笠井スイのレビュー一覧

  • ジゼル・アラン 1
    好奇心旺盛だけど、ちょっと庶民とはずれた感覚のジゼルお嬢さんが、
    自分が大家をしているアパートで「何でも屋」をはじめる。

    ジゼルは突拍子ない行動に出てかわいいし、ヨーロッパ情緒あふれる町並みや服装も素敵。
    確かに絵柄や世界観が似てるところもあるけど、森薫さんとは違う魅力が十分。
    これからが楽しみな...続きを読む
  • ジゼル・アラン 2
    2巻では、主人公であるジゼルの過去や、
    ”何でも屋”の仕事を経て、広がりはじめた人のつながりが描かれている。

    ジゼルに共感するというよりは、
    ジゼルを見守る周囲のキャラクターに同化するような読み心地。
    ほのぼの、ぽかぽか、あたたかい気持ちになる。

    目の前に問題がある時に、
    解はひとつではないし、...続きを読む
  • 月夜のとらつぐみ
    笠井スイは、一枚の絵で物語を魅せるということのできる人です。この短編集には特にその才能が発揮されています。一番お気に入りなのは『遙かファンティエット』の見開き。主人公の少年が淡い恋心を寄せるベトナム人女性が、想像上の「ファンティエット」で過ごしているシーン。ポスターにして飾っておきたいような美しさで...続きを読む
  • ジゼル・アラン 2
    黒髪おかっぱ!黒髪おかっぱ少女!ハアハア!…というだけの作品ではない。2巻では物語がぐっと深みを増してきました。
  • ジゼル・アラン 2
    新キャラも増えて賑やかになってきましたジゼル・アラン
    このお転婆お嬢様は相変わらず笑顔が可愛らしい

    今後の展開としてはエリックとギー(新キャラ)がどう絡んでくるかが気になります
    あとアラン家の面々がジゼルを連れ戻しにきたりするのかなーと思ったりもw

    続きが早く読みたくて久しぶりに掲載誌を買おうか...続きを読む
  • 月夜のとらつぐみ
    雰囲気がすごく好み。特に『花の森の魔女さん』と『猫とパンケーキ』が好き。

    絵もすごく丁寧で、あたたかみのあるタッチ。憧れる。
    少し憂鬱な気分のときに読んだけど、読んでいるうちに気分が晴れて読み終わったら自分も絵が描きたくなっていたのでまたそんな気分になったら助けてもらおうと思う。

    少し話しに靄が...続きを読む
  • 月夜のとらつぐみ
    絵柄に惹かれて買って大正解。
    物語の世界に引き込まれる。
    魅力的な絵に、どこかメルヘンチックな物語たち。
    ユーモアもある。
    絵本とか、童話を読んだ時の感覚に似ている。
    すてきな時間だった。
  • ジゼル・アラン 1
    本屋で2巻が積まれていたのでどんな本かと思わず買ってしまった1巻
    これ、個人的にはかなり大当たりでした
    著者である笠井スイさんはこれが初の単行本とのこと
    初にしては画力もあるし話の構成も面白いと思います
    絵柄は同じくビームコミックスから発行されてるエマで有名な森薫さんの影響を濃くうけている感じがしま...続きを読む
  • ジゼル・アラン 2
    あぁ、ジゼルは本当に可愛いなあと。

    細かな仕草や毎回の服装もいちいち可愛いですが、なによりジゼルの底なしの前向きさは読んでるこっちが元気になれます。
    失敗してもめげない、できることを精一杯。どんなに理不尽な依頼でもジゼルらしさを発揮して気持ちイイくらいの解決策を見つけ出す。
    何でも屋の仕事にもライ...続きを読む
  • ジゼル・アラン 2
    ページめくったとこから柄紙はいってて可愛い。
    ジゼルの眼や表情が可愛いです。
    ストーリー的には王道と言えば王道。
    執事さんとかおねえちゃんとかストリッパーのお姉さんとかサブキャラにガンガン活躍してもらいたいです。(すでに結構活躍したか?)
  • ジゼル・アラン 1
    ジゼルもエリックも可愛い!
    物語の筋としては王道の部類に入るんだけど、細やかな絵で描かれる見開きのページや大ゴマ、その差し込まれるタイミングがきゅんきゅんくる。
  • ジゼル・アラン 1
    1人暮らしのお嬢様(まだガキ、でもスーパーガール)が何でも屋を開業。20世紀初めのロンドンとすると、細かい部分に突っ込みどころ満載のきがするが、昔の西洋のどこかと思えばいいのだ。主人公が可愛いので、許す。
  • ジゼル・アラン 5

    再開待ってます

    5年前…
    調べたら作者様はご病気とのことで…
    購入前に知りたかった、という気持ちもありつつ、素敵な作品に巡り会えたことは嬉しく思います。
    お話が中途半端な状態なので先が気になります。
    復活を楽しみにしています。
  • 月夜のとらつぐみ

    キャンディー

    キラキラ包み紙の甘いキャンディーをペロペロする感じの本です

    ジゼルアランと同じく、重箱の隅をつついたら…という感じですが
    そんな無粋な事はやめて読むと良いですよ
  • 月夜のとらつぐみ
    すごく繊細なお話が詰まった短編集。好きです。基本的にやさしい話が多めだけれど、個人的には最初の魔女の話は「魔女」と呼ばれる老女の環境等をよくよく考えるとたいへんにドロドロしていて、目眩がした。絵が綺麗でそんなことを全く出さない空気感だから、裏を読もうとすると余計にくるものがある…。
  • ジゼル・アラン 5
    安定の美麗さとお話のほっこりするような切ないような感じがたまらない。
    ジゼルもエリックと別れて随分大人になった。依頼をこなすためにアイディアを考えたり、プライドを持って仕事を遂行したり、世知辛さに打ちひしがれなくなったり、成長を感じる巻だった。
    エリックも決意を新たにして、前巻の重苦しさは晴れたよう...続きを読む
  • ジゼル・アラン 5
    ジゼルの洋服が大好きで、見てるだけで癒される。エリックとのことが簡単に片付かないで良かった。コゼットのお話も和む。
  • ジゼル・アラン 5
    エリックに関わるもにょもにょは、解決はしてないにしろ、何とか進展、香菜。
    がらくた市の話は、いいねぇ。良いねぇ、こう言うのが、良いねぇ。
    そんで、新たな扉を開きかけるお嬢様も、次巻へ続く、と。
  • ジゼル・アラン 5
    満を持してエリック編かー!と思ったら意外なオチで若干の肩透かしと、少しエリックに対する見方が変わったのと。全編通じて、ただ善意や愛だけが肯定されるわけではないのがこの漫画の魅力だし、こども=ジゼルから見た世界ということなのだろうなと思う。
  • ジゼル・アラン 3
    ジゼル・アランの魅力は憧れのヨーロッパ文化の世界にどっぷり浸れることです。それもフェティッシュなまでの細部の描き込み、高い画力があるから出来ること。絵に魅せられます。
    3巻もジゼルがどうしようもなく可愛いです。へたれなエリックはなんだか可哀想ですね…。