ラグナル・ヨナソンのレビュー一覧

  • 喪われた少女

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    ネタバレ

    今作も面白かった!
    娘の死についてあまり書かれていなくて残念。どうして感の鋭いフルダが気づかなかったのか?そしてどうやって知ったのか。。。
    自作が待ち遠しい!

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    2020年11月20日
  • 喪われた少女

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    読みやすい翻訳で、サクサク読めました。事件そのものよりも、いろんな人の裏の顔が見えるところが深いです。リーズルは○○としか言いようがありません。闇と、、を先に読んでるのでフルダの今後がわかってしまってますけど、辛い時期を過ごしてたんだな、と寄り添う気持ちが湧きました。そして、今回もアイスランドの風景に興味が湧きすぎてググりましたよ。事件の舞台となるエトリザエイ、なんてすごい場所なんでしょう!2時間ドラマもびっくりな断崖です。切り立った感じが素晴らしく、いってみたくなりました。高いところ得意じゃないですけど。

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    2020年11月03日
  • 喪われた少女

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    シリーズの、2作目で、世代が、戻って50代!
    前作で、定年間近、しかも闇を、背負っているフルダを、知っている私達読者に、彼女の出生の秘密を探る人生を、絡めながら、今回も、事件解決に、頑張る姿は、ただの警察小説ではない、奥行が、あって良かった!
    早く、次が、読みたくなった!待ち遠しい!!

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    2020年10月19日
  • 喪われた少女

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     どんどんダーク化が進んでいるラグナル・ヨナソン。その中でもあまりにダークすぎるスタートを切った女性警部フルダ・シリーズ第二作。第一作で読者側の概念をまず思い切りひっくり返すところから始めたヨナソンという作家は、本書でもフルダというダーク・キャラな中年女性警部をヒロインとして、彼女の出生の秘密に迫りながら、複雑に絡み合った人間関係のもたらす二つの事件を描く。

     一方で孤立した別荘での殺人事件、さらにフルダが十年後に偶然担当することになった孤島での女性の謎めいた死のあまりに強い関連性に読者は、あっという間に引き込まれることになる。前作でフルダの運命に絡んだと言える、警察内部の悪辣な上司との絡み、そしてフルダの持つ不運とも言うべき試練のいくつかが並べられるに及んで、シリーズを覆う緊迫感はまたスケールアップするかに見える。

     アイスランドという国の遥かさにまずは眼がくらみそうなのだが、作中で明かされる地名は無人島も含め、グーグルで検索することができるし、無人島なのに実際に建つ謎の別荘の画像は、一際目立つ状態で紹介されており、アイスランド在住の作家だからこそ書ける地の利は、警官三部作でもフルダシリーズでも紛れもなく表れている。

     ましてやフルダは山登りを趣味とする孤独な中高年女性警察官であり、人口の極めて少ないアイスランドの大自然を前作ともども本作でも利用しながら、その絶海の雰囲気や孤立感を、人間世界の愚かな業(カルマ)に絡めてストーリーを構築しているように思えてならない。

     全編、ページターナーでブレーキのかからない快作(怪作?)だと思うが、是非前作を読んでから本作を読んで頂きたいと思う。正常な神経の方であれば、さらに未だ見ぬ第三作から逆に読みたい(それでもどうやら楽しめるらしい)と感じるはずである。なぜ前作『闇という名の娘』のあまりにショッキングでフラストレーションのたまるラストシーンからこのシリーズを逆行しなければならないかの疑問は未だ解けていない。

     本書のラストシーンは、そのフラストレーションを味わったものだけが感じられる深淵を覗き込むような感覚となるので、この響き合う谺のような奇妙で嫌な感じのシンクロ感を是非順番に読むことでしっかりと受け止めて頂きたい。

