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自分の生活に音楽がある、それだけで充分素敵なこと。でももう一歩踏み込んで、思いもかけない刺激や感動に出会えたら、なお嬉しい。本書は素晴らしいポップ・ミュージックの宇宙へあなたを誘う名曲ガイド。音楽もファッションも衝撃的だったビートルズ、映画音楽の天才バカラック、声を聴いているだけで悲しくなるニール・ヤング……。さらにYMO「ライディーン」製作エピソードなど自らの音楽活動についても語る。自らの心に訊(たず)ねる、自らの心が変わる。世界を魅了した音楽家の、幸福な名曲との出会い。◎ジョージ・ハリスンが理想の音楽家像 ◎絶妙なセンスの歌詞 はっぴいえんど◎「ライディーン」はいかにして生まれたか ◎イギリスの音、アメリカの音◎映画音楽、ボサノヴァ、テクノ ◎淋しさや恐怖が快楽をもたらす etc
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Posted by ブクログ
幸YMOやサディスティック・ミカ・バンドのメンバーとして有名な、
もちろんソロ活動もバリバリやられています、
ドラマーで音楽家の高橋幸宏さんの著書です。
幸宏さんの音楽遍歴、それは好みの上でのものであったり、
自分が作ってきた音楽のものであったりするものを
時系列に集めて語られています。
ぼくはリアルタイムでは再生YMO(名前にバッテンがついてた93年のYMO)
を経験し、その数年前からYMOはもっとも好きだったバンドでした。
始めにベスト盤を買って、ライディーンだとか東風だとかおもしろい音楽だなって
聴いていて、中学生ながらCUEの空気感も好んでいて、友だちに聴かせて
いいよね、なんて言いあっていたりもしました。
その後、いまから10年くらい前に、恵比寿ガーデンホールで行われた
エレクトロニカ系のイベントでHASという形で出演したYMOの三人の音楽を
堪能することになるのですが、そこで幸宏さんを生で目撃しています。
ぼくはクラブだとか行ったことがないのでわからないですが、
重低音がすごくて、心臓がもういっこ体の中にできたかのように、
それも不整脈を起こしたように体の中で響くというのを体験しました。
あれは心臓の悪い人は無理だなと思ったり。
そんな幸宏さんは、昔っから、
洋服やポップ音楽のセンスはずば抜けて良い人だという認識がぼくにはあり、
ツイッターをはじめた2010年くらいからかっこよさがわかるようになったんです。
それで、そんな幸宏さんのお話を、まるで身近でお聞きするような本がこの本なんですよ。
バカラックの話、ビートルズの話、そして細野さんやユーミンたちと知り合った若いころの話。
音楽の傑物たちが同じ場所に集まっていたんだから、
そこに働いていた引力みたいな不思議な運命のようなものを感じるのですが、
すごい人はすごい人と巡り合うんですよね、なんだか。
交流、親交、そういったものを垣間見るような語りになっています。
文章も軽やかで、読みやすかった。
YMOだとかはっぴいえんど周辺、音楽史好きには目からうろこのエッセイだと思います。
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