向井和美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書会の魅力を語るエッセイ。普段行っている読書会を始め、さまざまな形式の読書会について紹介している。
本書のテーマは「本を語ることは人生を語ること」。読書し終わってまとまり切らない半熟状態な思いを読書会という場で語り合うことで、自身の考えが整理されたり、思いもよらない視点に出会えたりする。また、意見を聞いて言いたいことが湧き上がり、自身の体験も交えて話したくなってくる。そうして、思いは形となり、知っている人/初めての人と繋がりができていく。
1人で読書するのもいいけど、読書会に参加して語り合う読書も他にはない魅力があることを教えてくれる。 -
Posted by ブクログ
1.この本を一言で表すと?
読書会の意義と魅力をまとめた本。
2.よかった点を3~5つ
・「本を通して人とつながる」喜びを味わえているのかもしれない。(p6)
→読書会の魅力の一つだと思う。
・司書として主催する(p46)
→主催者としての苦労が書かれていて共感できた。中学高校の生徒を対象とした読書会ならではの難しさがあると感じた。
・読書会を成功させるためのヒント⑥話し合いの内容を記録しておく(p192)
→報告書をまとめて参加者に共有するのは読書会を継続して行くためのいいアイディアかと思った。
2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・思いがけない効用を(p12)は読書会経験者と -