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    2020年08月31日
  • 喪われた少女

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    1978年10月、アイスランド西部フィヨルドへ秘密の週末旅行に向かう若い男女がいた。数日後、地元警察のアンドリェスは別荘で死亡している女性を発見する。
    残されたセーターから彼女の父親が犯人と見たレイキャヴィーク警察のリーズルは、アンドリェスに嘘の証言させ、父親を逮捕する。

    10年後、殺された彼女を偲んで4人の仲間が集まった。ベネディフト、アレキサンドラ、クラーラ、そして死んだ女性の弟・ダーグルだ。向かったのは、絶海の孤島・エトリザエイ。島にひとつしかないロッジで、4人は夜を過ごす。
    その夜、ダーグルはベネディフトの何気ない思い出話に違和感を覚え、クラーラは暗闇に“彼女”の姿を見たと言いだすなど、次第に不穏な雰囲気に。そして翌朝、仲間の一人が崖から転落死しているのが発見される。

    レイキャヴィーク警察から捜査に向かったフルダは、彼らから聞き取りを行ううち、10年前の事件に隠された、深い闇へと潜り始める。
    やがて少女たちに起きた悲劇の真相が、フルダ自身の父の秘密とともに語られるのだが‥‥。

    フルダの実父探しのくだりが、むしろ救いになっている。最後の最後はなかなか意味深であった。

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    2020年08月09日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    レイキャヴィーク警察・犯罪捜査部の女性刑事フルダ・ヘルマンスドッティルは、”ガラスの天井”に出世をはばまれ、警部止まりで64歳の定年をむかえようとしていた。
    ある朝フルダは、20歳も年下の上司に呼び出され、2週間後に部屋を明け渡すように言われる。フルダが担当している事件も、すでに他の者に割り振ったという。
    残りの2週間、フルダに許されたのは、未解決事件の処理だった。そこでフルダは、1年前海岸で遺体で発見されたロシア人女性の再捜査を始めるのだが‥‥。フルダを悲惨な運命が襲う。

    初めて読む作家の作品。

    唖然。

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    2020年08月08日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

    購入済み

    あっけない最後に絶句

    もともと三部作の第一部がこの”闇という名の娘”だそうで、第二部以降は主人公ブルダの若い時代になるという。ネタバれになるので最後については書けないが、いわばどんでん返しのような舞台が用意されているので、読み手は、あれっ!そういうことなのかと驚くだろう。この作家が好きで全部読んできたが、常に次を期待させてくれる作家だと思う。アイスランドの風景も実によく描写されていて、すぐにでも行きたくなる。でも、常に死と隣り合せているような厳寒の地は、私のような軟弱者には、夏以外ちょっと無理だろうなあ。

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    2020年03月10日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    一気読みした。孤軍奮闘の女性警部。途中に挟まれる話が、どんな結末に辿るのかと、見事にミスリードにはまった。

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    2020年02月27日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    64歳の女性警部フルダ。定年を間近に控えているのに今すぐやめろと告げられる。そして最後の捜査。1人で追う不審死。そのなかで語られるフルダの心の内。これまでの人生と警察を辞めたあとの不安と期待。想いの中に揺れが感じられるのがいい。アイスランドの風景や寒さ、暗さもフルダの心情に重なっている。三部作らしくフルダの人生を遡るらしいので次作もすごく楽しみ。

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    2020年02月20日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    ネタバレ

    うーん、星3.5かな?
    何しろ暗い。これぞダークアイスランド。
    主人公は64才の定年間近の女性警部というのが、アリ・ソウルシリーズの読者にはまず驚き。

    しかも、驚くべきことにこちらもシリーズものですって!

