ノーラ・ロバーツのレビュー一覧
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シーシーになりたい
いろいろな角度から迫って1つの点にたどり着く作風が読後の満足感をもたらしてくれます。
年をとってもシーシーのように素敵な女性でいたいと願い、歩んだ人生を受けとめることがそういう女性にしてくれると感じさせてくれました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ故郷でやっと自分を取り戻し始めたシェルビー。
夫リチャードにまつわる新事実が次々と明るみに出る中、グリフとの絆も深めつつあった。
ヒーローのグリフ、いいね。
子供とうまく接することができる人って、やっぱりヒーローの外せない条件のひとつだよね。
だけど、シェルビーがグリフとの距離を取り始めたときに見せたグリフの態度は、切なかったなー。
もうちょっとシェルビーに優しくしてほしかったな。
自分と照らし合わせると、シェルビーの夫だったリチャードのような男との生活って、簡単に拭い去れないと思うんだよね。
頭では自分が悪いわけじゃないとか、過去のことだって判っていても、心がそれについていかない事って -
Posted by ブクログ
ネタバレ一目惚れし駆け落ち同然に結婚した夫が、ボート事故で死亡した。
シェルビーの残されたのは、三歳の愛娘と300万ドルの借金と夫の裏切りの数々だった。
ヒロインのシェルビーは、好感持てる人物。
莫大な借金や、夫の嘘と裏切りを逃げずに受け止め、なんとかしようと奮闘する。
シェルビーが故郷に戻り家族に暖かく迎えられた時は、読んでてこっちまでほっとした。
その中でシェルビーの親友であったエマの対応が、なかなかしょっぱいと思った。
駆け落ち同然で故郷からいなくなって、ほとんど戻らず、エマが必要とする時に側にいなかったのがどんだけ辛いか判るが、それだけ想いを寄せた親友同士だったら、そうできない理由にはよ -
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Posted by ブクログ
上下巻再読。初めて読んだ時には冒頭から嫌悪感が先に立ってしまって最後まで好きになれなかった。というのも登場人物が誰も好きになれなくて、特に死んだ父親の意地悪さに腹が立ったし、陰惨な連続殺人もダークな印象でなぜ、この作品が明るくて広いだろうモンタナ・スカイという題名なのか理解できなかった。にもかかわらず再読したのは赤の他人だった3姉妹が次第に互いへの理解を深め強い絆で結ばれる様が心に残っていたから。再読して気づいたのは、自分自身をそして周りの人々との絆を理解し、思いやりと許しの心を持って人々が結びついていく様子が素晴らしいということ。父親の悪意や殺人者の狂気と憎しみを凌駕して、姉妹のみならずその