あらすじ
うまれたばかりの赤んぼうだったとき、ぼくのからだはおかあさんの手のひらにすっぽりおさまってしまうくらい、小さかったらしい。しんちょうは十五センチ、たいじゅうは百グラム。おかあさんのたいじゅうは、ぼくの千倍の百キログラム。──パンダのユウユウとおかあさんはいつでもなかよし。起きているときも寝ているときもおかあさんといっしょ。野生パンダの親子の生態、子育てや独り立ちのドラマがやさしいお話で読める。
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Posted by ブクログ
小手鞠るいさんの童話ですね。
『どうぶつかぞく』シリーズのパンダです。
絵は、サトウユカさん。東京デザイナー学院グラフィックデザイン科イラストレーション専攻卒業。
パンダの子育てを描いたお話です。
子パンダのユウユウが一人立ちするまでを、子煩悩のおかあさんが、しっかりユウユウと過ごします。
ユウユウの視点で、やさしく温かくユーモアも交えて、愉しく描かれていて、パンダの生態が良くわかります。
サトウユカさんの絵も、可愛らしく微笑ましいく愉快になります。
このシリーズのお楽しみの「パンダのまめちしき」も、監修の今泉忠明さんが、分かりやすく解説されています。
パンダのおかあさんは、小パンダが一人立ちするまで、一日中付きっきりで過ごすとの事です。パンダならでの愛情たっぷりですね(=^ェ^=)