    次作をぜひ読みたい、と思わせてくれるラストでした。

    アイスランド…いいなぁ

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    2020年01月11日
  • 白夜の警官~BLACKOUT~

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    読み始めたら止まらないというのも、北欧ミステリの特徴なのかもしれない。本シリーズはアイスランド語から英語に訳されたものを日本語に訳した後、ようやく、ぼくら日本人の手に渡るという経路を辿るが、英訳化した出版社が、何とも頼りないことに、キンドル首位として有名になった作品から英語訳してしまったために、第一作→第五作→第二作と順番を前後させてしまい、シリーズとしての面白さを著しく損ねている。アイスランド語翻訳者が日本では希少なため、英語版からの邦訳となるから、英語圏出版社の通りの順番で書店に出回っているのが現状。作者にとっても読者にとってもそれはとても不幸なことだと思う。

     北欧ミステリに関わらず、シリーズものには大きなシリーズならではのストーリー展開というものがある。とりわけ北欧ミステリは、人物の関連がシリーズの面白さの重要なファクターである。この大きな流れは一作一作の個々の謎解きの中ではなく、全体を通した大河の流れのように、個々の小さなエピソードという川が合流したり分岐したりして作り出されてゆくものだからだ。

     その思いをより強くしたのは、第一作の後、キンドル売上が良く早めに翻訳されたという第五作に先に手をつけることなく、今春邦訳発売されたばかりの本作(第二作)を読み始めてすぐのことである。

    第一作における主人公とレギュラーキャスト陣の流れをそのまま受けて、第二作ではそれぞれのその後の物語を紡いでいる。時にそれらは、第二作の主たるミステリプロット以上に重要な、シリーズの根幹に関わる要素となりそうで、さらにこの太い幹は、そのまま読者が甘受すべき本シリーズ最大の魅力であるように見えるからだ。

     『太陽にほえろ!』で言えば、マカロニ刑事の登場を観た後に、彼の殉職を知らずして、いつのまにかジーパン刑事の主役物語を展開されてしまうのは酷ではないか? ということだ(いささか例えが古いのは、どうかお許し願いたい)。

     そのくらい、読む順番とは重要なことなので、ぼくは二年も前に発売されているシリーズ第五作『極夜の警官』は、次の第三作、第四作を読むまで待つつもりである。たとえ一二年待たされようとも(宜しくお願いします>出版社&翻訳者様)。

     さて、本書、主人公の若手警察官アリ⁼ソウルは、事件よりも前作より持ち越しの女性トラブルに悶々としている。この辺りのリアリティも本作独自の恰好悪さであり、それがまた良かったりする。土台カッコいいキャラクターなど、このシリーズには一人として出て来ないのだ。いずれのキャラクターも、何かの煩悩に引きずり回され、心理的葛藤を繰り返しながら、人口34万のアイスランドでは滅多に起こらないとされる犯罪の運悪い被害者は、あたかもその狂言回しのように、周囲の人間たちを真実の光で容赦なく照射し、世界を攪拌する。それらの動的に連関した個々のストーリーが実はとても良いのだ。

     毎作毎に、レギュラーキャラが増えたり減ったりするのかどうか、今のところ不明だが、本書ではまさにそういう現象をも作者は示してくれている。シリーズの出だし二作目でこれほど掻き回し、人間たちの距離間を動かしてしまう作家というのは珍しいかもしれない。しかし、むしろそれを売りにするという点で、抜きん出た書き手、と言えるのかもしれない。

     とにかく事件を軸として、人間たちを掻き回す。本書では、新しく極北の街にやって来るイースルンという女性が、まるでシリーズ・ヒロインのような存在感を見せ、事件の解決に対しても、実に重要な歯車の役割を果たす。同時に、ヒーローたるアリ⁼ソウルは、またも人生の重要な選択の局面に立たされる。連作シリーズとしての面白さとともに、白夜ミステリの流れもしみじみと楽しんで頂きたい。特に一作目では吹雪続きだった世界が、2年後の6月初夏を迎え、がらりと環境を変えている。極北の人口1200人の街は、首都レイキャヴィークのように、経済危機、噴火による火山灰大気汚染といった国家的マイナス因子から遠く、相変わらず美しい風景を見せてくれる。

