笠井スイのレビュー一覧

  • ジゼル・アラン 4
    今回の『サーカス編』を読んで、この作品の軸にあるのは外の世界と向き合うこととか生きることとか、さらに言えば働くこととかなんだろうな、と。

    ジゼルは「何でも屋」ではあるけど、行動原義は金銭ではなくギーの言う通り「お人好し」であることだから、他の大人たちの思いもよらぬ行動を取ったり、本来なら「壁」にな...続きを読む
  • ジゼル・アラン 2
    一話完結から、前後二話関連してきたり、前後編別れたものが出てきたり。
    でも、1巻同様の世界観が心地よい。
    エリックこれからどうするのかな?
  • ジゼル・アラン 2
    大人になる、働くということは必ずしも思い通りにはならなくて、世の中には悪意だって少なくないんだってことを、子どもの成長を通しながら描く、ってことでいいのかな。
  • ジゼル・アラン 4
    エリックはいつになったらこの状況を抜け出せるのか…リュカにジゼルをとられちゃうぞ!と言いたいけどその二人もとてもお似合いです。
    サーカスの話が結構シリアス。大人の勝手な都合で子どもを振り回すべきではないよなぁと切なくなるお話でした。ジゼルが頑張っているおかげで安心して読めるわけだけど…笑
    院長にサー...続きを読む
  • ジゼル・アラン 2
    ジゼルがまだお嬢様だった頃の話がジゼルの芯の強い所が出ていて良かったです 私もジゼルのように自分を曲げずに興味のむくまま自由にいられたらいいなと思います お姉さんのジョゼも素敵でした!
  • ジゼル・アラン 4
    サーカスの悲哀という題材と、階級が違うゆえの無垢さの関わり。
    ゴーストライターの方の進展が気になる。
  • ジゼル・アラン 4
    続きを楽しみにしてるビクトリアン漫画。

    比べちゃいかん!と言い聞かせていてもどうしても「エマ」と比べてしまうが、こちらの主人公のジゼルのほうが、子供なぶん人間ぽい。

    育ちは良いが狭い社会で育ってきたジゼルが、「なんでも屋」で働くことにより、もまれて学んで育ってゆくさまが微笑ましい。(親の心境デス...続きを読む
  • ジゼル・アラン 4
     まっすぐな瞳で応援してくれるからこそそれが重荷になったり、力にもなる。ジゼルの瞳のキラキラ具合はいつみても可愛いですな。

     頑張る者にとってその瞳は。ジゼルにとって他者に向ける瞳はその心と一緒で純粋無垢そのものです。だからこそ、それが力にもなったり負担にもなります。負担といってもエリックのような...続きを読む
  • ジゼル・アラン 4
    エリックの恋心がいじらしい。
    ジゼルの真っ直ぐさ、天真爛漫さ、
    陰りを知らない誇り高さ、清々しい。
    可愛らしい。
    毎回、今までのゲストキャラがオマケででてきて嬉しい。
  • ジゼル・アラン 1
    ぱっと見の絵柄が「エマ」だと思ったが、読んでみると、世界観、空気感、いずれもリスペクトに溢れた良作。
    オマージュでも無く、ましてやパクリなどでは全く無い、異なる作家が同じ世界を描いているような、かなり稀な現象。
  • ジゼル・アラン 2
    感動した泣けたなんてことは無いし、続きが気になってしょうがないということも無い。でも、翻る愛らしいスカートの裾とか、ちょこんと下ろされるブーツのつま先、かきあげる麗しい髪の房、アンティークで素敵な小物たち、屋根裏部屋、レンガの壁、石畳...そんなものに、ただただ、魅了されているのです。
  • ジゼル・アラン 1
    ジゼルお嬢様をひたすら愛でる漫画です。
    20世紀初頭のヨーロッパという舞台背景、フェチズムを感じるような緻密な描きこみ、森薫の『エマ』と作風がかなり被っています。
    ですが、ジゼルお嬢様があまりにも愛らしいので・・・。
    そんなことはどうでもいいと思えてしまうのです。
  • ジゼル・アラン 3
    絵が細かいところまで書き込まれていて感動しました!!
    それだけじゃなくて話も洗練されていて、幼少期のジゼルの話には泣かされてしまいました
    「お嬢様」ならではの悩みですよねー
    あと、宇宙(エドラス)に行く場面が一番気に入りました!
  • ジゼル・アラン 1
    のんびり読めるカワイイ探偵物。
    話自体はまったりしていてテンポがいいわけではないし、広がりのある展開が少ないのでゆったり好きな人にはおすすめです。
    森薫作品に絵も展開も似ているので、エマなんかが好きな人にはかなりおすすめです。
  • 月夜のとらつぐみ
    ファンタジーあり、人間ドラマあり、コメディタッチありと
    様々なジャンルを行き来しながら、
    温かさと痛みを醸し出す短編集。

    個人的には、バニーガールの笑顔を見ようと
    あの手この手をつくす男たちのバカさを描いた作品が愛おしかった。
  • ジゼル・アラン 3
    毎度ながら素敵な筆致。ジゼルが高貴でおてんばで素直で健気で無鉄砲で、って、最高のお嬢すぎるでしょう。凛としている。
    物語は静かに賑やかにゆっくり楽しく進んでいく。
    しかしエミリーかわいいなあ。
  • ジゼル・アラン 1
    絵が細かいところまで書き込まれていて、
    見応えがあります
    何でも屋というごくごく普通の使いふるされたテーマでここまで面白い話になるのは笠井スイだからこそなのだと思います
    ジゼルちゃんの謎が気になるので
    次巻も購読したいと思いました
  • ジゼル・アラン 1
    家を出たお嬢様が大家と兼ねて開く何でも屋に舞い込む依頼を描いていく作品。タイトルが主人公ジゼルの名前になっているだけあってその世間を知らないお嬢様であるが好奇心旺盛な様が可愛らしく、非常に魅力的に描かれている。このキャラ付けから描かれる各エピソードでの彼女の振る舞いが、普通の感覚では予想しにくいのが...続きを読む
  • 月夜のとらつぐみ
    おとぎの国を丁寧に漫画化したような短篇集とか夜の物語だお。目がでかすぎるのが気になるけど内容はとってもいいお。
  • ジゼル・アラン 3
    最初読んだときは、絵柄や世界観が森さんと似てると思ったけど、
    3巻になると、もう似てるとか思わなくなって、ジゼル・アランの魅力に
    しっかりはまってしまう。
    キャラが立ってきたなぁなんて偉そうに思ったり(笑)

    エリックがいなくなって寂しいジゼルなんだけど、
    何でも屋のお仕事もぼちぼち順調にこなしなが...続きを読む