高橋幸宏のレビュー一覧

  • 僕の私的音楽史 心に訊く音楽、心に効く音楽

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     YMOの最後のLIVEをギリギリ見た世代で、その後ずっと高橋幸宏を追っかけてきた私なので、評価が高くなっちゃうのは仕方ないと思いながら書いています。
     ファッション、音楽、考え方、感じ方すべてがおしゃれ。彼と私は全く違うのですが、彼との共通点を探して自分を美化する気持ちよさ。私が高橋幸宏を追っかけてきた理由はそこにあります。
     「僕が表現するものは、漠然とした、はっきりしない悲しみみたいなものが、70パーセントくらい占めているような気がします」なんて…
     この本は私にとって、彼との共通点を見つけるのに最適な本、読んでいて幸せな気持ちになれる本でした。
     天辰保文氏の後書も良かった。
     

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    2025年08月20日
  • LOVE TOGETHER YUKIHIRO TAKAHASHI 50TH ANNIVERSARY

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    大ボリュームで納得の一冊です。
    いろんな方のインタビューから高橋幸宏というミュージシャンの本質、人柄がよくわかりました。

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    2023年02月15日
  • LOVE TOGETHER YUKIHIRO TAKAHASHI 50TH ANNIVERSARY

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    高橋幸宏氏のプロ50周年を期し、仲間たちが幸宏氏について語った書籍。坂本龍一や細野晴臣、高野寛といった往年の盟友から、のん、リリーフランキー、安田顕といった俳優陣、デザイン関係、カメラマンなど約50人。新たにインタビューしたものや過去の取材などを収録している。幸宏氏の写真も多く掲載され、幸宏氏の魅力が詰まった一冊。
    気付かされるのは、幸宏氏のかっこよさ、エレガントさ、センスの良さ、優しさ。その幸宏氏の魅力に端を発する交流の幅広さだ。そして基本的な部分は20代、50代、そして今の70代になっても変わらないのだという。また、相手によっても態度を変えないとも。
    9月の50周年コンサートへの出演が期待

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    2022年10月16日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    高橋幸宏編纂によるディスクガイドのようなタイトルだが、そういう実用性でいうと低い。むしろ高橋幸宏という音楽家が何を聴いて、どう考え、どう音楽と向き合ってきたかを幼少の頃からワールドハピネスの最近まで、コンパクトにまとめたものである。高橋幸宏ファンなら読んでいて楽しくなるに決まっている。ファンなら各々の項目についてこの50倍くらいは深く掘り下げて聞きたいものである。

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    2012年10月06日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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     高橋幸宏が半生を振り返りながら語るディスク・ガイド。
     その穏やかな語り口と音楽への思いにグッときちゃいます。同時期にリリースされたトリビュート盤を聴きながら読むべし。
     ちなみに一番心に響いたのは、「計算され尽くして作られた歌謡曲とか、そういうのを本当は無機質と言うんだよ。」という細野さんのお言葉でした。

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    2012年08月20日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    楽しかった。ただ、新書ではなくて、もっとおしゃれな装丁の本でいてほしかった。幸宏さんの本なのだから。

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    2017年04月11日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    幸YMOやサディスティック・ミカ・バンドのメンバーとして有名な、
    もちろんソロ活動もバリバリやられています、
    ドラマーで音楽家の高橋幸宏さんの著書です。

    幸宏さんの音楽遍歴、それは好みの上でのものであったり、
    自分が作ってきた音楽のものであったりするものを
    時系列に集めて語られています。

    ぼくはリアルタイムでは再生YMO(名前にバッテンがついてた93年のYMO)
    を経験し、その数年前からYMOはもっとも好きだったバンドでした。
    始めにベスト盤を買って、ライディーンだとか東風だとかおもしろい音楽だなって
    聴いていて、中学生ながらCUEの空気感も好んでいて、友だちに聴かせて
    いいよね、なんて言

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    2015年07月22日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    ユキヒロさんが影響を受けた音楽を自信の音楽史と絡めて紹介。ファンにとってはたまらない一冊。そして、やっぱり自分の好きな音楽とも共通項があるんだよね。これ読んで色々聞いてみたくなりました。

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    2012年10月25日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    ユキヒロさんの音楽遍歴。作家の読書録や音楽家の音楽体験を追体験するのは楽しい。特にそれがお気に入りのミュージシャンだったりすると、まるで自分がその音楽を聴いて感動したかのような錯覚を覚える。そういう意味では楽しくユキヒロさんの音楽に対する想いを追体験できました。

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    2012年08月22日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    坂本龍一や細野晴臣のアルバムや本は持っているけど、高橋幸宏のは持っていなかった。ジョージ・ハリスンが理想像と書いてあるけど、ちょっとかぶる。教授ほど重くなく、すっと読めちゃうボサノバみたいな本。実にスマート。高橋幸宏が好きなアルバムを聴き直してみると、また違った感動があるかも。彼自身のもなんか一枚買わないと。何がいいだろうか。