     極北という個性に、ミステリ、そしてそこに生きる人間たちの運命と、絡み合いが、心を釘付けにする物語。次作がとても待ち遠しい。傑作シリーズの一つであると思う。

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    2019年05月06日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    ネタバレ

    面白そうと思って手に取ったんだけど、読み始める前にうっかりネタバレ踏んでしまって絶望。
    もうこれこそ、結末を知らないで読みたかったよ!
    読んでても、どうせ死ぬんでしょ?ねぇどうやって死ぬの?って心の声がうるさくて集中出来なかった。無念。

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    2026年07月17日
  • 白夜の警官~BLACKOUT~

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    アイスランドの作家ラグナル・ヨナソンの長篇ミステリ作品『白夜の警官(原題:Myrknaetti、英題:Blackout)』を読みました。
    ラグナル・ヨナソンの作品は、8年前に読んだ『雪盲』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    英国でドラマ化の人気シリーズ、第3弾!

    アイスランド北部の町、ソイズアールクロークル近くの建設現場で、撲殺された男性の死体が発見された。
    被害者は建設業者のエリアス・フレイソン。
    シグルフィヨルズルに住民登録をしていたため、アリ=ソウルが捜査に駆り出される。
    慈善事業にも関わっていたというエリアスだが、自宅からは大金の入ったスポーツバッグが見つかり、同僚からは陰の仕事に手を染めていた可能性を耳打ちされる。
    一方、首都レイキャヴィークのニュース編集室に勤める女性ジャーナリスト、イースルンがこの事件の調査のため北に向かう。エリアスの元妻によれば、被害者は金や女性関係に汚かったらしい。さらに捜査関係者は、エリアスが行っていた不正の先で、ある少女が命の危機に瀕していることをつかむ。
    その頃、アリ=ソウルの同僚であるフリーヌルに、脅迫めいたメールがいくつも届いていた。ある過去を抱えていたフリーヌルは、精神的に追い詰められていく。
    噴火の影響で火山灰雲が垂れ込めるアイスランドの、白夜の二日間――。
    捜査の先に見えたのは、日の沈まない極北の町に隠された暗い記憶の数々だった。
    解説/小島秀夫
    -----------------------

    2011年(平成23年)に発表された作品……首都レイキャヴィークより北極圏に近く、環状に連なる山とフィヨルドに囲まれて、空はいつも雲に覆
    われ灰色にくすんでいて、かつては漁業の中心地として栄え、特にニシン漁は最大の漁獲量を誇ったこともあるという、アイスランド北端の人口1,200人ほどの小さな港町・シグルフィヨルズルを舞台にしたダーク・アイスランド・クライムシリーズ の第2作目です。

    建設現場で撲殺された男性の遺体が発見される……アリ=ソウルは事件の背後にある人間関係の影を追い、レイキャヴィークからやって来た女性記者イースルンンは、別の角度から真相の断片に触れていく、、、

    複数の視点が交錯しながら、町に眠る秘密が少しずつ輪郭を現していく……そんな構成が本作の魅力のひとつです。

    警察小説としては十分に愉しめる内容でしたね……小さな町の人間関係、自然環境がもたらす不安、そして過去の出来事が静かに現在へ滲み出してくる構図はシリーズらしい味わいがありました、、、

    ただ、個人的にはアリ=ソウルの公私混同”ぶりがどうにも馴染めませんでした……彼の若さゆえの未熟さ、と言ってしまえばそれまでですが、事件の捜査と私生活の問題が絡み合う場面では、どうしても引っかかりが残りましたねー  もちろん、それが彼という人物の弱さであり、シリーズを通して描かれる成長の一部なのかもしれませんが、読者としては少し距離を置いて眺めてしまうところがありました。

    アリ=ソウルのキャラクターにどこまで寄り添えるかで読後感は変わりそうですが、静かに進むミステリが好きな方、北欧の風土が生む独特の空気感に惹かれる方には、しっかり応えてくれる一冊だと思います。

