小坂康之のレビュー一覧
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サブタイトルは『鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』だ。いま放送中の月9ドラマ『サバ缶、宇宙へいく』の原作本。このドラマ、TVerで2話までまとめて視聴したら、見事にハマりました。そして、事実を元にしたノンフィクションであることを知り、原作を読まなきゃいかん!という僕のいつもの流れになったわけだ。
本書は、福井県立若狭高校(旧・小浜水産高校)の生徒たちが、地元名産のサバの缶づめを宇宙食としてJAXAに認証してもらうまでの、約12年にわたる挑戦を描いた話。
地方の潰れるという噂のある水産高校にある教師(ドラマでは北村匠海が演じる)が赴任してくるところから、壮大な宇宙へつながる夢が、やる気の無かっ -
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いわゆるこの本は実録ものである。
水産高校の生徒たちが、十余年をかけて自分たちが作った鯖の缶詰を宇宙食にするという実話をまとめたものだ。
ゆる言語学ラジオ系列のゆる天文学ラジオで紹介されていたのをたまたま知って読むことにした一冊である。
今シーズンの月9でドラマ化されていることを紹介していたのだが、もう設定だけでなんか胸に来てしまった。
舞台は水産高校、いわゆる底辺校と評される学習困難校だ。私事であるが、私の息子はいわゆる職業高校に通っていた。この水産高校と同じく底辺校と揶揄される高校である。勉強があまり得意でない生徒たちが集まる高校であったから、本書でとりあげられている話が、まるっ -
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ネタバレ本作は、福井の高校生が作ったさば缶が宇宙食になるまでの物語である。
「宇宙食、作れるんちゃう?」
この言葉ですべてが始まった。
この14年間にわたるサクセスストーリーは、本当に周囲の人たちの支えによって成り立った。
小坂先生の熱意が周りに伝播していったように思える。
気になったことは、どんどん調べて探究する探究活動の面白さがわかる◎
私も、気になったことはどんどん突き詰めていきたい!と抑えられないほどの探究心が湧いてくる1冊。
実際、さば缶が食べられた時の興奮はまだ残り続けている。
その時は、感動で涙が出てきた。
4月からドラマ化される本作!
ドラマも今から楽しみ!
絶対観てほしい -
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前々から読みたいと思っていた本。4月からこの話がドラマになるらしいと聞きつけ、この機会に読みました。もっと早く読めばよかった!
同じ教職、しかも実は水産に携わる生徒を育てる学校に現在勤めているので、共感しながら、かつ感嘆しながら読みました。
夢を持ってやってきた水産高校。
最も古い歴史を持ちながら、教育困難校になってしまった小浜水産高校への赴任からお話は始まります。
まず、新任の先生が生徒たちと気持ちをかよわせるのも難しいという状況が、個人的に共感ポイントでした。自分もむちゃくちゃな高校に行ったことあったなぁ…。
しかし、小坂先生はそこから徐々に生徒たちを変えていくのです。教育者として手本と -
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福井の高校生たちが作ったサバ缶が宇宙食になるまでの軌跡。
冒頭から涙腺緩みっぱなしであった。
生徒たちは、一気に宇宙食を作り上げたわけではない。まずは宇宙食に関わる認証資格の取得から始まる。いや最初は新人先生がとある高校に赴任するところから始めると、十数年の年月をかけて、奇跡のようなリレーで代々の生徒に宇宙食づくりが受け継がれていく。その過程の、登場する生徒たちの節目節目の気づきと達成の喜び、生徒たちを見守り支える周囲の大人たちの想いに、いちいち涙腺が刺激された。
この学校がある福井の街にも感銘を受けた。学校の統廃合や、生徒の活動を支えるための議論や会合が熱く繰り返されていて、地域を支える熱い -
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本書は、高校生が作った「さばの缶づめ」が宇宙に届くまでの14年間を追ったノンフィクションで、2025年5月放送のNHK新プロジェクトX「廃校寸前からの逆転劇 高校生と熱血先生の宇宙食開発」の原作本(2022年1月初版)です。
コロナ禍真っ只中の2020年11月27日、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在する野口聡一宇宙飛行士が、YouTubeで宇宙食の食リポを配信しました。紹介されたのは、福井県立若狭高校が開発した「サバ醤油味付け缶詰」。宇宙食としての認証は審査が厳しいゆえ、名だたる大企業が名を連ねる中、高校生の認証は世界初の偉業でした。
高校生たちがいかにして認証を受けるに至ったの -
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内容の骨子はタイトルの通りですが、そこから想像されるそうな、頑張ったら報われる的な感動青春モノというだけではありませんし、カリスマ先生によるプロジェクトXという訳でもありません。
(もちろん生徒、先生の努力の継続に大感動するのですが、それは言うまでもないので)
様々な世代、様々な立場の人々の群像劇でもあるし、まさに今の時代の教育論でもあると感じました。
子供の探究活動のモチベーションアップや読書感想文のネタにもよさそうだし(先生に喜ばれそうなテーマだしね)
大人が読んでも気づきの多い一冊でした。
文章は案外あっさりしていて、
一人一人の登場人物をもっと深ぼったり、エピソードを感動的な演 -
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12年にも渡る宇宙食開発の過程を綴ったノンフィクション。
地元産のサバを使い、生徒たち自らが開発した缶詰を“宇宙食”として宇宙へ届けるという試み。
生徒が次々と卒業していく中でバトンを繋いできたことも、数々の困難を乗り越えてきたのも本当にすごい!!!
よくぞここまで……。
宇宙食認定食品のなかで、企業ではなく高校生が製造しているものは世界唯一とのこと!
生徒、教師、地域の人たち、JAXA職員…関わってきた人たちすべての思いの結晶。
熱い!!
鳥肌が立ちます。
本書を読んで初めて知った、食品の安全性を確保するための衛生管理手法
「HACCP(Hazard Analysis and Crit -
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小学高学年への本を探して。
宇宙食として採用された日本食のなかに、高校生が作ったメニューがあります。それが福井県立若狭高校の作った「サバ醤油味付け缶詰」です。この本は「地元若狭のサバを宇宙に」という生徒の言葉から宇宙食開発が始まり、認定されて宇宙で食べられるまでの14年奮闘記です。
重力のない宇宙での食事ってどんな状態?宇宙飛行士たちが食べたい味はどんなもの?(濃いほうが好まれるそう)
宇宙食なんて作ったこと無いので先生も正解がわからない、その上高校の統合や研究時間の確保などの企業ではない苦労もたくさん。
それでもJAXAの人や宇宙飛行士さんにアドバイスをもらって、意見を出し合い、代々先輩 -
Posted by ブクログ
教育困難校だった小浜水産高校が、1人の熱い先生=小坂先生が赴任してきたこと、元々職業訓練の一貫で有していたサバ缶加工施設があったこと、地元の海をきれいにしたいと思い、地域を巻き込んだ活動をするような生徒たちがいたことなど、色々なタイミングも合って学校が変わり始める。
宇宙食がいかに厳しい条件の下で作られるか、認められるまでの年月の長さにも驚くが、それを乗り越え、発想から、高校生が作ったサバ缶が宇宙に届くまで、14代もの生徒が(途中で中断していた時期もあるが)たすきを繋いで、夢を実現させた生徒たち、それを応援した大人たちに頭が下がる。
途中で学校統合もあり、教育のあり方を当事者の学校だけに止