆにそなえて、
つちのなかに きのみを
うめているのを みて…………。
森の動物たちの生態を、可愛らしい愛嬌のある精密画で描かれています。
りすや ねずみは きのみを かくしたところを
なんとなく おぼえて います。
ところが ポコタは かくしたところを
わすれて しまうのです。
でも、りすや ねずみは ポコタには
ちがう ほうほうで ふゆを こせるのを
しっています。
やさしさにあふれた、心温まるお話です。
もう