田村セツコのレビュー一覧
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こんなに肩の力を抜いて生きていけたら、どんなに楽しいだろう。悪口を言われてもけなされても、「たしかにそうですね」とサラッと言える人になる。
目の前の仕事を楽しんで、幸せのかけら探しができる余裕を持つ。
力が入りすぎている時は、あえて無頓着になり、ぼんやりするように意識する。
歌いたくない時こそ歌う。落ち込んでいる時こそ動く。
自分の心を整えて、楽に生きるためのちょっとした工夫がたくさん散りばめられていて、田村さんのお茶目な言葉遣いも相まって、楽しいおしゃべりを聞く感覚で、優しい言葉が体に染み込んでくる。
読んでいるだけで肩の力が抜けてくる、リラックスめきる本でした。 -
Posted by ブクログ
イーニッド(エニド)・ブライトンをあまり読んだことがないので、古本で読んでみた。はじめは、「だわ、なの、のよ」全開の語尾が読みにくく感じたけれど、それ以外はとてもテンポがよくて、するする読めた。
いくつか問題が起きるものの、生徒同士でけんかしながらおさめたり、先生に厳しく叱られながらもちゃんとつぎのチャンスをもらったり、とても良識的で明るいのだった。ふたごは、たしかに意地っぱりだったりけっこうないたずら者だったりもするけれど、ちゃんと思いやりのあるまともな子たちだし、まわりの友人たちも、陰湿ないじめをするような子はいないし。今のスタンダードから見ると、健全すぎるのかもしれないけど、たまにこういうのが読みたくなる気持ちはわかる。
(あと、個人的な感慨。そうかそうか、Natasha Farrant のいう、寄宿舎の真夜中のパーティーって、これが出典なのか。読んでみてよかった。) -
Posted by ブクログ
とにかくサクサク読み進められました。
ある程度元気なとき、すこーしだけ落ち込んだときに読みたい一冊。
総評すると、知り合いに1人はいそうな、明るくケロッとしたおばさまから「大丈夫よ!私はそういうときこうする、人生ってそんなものよ!」と言われている感覚。個人的には友達のお母さんを想像しました。笑
読み進めながら、わかってるよそんなこと、それができたら苦労しないよ、と思ううちはまだまだ青いんだろうなぁと感じました。
自分ももっと色々なことを経験して、いつか作者と同じ年齢になったとき、この本のような心持ちでいられたら素敵なんだろうなぁと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレおちゃめなふたごシリーズ第4巻。
季節は二年生に進級した新学期からクリスマス休暇前まで。
新入生はグラディスとミラベルの2人。
そして、3年に上がれなかったエルシーとアンナが新メンバーに加わる。
グラディス…いつも暗く1人めそめそしている。実はラクロスと演劇の才能あり。
ミラベル…誰に対してもつっけんどんな言い方や反抗的な態度。特技はピアノとバイオリン。
エルシー…ずる賢く意地悪。支配的。アンナと共に二年生の級長になる。
アンナ…怠け者でのんびり屋。意地悪さはない。
本巻での悪者キャラはエルシー。
新二年生を見返してやりたいと常に息巻いている。
反抗的なミラベルを懲らしめる為に、ミラベルに恨みのあるアリスンや級長仲間のアンナを取り込み、様々な画策を実行する。しかし、やり過ぎではないかと周囲から声が上がるにも関わらず耳を貸さないエルシーは孤立してしまう。
一方ミラベルは自身のこれまでの態度を反省し改心し始める。ふたご達はミラベルにチャンスを与える。これをきっかけにミラベルは皆に馴染む。
本巻初登場でアリスンの憧れクウェンティ先生は、残念な人柄である事が最後に判る。
1〜3巻同様、生徒たちによる先生への悪戯が繰り広げられる。今回のターゲットは又しても(3回目!)嘆きのマドモアゼル。3回目ともなるも、もはや生徒達からのイタズラに慣れてしまったのか、怒るどころか大笑いする始末。なお主犯格はボビイ。
本巻でもやはり「嫌われ者に対しても周囲が一度はチャンスを与える」場面はある(ミラベルやエルシーに対して)。エルシーは折角のチャンスを無下にしてしまう。
なお本巻では、みんな大好き真夜中のパーティーが久しぶりに開催される。