あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
山の大きな木のなかに、ごちそうするのが大好きなうさぎがすんでいました。そこへ、りす、あかねずみ、あさぎまだらなど、つぎつぎと動物たちがあらわれて……。読み聞かせにもひとり読みにもぴったりの絵本。
読み聞かせ3歳から ひとり読み5歳から。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
動物には癒されます。こちらの絵本の動物たち、本物のようで、特に毛並みの柔らかさまで感じられます。どの動物も抱きしめたくなる可愛らしさです。
ページをめくると、うさぎさんがせっせとお手紙を書いています。葉っぱのお手紙です。うさぎさん、みんなにご馳走をしたいのです。次々にやってくる動物たちは、ご馳走を食べて喜んで帰っていきます。
ようやく秋めいてきたこともあり、印象に残ったページは、藤袴の花が咲いているページです。淡い紫色がとても上品。
登場する動物の中で一番インパクトがあったのは、熊です。うさぎさんが、山盛りにして出したご馳走は、ぶなの実でした。それを見た熊さんの嬉しそうなまん丸の瞳。とってもかわいいです。おかわりを何杯もして、満足して山へ帰ります。今、日本各地に出没している熊さんも、食べ物を満足に食べていれば、人間界に出てくることもないのになあ。
動物たちの楽しそうな声が聞こえるような、心がほんわかする絵本です。私もうさぎさんからの葉っぱのお手紙、もらいたいです。
Posted by ブクログ
子ども向けの絵本、だと思うのですが、本物のように精緻な動物と植物の絵に、決して子どもがよく知っているとは言えない動植物も出てきて、意外性のある展開もあり、大人も一緒に楽しめる絵本だと思いました。一人で読みましたが、山菜など知らなさそうな小5の娘にも見せたいと思いました。
知恵をしぼってひたすらおもてなしするウサギ。自分が食べる場面は出てこないのです。最後の山菜くらいは、後で食べるのか…
Posted by ブクログ
絵がとてもきれい。
冬じたくで集めたごちそうを友達にふるまううさぎ。秋の木の実がなくなると、干し柿作り。春が近づくと山菜。ゆったりした季節を感じられる。
Posted by ブクログ
〈 ごちそうするのが大好きなうさぎさんが、森の動物たちにたくさんごちそうするお話〉
愛しいな、このうさぎ
ただただ愛しくて抱きしめたい
しもかわらゆみさんのイラストはリアルで愛があふれている
登場するのはやさしい動物たち
精密なごちそう、といってもドングリとか柿とか
うさぎさん忙しそう
でも楽しそうで幸せなんだね
葉っぱにお手紙書いて……
ああ愛しいな
最愛のネコを失くして あったかいもの抱きしめたいのです グスン
≪ ありますよ ふゆでもほしがき たべにきて ≫
Posted by ブクログ
茂市久美子さんの絵本ですね。
絵は、しもかわら ゆみさん(東京生まれ)動物細密画家(ワイルドライフアート)、絵本作家。
ごちそうするのが
だいすきな うさぎは、
あきに なると、
くるみや どんぐりを あつめます。
そして、 てがみを かくのです。
「ごちそう たべに きてください」
やさしい世話好きなウサギさんのお話です。
りすや、あかねずみや、ちょうちょや、くまがやってきました。うさぎが、あつめたごちそうが、なくなると、こんどは、おれいに みんなが いろいろ もってきました。
心が温かくなる、素敵なファンタジーです。
しもかわらゆみさんの、美しい細密画がやさしく微笑みを添えて、物語を彩ります。
愉快に、気持ちが豊かになる絵本ですね。
Posted by ブクログ
繊細でとても美しい絵が印象に残ります。結構リアルにとさ動物が描かれているのですが表情が柔らかく描かれていて主人公のウサギの優しさが絵からも伝わってきます。