植田和男のレビュー一覧

  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    1時間くらいでサクッと読める一冊。ハンドブックの小ささなので持ち運びも便利。各見開きで用語の紹介と解説が乗っており、わかりやすい。ザーッと気分転換に読んだり、復習したりする人にお勧め

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    2021年02月14日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    ネタバレ

    【大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる】 植田 和男 著

     著者は言わずと知れた現・日銀総裁。「私の書いた本の中ではかなり売れ」たそうです。見開きで、「左ページに解説、右ページに図」なので、一見読みやすそうです。

     初版は2017年ですが、現在でもしっかり通用する内容です。「近い将来、インフレ率が2%に到達すると、財政当局にとっては悩ましい事態になるリスクがあります。それは現在財政を助ける方向に働いている日銀の緩和策が終焉を迎え」、「保有国債を市場で売却するかもしれません」とは、この時、まさか自分が直面するとは思っていなかったでしょう。

     簡単と思った文庫本ですが、読み込むとやはり

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    2025年05月23日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    かなり噛み砕く方向で舵取りをした結果、超初心者にはピンとこず、少し全体像を掴めている人には情報量の少ないものになっている。
    金融の全体像をなんとなく理解して自分の理解できていない部分を認知する、ための本という印象。

    専門用語にある程度馴染みがあれば、1、2時間で読み通せる内容。わかりやすく読みやすい方だとは思う。

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    2023年07月26日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    著者が日銀総裁になるということで手に取った本。貨幣や利子、市場、銀行、リスク、リターン、金融政策等々、金融に関する基本的な知識がわかりやすく解説されている。初学者が金融というものを概観するのに、或いは既に勉強したことのある人がおさらいするのにいい本。

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    2023年03月31日
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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    次の日銀総裁、植田さんの金融政策関連書籍。

    アベクロ緩和の前までなので、「今」の複雑怪奇な金融政策からの出口をどう考えているかは分からないけど、日銀のゼロ金利政策の総括を200ページでわかりやすくまとめているので、少なくとも「わかりやすい説明」ができる人、加えて、黒田さんと違って「論理的に」説明できる人であることは、よくわかった。

    その辺を見越して、円金利は落ち着いて推移して、無茶苦茶な出口による円金利上昇がないから、円安がまた進んでいるのかなぁ?とも思う。

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    2023年02月19日
  • [図解]大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

    購入済み

    ざっと学べます

    内容的には少し古いですが、わかりやすいので基本的な事が学べます。
    金融取引法をもう少し取り上げて欲しかったです。

    #タメになる

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    2021年12月08日
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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    98年~05年にかけて日本銀行審議委員を務めた植田和男氏の金融政策の解説です。
    同時期の中原氏の「日銀は誰のものか」に比べ、理論中心で委員たちの人間模様は出てきません。
    (私の金融経済政策への理解の浅さゆえ)難解な部分もありますが、書かれた時期が古いにも関わらず、たいへん示唆に富んで勉強になった一冊です。この本でうまく理解できなかった個所を中心に次の読書を進めていきたいと思います。

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    2012年01月28日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    植田日銀総裁の著書。
    やはり勉強不足なところが多かったので、読み進めるのにひと苦労。
    学びを深めて再読したい一冊。

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    2025年10月27日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    タイトルどおり金融学入門書としてサクッと読めるが、必要最低限の解説のみのため前提知識が0の場合は副本が必要。

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    2024年07月31日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    買ってからしばらく置いてしまったが、改めて開いてみた。わかりやすいかと言われると微妙で、かなり頭を捻りながら読まないといけないが、金融の基本として非常に勉強になった。
    とくにリーマンショックやギリシャ危機など、わかっているフリをしていた部分がようやく本質に近づけた気がする。不動産証券化など、今実体上も増えている取引が多いので、今後もまた同じような事は起きるのでは…と感じてしまった。
    そして著者は日銀総裁になっていた。

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    2023年05月12日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    ネタバレ

    インフレ率2%を目指す理由がずっと謎だったけど、中央銀行が金融緩和余地を確保するため、という理由があることがわかって納得。

    全体的に、何となく理解はできたけど、人に説明できるほどではない(=理解できていない…)レベルの知識が得られた。
    こういう「〇〇時間で学べる」というのは、元々ある程度の知識がある人向けなのだろう。

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    2023年04月19日
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

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    読書会の課題本。先日、日銀総裁となった植田氏による一般向けの金融学入門と言った感じの一冊。各トピックを見開きでまとめている構成で、とても読みやすい。しかし、この文庫版は単行本を縮小コピーした感じなので、字がとても小さくなっていて読みづらいのが難。

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    2023年04月11日
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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    研究界で挙げられている短期金利ゼロ金利下での金融緩和の手法:
    1.時間軸政策
    2.非伝統的資産の購入
    3.(物価目標達成のために)必要以上の流動性供給

    時間軸政策は、金融緩和の前借りであり、短期金利を上げても良い状況になった未来においても低金利(ゼロ金利)の継続を約束するもの。したがって、当該未来までの期間を含む現在の長期国債の金利が低下し、それが緩和効果を生むことになる。
    短期金利を上げても良い状況になると、中央銀行としては利上げする誘因が生じるが、ここで金利を引き上げると、市場から信認されなくなり、次回以降この政策が使えなくなるというデメリットがある。
    一方でそうした状況において利上げを

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    2023年02月19日
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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    「時間軸政策」って一章まるまる使って難しく書いてるけど、「ゼロ金利期間ちょっとおまけしますよ」ってことですね。
    ゼロ金利下での一段の金融緩和政策は下の3つが説明されていた。

    タイプ1:将来の金融政策ないし短期金利についての予想のコントロール
    タイプ2:特定の資産の大量購入
    タイプ3:中央銀行のバランスシートの規模の拡張

    当時よりもひどいデフレ不景気に悩む今、タイプ3を実行しないのだろうか?

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    2011年10月19日
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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    自分自身既に興味が無くなってきてる&研究者の書くガチな文章ってこともあって、あんまり面白くない&よく分からなかった。ゼロ金利解除されてホットなトピックだったのにね。若輩ぶりにがっかり。

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    2009年10月07日
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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    日本銀行政策委員会審議委員を7年間務めた東大教授の記録のようなものですが、真面目すぎて面白みは欠いていました。アメリカのFRB理事経験者の本などはもっと自由で面白く書かれていると思うのですが、日本では許されないのでしょうか?

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    2009年10月04日