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    2026年02月09日
  • 白夜の警官~BLACKOUT~

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    ネタバレ

    『雪盲』→『極夜の警官』→本作の順で読んだけれど、時系列順に読んだ方が良かった気がする。
    前の2作と比べると、ちょっと微妙だった。事件解決したのはほぼイースルンだったし、アリ=ソウルの最後の行動が幼稚すぎてちょっと引いてしまったし、それに対するクリスティンの反応にもちょっと引いてしまった。
    でも北欧ミステリはやっぱりいいなと思う。

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    2026年01月22日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    定年退職を目前にした64歳の女性警部フルダ。上司から厄介者払いをされそうになるなか、過去の事件の再捜査を始める。
    フルダは、誰も真剣に扱おうとしない、ロシア人女性の失踪事件を追い始め、犯人に辿り着くが、、、
    ジェンダーや難民差別等の問題が、アイスランドの広陵とした自然描写と相まり、心に響く作品だ。
    結末はすっきりせず、後味の悪さも覚える。三部作なので、次も読んでみたいと思う。

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    2025年06月03日
  • 閉じ込められた女

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    (アイスランドに雪が積もっていない時期があるのかわからんが)雪のせいで停電したり、交通機関が麻痺したり、平気で外界との連絡が取れなくなる時があり、恐怖ともに「都合悪いことは嘘ついちゃえばまずばれねえ」みたいなのある。(新潟県などは道路にお湯じゃばじゃば巻いているので滑らない、凍らない、雪かきしなくていい)(その分言い訳きかない?)
    なんか雪国に限らず、都合悪いことは隠蔽します。でもなんかあったら警察とかはばっちり助けてくださいね、みたいなの、うーん。でもやっぱり日本人って大真面目で少しはサボれ。と思った

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    2023年06月05日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    フルダシリーズの1作目 3作目から読んでしまったフルダシリーズの1巻。
    物語はフルダが60歳の定年を迎える時の話。
    3作目である40代のフルダに起きた家族の不幸がフルダの人生に暗く影を落とし続けていたことが分かる。
    打ちのめされる現実に立ち向かいながらも新しい生活を受け入れて前に進もうとしたフルダに降りかかる現実が辛い。
    フルダの人生ってなんだったんだ‥となる作品。
    トリックはやはり嘘をついている供述者がいるというものでそれが誰なのかを想像しながら読むのが楽しい。

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    2025年12月10日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    舞台はアイスランド。
    65歳の女性の警部が退職を迫られ、最後に未解決事件に手をつける。
    難民許可を待つロシア人女性の自殺事件。殺人事件として追い始めると、売春容疑が出てくる。入国審査を担当する弁護士、ロシア語通訳、輸入業者と関係者はいるが決め手に欠く。
    彼女の人生の闇と共に謎が解けてくる。
    私小説的なサスペンス。
    アイスランドの風景が新鮮で面白い。
    ストーリーは進み方も嫌な終わり方も、好きじゃない。

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    2022年08月06日
  • 閉じ込められた女

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    フルダシリーズの完結編。アイスランドの厳しい気候、吹雪で遮断された一軒家での怖さがひしひしと迫ってくる。季節の特徴を背景に寒々とした闇の広がりが伺える。

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    2021年09月20日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    有能な女性警察官でありながら、<ガラスの天井>に出世を阻まれた主人公・フルダが定年間際に未解決事件の再捜査に乗り出すという粗筋。主人公が女性警官で年齢が64歳というのは中々珍しい。序盤は警察関係者のフルダに対する敬意の無さに同情の念を抱くものの、話が進むにつれ、彼女の傲慢さも目に付いてくる。海外作品にしては癖のない文体で、300頁超のコンパクトな作品だが、緊迫感が最後まで途切れない。思いもよらぬ衝撃のラストだが、まさか北欧版イヤミスだったとは。しかし、当面は続編(過去に遡る構成)を追う気になれなさそう…。

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    2021年07月19日