あらすじ
ララは生まれたばかりのキリンの子。まだあたまのつのも立ち上がっていなくて、なかまのピピにからかわれてばかり。あるひ、キリンの保育園のみんなと遠足に出かけたのですが、急な嵐にみまわれ、ララとピピはみんなからはぐれてしまいます。そんな2頭の前に老いたライオンが現れて……。
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Posted by ブクログ
茂一久美子さんの「どうぶつのかぞく」シリーズの童話ですね。
絵は、しもかわらゆみさん。
監修は、動物学の第一人者の今泉忠明先生。
キリンのサラが、子どもをうむところから、はじまります。
子どもの名前は、ララ。
キリンの親子を通して、キリンの事がわかるお話です。茂市久美子さんのいつものメルヘンとは違いますが、リアルさにファンタジーを合わせて、キリンの生態がわかりやすく愉しく学べます。
しもかわらゆみさんの、素敵で美しい精密画が、やさしく柔らかに物語を案内します♪
キリンの親子は、愛情が豊かで生きる知恵にあふれている事がよくわかりました。
巻末に『キリンのまめちしき、キリンにちょっぴりくわしくなるオマケのおはなし』が、記されていて、キリンがもっと好きになりますよ。
とても楽しいお話でした(=^ェ^=)