成田聡子のレビュー一覧

  • えげつない! 寄生生物
    寄生をする生物について、学術的な説明も分かりやすくされているので、小学校高学年くらいから読めるかと思います。
    高校の生物基礎程度の知識があると、なお面白いと思います。
    身近なペットも感染する可能性のある病気の話もいくつか出てくるので、誰しも一読しておく価値があります。特に子育てを(予定)している方々...続きを読む
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    寄生を甘く見ていたけれど、脳まで行って麻痺させて宿主の行動を変えたり性格を変えたりすることをしていて、寄生ってめちゃくちゃ侮れないというか面白いしすごい生物現象だなと思った。知らない寄生の例が沢山あって読んで飽きなかったし、簡単すぎず難しすぎないから読んでいてとても楽しかった。また読みたい。
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    エメラルドゴキブリバチの話が興味深かった。
    実は人間も目に見えない腸内細菌などにより
    行動の是非を左右されられたりくしゃみでウィルスを撒き散らしたりすることも納得出来た。
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    ロイコクロリディウムから始まる、寄生虫の話。「パラサイト・イヴ」というホラー小説が紹介され、早速読みたくなる。
    ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリの映像は以前twitterで見たことがあり、その行動面よりも見た目の異形さから強烈な印象があった。ドーキンスの「利己的な遺伝子」の考え方にも触れら...続きを読む
  • えげつない! 寄生生物
    寄生生物が紹介された本。

    イラストと手記と解説があってわかりやすかった。
    寄生生物の生かさず殺さずな手口がえげつなくて胸糞悪くなる時もあったけど、全体的にユーモアあって絵本感覚でサクサク読めた。

    寄生生物は相手がいないとだめで、寄生される側は洗脳されて自己犠牲してまで寄生生物を守ってしまうこのズ...続きを読む
  • えげつない! 寄生生物
    寄生生物というものがあるのは
    知ってはいたんですが
    「えげつない」と言われるほどとは 
    と思ってました
    ごめんなさい 本当に「えげつない」です
    怖いです 涙目になります
    長年 疑問だった
    狂犬病の症状の謎がわかったり
    カッコウが思った以上に残虐だったり
    魂が抜けるような 発見に満ちた本でした
  • えげつない! 寄生生物
    寄生生物こっわ。どうやってこんな複雑な生態を身に付けたんだ・・スゴ過ぎる。まさに生命の神秘。

    特にカニのヤツが面白かった。いや、全部面白かった。

    NHKはネタ切れ気味の「植物に学ぶ生存戦略」をそろそろ打ち切ってこれをすぐに番組化するべき。
  • えげつない! 寄生生物
    寄生って他の生き物の身体を常宿にするだけじゃなくて、意識も完全に乗っ取ってるのが本当にえげつない。彼らがどんな進化を経て寄生するようになったのか、なぜその寄生先を選ぶようになったのか気になる。
    あと、蜘蛛が昆虫じゃないこととキノコが真菌という生物だってことが衝撃的だった。あいつ野菜じゃねぇんだ。
  • えげつない! 寄生生物
    ハリガネムシ、エメラルドゴキブリバチ、コマユバチ…
    題名どおり、えげつない!
    生き物の世界って奥深い。

    468.4
  • えげつない! 寄生生物
    他の生物に寄生し、エネルギーを横取りするだけに留まらず、脳を乗っ取り行動を支配したり、依存症にさせたり、驚くべき寄生虫の生態が面白おかしく、そして分かりやすく書かれていた。一気に読んだ。
  • えげつない! 寄生生物
    生物学の専門家による寄生生物の話。寄生生物について、絵入りで詳しくわかりやすく説明している。カマキリやゴキブリ、テントウムシといった昆虫にも寄生する生物がおり、脳に作用する物質を送り込み、自分の都合の良いように活動をコントロールしている。面白い。

    「ゴキブリの数は、1兆4853億匹ともいわれてお...続きを読む
  • えげつない! 寄生生物
    生き物の生存戦略というものは本当に凄い!!と感心しました。タイトルには「えげつない!」とありますが、私は生き物たちに感心するばかりで「えげつない!」より「凄い!!」という、目から鱗が落ちる感じに近かったです。「えげつない」というのは「人間」の立場で考えるからで、「きっとこれが人間世界だったら…」と想...続きを読む
  • えげつない! 寄生生物
    ある意味新型コロナより恐ろしい寄生生物(ウイルス)が存在することの驚きや、宿主をコントロールするためのメカニズムがまだまだ解明されていないことにも驚きであると同時に、様々なことが解明されるにつれて、また新たな発見などにつながる可能性が示唆される。また、その寄生が生態系のバランスをも保っている点も非常...続きを読む
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    寄生というと、ただ体に入り込むだけでなく、行動パターンまで自分の都合のいいように操ってしまう。

    でも、そこが恐ろしくも面白い。
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    だいぶ前にブードゥーワスプの記事を読んだり、去年も一つゾンビ昆虫のペーパーを読んだりした時にとても気になっていたパラサイト。寄生や共生について簡単に広く浅く色々なタイプを実例と共に紹介してくれている。特にゾンビ昆虫は非常に興味がそそられます。
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    面白かったというか怖かったというか。
    生物の生き延びるというか、種を継続していくための戦略の凄まじさ。恐るべき。
    人間だって、操られてるんじゃないかと怖くなる。

    昆虫本でもあるが、そんなに写真がないのも安心。
  • したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち
    創作のネタになりそうな話が多く、そうした意味ではとても面白い本だが、先だって読んだ『昆虫の惑星』で既出であったり、著者の専門外の項目に関してはそこまで正確ではないかもしれない可能性がありそうだなと思った。
    しかしながら、こちらの本の発行は2017年で、今となっては最新とは言い難く、当時は最先端の話題...続きを読む
  • えげつない! 寄生生物
    開始: 2022/6/14
    終了: 2022/6/14

    3行感想
    寄生生物の戦略を概観できた。ゲーム理論的な背景があるような記述が多かったため、より理論的な解説を読みたいと感じた。
  • えげつない! 寄生生物
     まず最初に生物目線の(これは寄生した生物の場合と、規制された生物の場合がある)物語と、ユーモラスなイラストでどういう寄生をするのかを簡単に紹介した後、詳しく生態を説明する、という構成になっている。
     寄生した生物を操って高所に登らせたりと、小さな動物の世界で戦略的に生き延びる寄生生物が面白い。
     ...続きを読む