クラウディア・ハモンドのレビュー一覧
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ネタバレ十分な休息は睡眠と同じくらい必要なもの。
休息を2年間研究した。135か国18000人のアンケートをとった。
友人や家族と過ごす、は12位。人は休むときは距離を置きたいのではないか。
インターネット、SNSを楽しむ、も圏外。急速にはなっていないことを自覚している。
10位 マインドフルネス。
心の持ちようを変えれば環境を変えられる。マインドフルネスは日常に取り入れられる。
イライラしがちな待ち時間をマインドフルネスに変える。時間を無駄にしている、誰かのせいで私の時間がとられる、と感じたときは立ち止まって休むありがたい機会を得られた、と考える。
9位 テレビを見る
テレビは休息の理想的な形。 -
Posted by ブクログ
お金持ちではなく、お金にとらわれない生き方こそ勝ち組
副業の収入も安定してきて、慎ましい生活ではあるが、お金についてそこまで心配せずに生活できるようにはなってきた。だが、やはり金の欲はなかなか消えない。金にとらわれず生きたいと思い始めてこの本を読んでみた。
お金についての考え方を変えてくれる本であった。
気づいたこと
・100万ポンド燃やした奴らがいる→金=紙切れと変わらんだろの考え。
金の概念にとらわれていない。
・貧乏はIQが下がる→金がないことで頭の容量が一杯になってしまって思考力が低下する。さらに本能が抑えられなくなって暴走しがちになる。
・金を持つと傲慢になる→金を持つ=自分の実 -
Posted by ブクログ
ネタバレ副題は、<息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義>。
休息といえばコレというランキングを10位から順にその効果について一つひとつ分析し解説・検証してくれます。そのランキングは、世界各国18000人からのアンケート結果から得たものです。
最終章に書かれているのですが、いまやアメリカだけでもセルフケア業界の市場規模は4.2兆ドルにものぼるそうです。高級オイルや香り付きキャンドル、高級ブランケット、高価なチョコレートなどなどが例としてあげられています。過激な商業主義との見方もされはするものの、著者はそれでもセルフケアには大きなメリットがあると述べています。それは若い世代が上の世代よりも休息 -
Posted by ブクログ
読み応えのある本で、読むのになかなか時間が掛かってしまった。
○○の実験によれば〜、の実験の内容が詳しく知りたい人には興味深く読める本だと思うが、要点だけ掴みたい人はdaigoの動画を5回聴いておけば要点は半分くらいは押さえられると思う。
───以下、個人的に印象に残った内容───
・お金とは選択の可能性
・9つの心理的出納袋
各出納袋の中で高いか安いか判断する
・授かり効果…自身の持ち物を高く見積もってメルカリで高値をつける
・高価な物を買う≠ぼったくられた=自分自身をぼったくった(プラセボ効果)
・売りたいとき
×少しのお金を使って下さい
・苦労して稼いだお金に価値を見出す -
Posted by ブクログ
人がお金を自分の意思で使っているようで、実に多くはお金に操られている。それを裏付ける心理実験の数々が紹介されていてとても興味深かった。
違った視点で興味深かったのは、猿の実験でも人間と同じ行動をとるようなところ。トークンと呼ばれるものを猿たちに与えてそれと引き換えに餌をあげる、つまりトークンはお金だ。次第に猿たちは学習し、トークンをすぐに使うもの、ため込むものなど様々な猿が出てきた。更には他の猿のトークンを盗む猿も出てきた。その猿は他の猿の果物や餌を盗むこともできるのに、トークンを盗んだ。猿の実験は他にもいろんな事象が起きたんだけど全部興味深い。猿が人間ぽいというよりは我々人間も原始的な感覚を