成田聡子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレロイコクロリディウムから始まる、寄生虫の話。「パラサイト・イヴ」というホラー小説が紹介され、早速読みたくなる。
ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリの映像は以前twitterで見たことがあり、その行動面よりも見た目の異形さから強烈な印象があった。ドーキンスの「利己的な遺伝子」の考え方にも触れられ、寄生者が宿主の行動を支配する事例がたくさん挙げられている。
カクレクマノミがイソギンチャクに何故刺されないのか、という理由の一つをカクレクマノミの体表の粘液のマグネシウム濃度が関係していることを女子高生二人が突き止めたコラムが印象深い。
アレロパシー(他感作用)も初めて知った。ある植物が生産する -
Posted by ブクログ
フクロムシのメスの生態えぐいなー!
食も住もカニに全依存の上にオスは毎回使い捨てで新しいオス探しすらカニにやらせるとか女王様すぎる
しかも寄生したカニがオスだったら脱皮の度にメス化させて自分の子供を育てさせるとか怖すぎ
カニちゃんがあんまりかわいそう
全体に、写真があったらもっとよかったなー!
しかもカラーで!
ブラインシュリンプは写真みたらすぐわかるし、奇形のカエルもいっぱい載せてほしかった
狂犬病つったら金田一少年の事件簿だけどほんとに水恐がるんだ
バキュロウイルス
幼虫の体内で幼虫の体を溶かす大量の酵素を生成して、宿主である幼虫をドロドロに溶かしていく
体の形を保てなくなった幼虫は -
Posted by ブクログ
●自由を奪い、肉体を改造し、死ぬまで利用する――自然界の『えげつない』生存戦略に知的好奇心が悲鳴を上げる一冊。
●寄生生物の特殊な実態について詳しくなろう。→有名どころも多かったけれど、知らない寄生の実態もあって驚きだった。
●まず寄生生物たちの巧みな生存戦略に驚く。徹底的に宿主を利用する実態はもちろんのこと、死ぬまで利用し尽くすことを可能にする寄生のメカニズムには、ただただ戦慄する。脳をピンポイントで外科手術のように制御し、死ぬまで利用し尽くすそのメカニズムは、単なる「捕食」を超えた、あまりにえげつない「ハッキング」ではなかろうか。深く考え込んでしまったのは、このようなあまりに巧みな生存戦略