向井和美のレビュー一覧
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‘「わたしにとって、見知らぬ人に話しかけるのはちょっとした冒険だ。それは、楽しみであり、反抗であり、解放でもある。つまり、わたしの生き方なのだ」’
著者のキオ・スタークは他者との出会いを日々研究している物書きの方。
ニューヨークのブルックリンで暮らし、毎日見知らぬ人に声を掛けつづけている。
...もしかしたら日本でやっていたら変人かもしれない。いや、こうして本になるということはアメリカでもそうなんだろう。‘不寛容の時代’と言われて久しいし、『知らない人』を排除する動きもある。日本でも『知らない人』が『知らない人』を傷つけたり、命を奪ったりする犯罪も多い。「誰でも良かった」なんて、まるでテン -
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Posted by ブクログ
本書は副題にもあるように無期受刑者である50代前半の男性 大矢さん(仮名)と翻訳家の向井和美さんとの本をめぐる往復書簡である。
大矢さんは27歳の時 罪を犯し20年以上服役している。
はじまりは編集者経由で向井さんの元に届いた刑務所からの手紙だった─。
私は“読書会”というものに参加したことがないのでよくわからないけれど、本書を読んでいるとだんだん大矢さんと向井さんの濃密な会話を傍らで聞いているような感覚になっていった。
刑務所という様々な制約があるなかで 大矢さんは全身全霊で本を読み 感想を書いている。溢れ出る思いが止まらない。といった感じだった。
「本というものは善人にも極悪人 -
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(西欧)フェミニズムも200年の歴史がある。
その間にフェミニズムは、「フェミニズムズ」となった。
あるフェミニストのある主張が、他の立場のフェミニストには受け入れがたいものになる。
現代のフェミニズムが「インターセクショナリティ」(交差性)を無視できなくなっているからだ。
そうして、そのフェミニスト同士の軋みが、反フェミニズムの動きを利することになってしまったりする。
それから、フェミニズムはファッションアイテムのように、消費されるアイコンになってしまったりもしている。
本書は、こうした複雑な現代フェミニズムの状況を、「支配」「権利」「仕事」「女らしさ」「セックス」「文化」の各局面から見 -
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読書会の魅力を語るエッセイ。普段行っている読書会を始め、さまざまな形式の読書会について紹介している。
本書のテーマは「本を語ることは人生を語ること」。読書し終わってまとまり切らない半熟状態な思いを読書会という場で語り合うことで、自身の考えが整理されたり、思いもよらない視点に出会えたりする。また、意見を聞いて言いたいことが湧き上がり、自身の体験も交えて話したくなってくる。そうして、思いは形となり、知っている人/初めての人と繋がりができていく。
1人で読書するのもいいけど、読書会に参加して語り合う読書も他にはない魅力があることを教えてくれる。 -
Posted by ブクログ
1.この本を一言で表すと?
読書会の意義と魅力をまとめた本。
2.よかった点を3~5つ
・「本を通して人とつながる」喜びを味わえているのかもしれない。(p6)
→読書会の魅力の一つだと思う。
・司書として主催する(p46)
→主催者としての苦労が書かれていて共感できた。中学高校の生徒を対象とした読書会ならではの難しさがあると感じた。
・読書会を成功させるためのヒント⑥話し合いの内容を記録しておく(p192)
→報告書をまとめて参加者に共有するのは読書会を継続して行くためのいいアイディアかと思った。
2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・思いがけない効用を(p12)は読書会経験者と