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    2012年08月21日
  • 犬の生活/ヒトデの休日

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     幸宏さんの繊細さ、ノンポリ、神経症?本当にめんどくさい人であることを改めて感じたけど、私にとって素敵な人であることは変わらない。
     失礼だけど,本書に関しては「読まなくても良かった」かも、「長年の推し」としては読んで良かった。
     「僕の私的音楽史」でのキレの良さ,ワクワク感を本書ではあまり感じなかったのは残念だった。同じ人が書いたとは思えない気がしてしまった。椎名誠さんの影響を受けた時期なのかなぁ。確かに、椎名誠さんのの手がかなり入っている?と勘繰られても仕方ないような気がした。

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    2025年09月17日
  • 犬の生活/ヒトデの休日

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    本書は、80年代から90年代初頭の高橋幸宏氏の日常や音楽活動を生き生きと描いたエッセイ集だ。経済的に活気のあった当時の日本を背景に、飛行機嫌いの著者がパリやロンドンでのレコーディングに挑む姿が印象的である。

    ヨージヤマモト、大林宣彦監督、椎名誠といった著名人との交流の様子は、当時の文化シーンを垣間見せる。犬好きで釣り好きな著者の素顔も随所に描かれ、ミュージシャンとしての一面だけでなく、人間味溢れる姿が浮かび上がる。

    YMOファンにとって特に興味深いのは、軽井沢での細野晴臣との出会いが綴られている点だ。数十年の時を経た今、これらのエピソードはますます貴重な価値を持つ。高橋幸宏の繊細な感性と独

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    2025年02月24日
  • 犬の生活/ヒトデの休日

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    「犬の生活」が89年、「ヒトデの休日」が92年発行なのでザックリ30年以上前の本!
    自分もだけど、幸宏も若い!
    細野さんとの出会い、YMOワールドツアーの裏側など、涙なしには読めません…

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    2024年08月14日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    ミュージシャン名、バンド名、アルバム名、とにかく固有名詞が次々出て来るので、知っている人は面白いけれど、そうでない人にはちんぷんかんぷんかも知れない。ワタシはまあ、面白かったけど。いかにもユキヒロさんらしい語り口調の文章も心地よかった。

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    2016年04月21日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    幸宏さんの音楽史。また、彼の友好録や好きなアルバムが書かれた本。
    もう一回ゆっくり読んでみたいです。
    YMO3人のソロアルバムまでは、ほとんど聴いていませんからね。


    (アルバムリスト)
    ・ジョージハリソン オール・シングス・マスト・パス
    70年発売。フィルスペクタープロデュース

    ・デビッドボウイ
    ジギースターダスト、ロウ、ヒーローズ、ロジャーといった70年代のもの。

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    2013年05月06日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    幸宏さんが今まで聞いてきた音楽や影響を受けた音楽を案内してくれているので、音楽の幅を広げていくにはいいかもしれません。
    細野さんもそうだけど、やっぱりほんとにいろんな音楽を知ってるんだな~と改めて感心していまいます。

    「YMOはさんざん無機質な音楽だと言われていたけど、「計算されつくして作られた歌謡曲とか、そういうのを本当は無機質な音楽というんだよ」というのが細野さんの意見だった」

    というのはよく分かりますね。

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    2012年11月24日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    ネタバレ

    YMO好きとして、読んでいて楽しかった。高橋幸宏と細野さん、そして教授の距離感は、他のYMO関係の書籍や記事で読んだ通りだったんだな〜と。
    ただ、今になって、その距離感が縮んでいるのかな?と。

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    2012年10月22日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    ドラムは小学5年生の時に買ってもらった。中学生の時に、兄のバンドで時々ドラムを叩くようになった。高校時代にアマチュア・バンドのブッダズ・ナルシーシーに参加。

    兄たちが軽井沢で開催していたパーティに出た時に、バーンズのトラとして参加していた細野晴臣と出会った。ユーミンは、兄が組んでいたフィンガーズのファンだったため、家に来たこともあった。シングル「返事はいらない」のレコーディングにも参加した(アルバムの収録は、キャラメル・ママの演奏)。ユーミンとともにヤング720に出演した時に、加藤和彦と出会った。19歳の時に、ロンドンの通りで偶然に加藤和彦と再会し、帰国後にサディスティック・ミカ・バンドに入

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    2018年10月31日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    今でもたまに聞きたくなるYMO。

    そのメンバーだった著者による「私的」名曲ガイドブック。

    もう、ほとんどラジオでのゆる~い対談を聞いている感じ。

    いろいろ聞きたくなる曲も紹介されていて楽しい。

    まえがきにある「音楽に限らず、ものを創るのは楽しい」が全てを表しています。

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    2012年10月02日
  • 心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック

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    一見PHP新書っぽいタイトルに見せて、実はそうでなかった幸宏らしさ。
    細野さんとの出会いのエピソードで感じる何とも言えない懐かしさ。
    満足度6

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    2012年08月29日