片山善博のレビュー一覧

  • 管理職になる前に知っておきたかった50のこと

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    アンケートをベースに片山さんがコメントしている形式、なかなかおもしろい。ときどき話し言葉が出てくるのもなんだかクスッとしたり、なるほどねーと思ったりわかりやすい。
    上に行く人はこういう方なんだなあと思うと同時に、そういう人も始めは苦労しているんだなと思う。アンケートに答えている管理職の方々も、同様に苦労してやってきたのだなと思うと、しんどいのは自分だけではないのだなと、ちょっとだけホッとする。
    悩んだって、なるようにしかならない、ははっとさせられた。つい先の先までこうなったらどうしようと思ってしまうが、なるかもしれないしならないかもしれない。その時々に適切に判断するしかないじゃない、という気持

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    2025年07月03日
  • 管理職になる前に知っておきたかった50のこと

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    2025.05.24
    20年前に出会いたかった一冊。
    中間管理職、管理職として過ごしてきて感じること、感じたことを言語化してもらった感じがある。
    本書には鳥取地震への対応も述べられているが25年経っても進化しない日本の防災、被災行政にも感じるところ多い。
    そして、男女格差の課題をどう解決したかについても非常に丁寧に述べられていることがよかった。この本は、第二章のケーススタディがとても良い。

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    2025年05月24日
  • 知事の真贋

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    新型コロナ対策について、国や各都道府県知事が新型インフルエンザ対策特措法をどのように解釈、理解し行動しているのか、それがどれほど誤謬に満ち、危ういものなのか、また、議会の取るべき立場など、とてもよく分かりました。

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    2021年05月22日
  • 知事の真贋

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     コロナ対策は、ほぼ初めての経験だから、政府も地方自治体も苦労が多いんだろうなぁ、と感じてきた。でも、この本を読んで、政府も地方自治体も重要な法律を守らず、後で問題になりそうなことを実施していることがあるんだと、よくわかった。必要な法律や条例の改正は、急ぎの場面であっても議会を開いて行うべきだ。パフォーマンス知事は本質を見抜かれ、一方で、いい知事(いろんな場面を想定して準備がなされ住民が平穏に暮らせるような)がきちんと評価されて再選されるようにするには、どうしたらいいんだろう。
     いろいろ考えさせられる、いい本でした。

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    2021年01月30日
  • 知事の真贋

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    地方自治の専門家による「日本政治の本」秀逸 
    コロナは日本の政治のレベルを露わにした
    国も、地方自治体も、マスコミも、アカデミズムも、国民も
    コロナという非常時に対応する「実力」を求められ、
    厳しい評価に晒されることになった、それもグローバル評価である
    日頃些末な事象に振り回されて事足りていた我々は
    コロナという戦争レベルの非常時に対応力を試されている
    2020/12/10 知事の真贋 片山善博 ☆☆☆
    知事経験を踏まえ、コロナ問題を事例として、日本の政治・地方政治の問題をえぐる。政府にも知事にも忖度はないのが気持ちよい。
    しかしこれが日本の現実と思うと、少し暗澹たる気持ちになる。
    「令和維新

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    2020年11月30日
  • 管理職になる前に知っておきたかった50のこと

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    30代でこういうのがあればいろいろ違ったかも。おもった結果が出ない場合原因を調べ結果が出るまで対策を打ち続ける。この根気が足らなかったなあ。

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    2025年06月21日
  • 管理職になる前に知っておきたかった50のこと

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    管理職になるまえに知っておきたいこととして、「仕事を楽しむ」を挙げておきたい。
    今の仕事を楽しめてこそ、裁量と責任、業務量が増える管理職の仕事を楽しめると思う。
    来年管理職試験に再チャレンジするが、管理職になるということは自分の好き勝手する時間が減るということ。そういう考えがまず頭をよぎってくる時点で、まだまだマインドチェンジが必要かもしれない。
    だから、今の仕事をどうすれば楽しめるようになるか。
    部下や周りの人に快活に過ごしてもらえるよう、今の上司や同僚を献身的に支えていきたい。
    そのマインドになるヒントになる本だ。

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    2025年05月06日
  • 知事の真贋

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    筆者は、鳥取県知事時代、議会とガチンコの議論、予算査定の透明化、県西部地震時の住宅再建への補助導入など、改革派知事として名を馳せた。
    新型コロナ対応では、各都道府県知事の言動が注目されたが、筆者はそこに焦点をあて、自らの体験を元に、露出度だけではわからない知事の真贋について解説する。
    東京都の小池知事は、キャッチフレーズや話題づくりに熱心なパフォーマンス知事だとこけ下ろし、「大阪都構想」に関しては、二重行政はどこにでもあり、問題があれば協議すればいいとして否定する。一方で、国の方針を鵜呑みにせずPCR検査を積極的に行った和歌山県の仁坂知事を現場に即した判断ができたと称賛する。 
    本書で勉強にな

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    2021年01月18日
  • 管理職になる前に知っておきたかった50のこと

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    「知っておきたかった50のこと」と銘打っているだけあり、ポイントが明確でわかりやすかった点は良かった。一方で、著者の主観やアンケートデータからの示唆が多く、理論をベースに解説してほしい人には向かないかもしれない。

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    2025年08月25日
  • 管理職になる前に知っておきたかった50のこと

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    本のタイトル通り、これから管理職になる方が読むべき本です。また、悩みつつ管理職をされている方、管理職が何をしているのか?を知りたい方にも適しています。

    マネージャーとプレイヤーとでは、対応すべき対象範囲が格段に広がります。人に関することが一番大きいと思います。

    マネージャーだから、一人ですべてを100%完璧にこなそうとすると、肉体的にも精神的にも自らを追い込むことになります。

    アンケート回答をもとに話が展開していくので、筆者以外の方のコメント情報も得ることができました。

    第二章では、女性管理職に関する記述があり、なぜ?女性管理職が少ないのかが理解できました。機会は平等にするべきだと気づ

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    2025年06月01日
  • 偽りの「都民ファースト」

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    2017年とちょっと前なので問題提起レベルの本かもしれない。例えば有本香さんの本の方が突っ込んでいる。
    昨今の女帝本はまだ読んでいないが、多分、推して知るべしなんだろう。

    世の中を良くしたいのでなく、対立を煽り、風を読んでより大きな権力を望むのが行動原理。

    最後の方の一文。

    よくよく考えてみると、すべては小池氏が都知事としての自覚がないところから始まっていることです。

    再選しちまったなあ。

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    2020年07月07日
  • 偽りの「都民ファースト」

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    都民ではないが、当初小池氏が都知事になった時はこれで東京が変わると応援していた。ただ都民ファーストが都議選で圧倒的支持を得て、その候補者、代表者を見て何か違和感を感じたので読んでみた。
    小池知事の問題点を指摘されているが、もっと深くなぜこれほど小池氏が支持されているのかの考察が欲しかった。
    単に旧都知事への不満への受け皿としてではなく、舛添氏との対比とか。

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    2017年09月12日