ナカザワマコトのレビュー一覧

  • カレンダーボーイ

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    ぅーーーん、微妙!
    着眼点はいいと思うしね。タイムスリップで未来を変える、とか、なかなかおっきなストーリー考えましたね?とは思うけど、、、ちょっと中途半端かな~。
    ドラマチックな場面が、トラウマを減らしたかったのかページ数の制限なのかライトな小説を目指したかったのか知らないが基本的に省略されて、結果だけ独白的に紹介されたりとか。
    語り手もころころ変わってちょっと読みにくい、とか。
    最後、答え言っちゃいますが、確かにお互いパートナーが元の相手と会えなくなったのは面白いこと考えたとは思うけど……
    なんか全体的に中途半端感は否めないよなぁ。。。佐久間さんとか。
    ガンガンとか。。
    ぅーん。
    ということ

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    2015年12月12日
  • カレンダーボーイ

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    1968年と2006年を行ったり来たりする二人の男の様子が軽快な文章で綴られている。読みやすく続きがすごく気になり、途中からはミステリー仕立てにもなって来て興味深くなる。が、肝心の事件の様子は短く淡々と語られ拍子抜けも。でも、そこが主題じゃ無いんだと気がつく。

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    2015年03月24日
  • カレンダーボーイ

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    寝起きするたびに過去と現代へというちょっと変わったタイムトラベルを楽しんだ。
    タイムトラベルをするからには、と目的を見出して動こうとする二人に未来は微妙に変わっていく。
    タイムトラベルという神様からのプレゼントを受け取った代わりに失うものもあった。
    お互いが満足した結果だったのだろうかと、ちょっと最後は切なくなった。

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    2014年09月26日
  • カレンダーボーイ

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    現在の知識・技能をもちながら精神だけタイムトラベル。
    自分なら、何歳に飛ぶだろうか。
    身勝手な妄想でなく、
    必然や必要のある時期は何時なのだろうか。

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    2014年08月13日
  • COW HOUSE カウハウス

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    ほっとする、心穏やかに優しくなれる本です。
    特に大きな事件が起きるわけでもなく、でも読む手は止まらず。。
    移動中に読んだからか、イマイチ伏線が回収しきれていないような。。

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    2014年07月13日
  • カレンダーボーイ

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    小学校5年生の頃と中年の現在を行ったり来たりするタイムトラベルのお話。
    「行き来する」って設定がおもしろかった。
    最後は切ないけど、小路さんらしい暖かいお話でした。

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    2014年06月13日
  • カレンダーボーイ

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    タイムトラベル。ありきたりな題材ではあるが。

    小路氏にしては、随分とテンポが良い。

    三億円強奪事件。
    フィクションの中に、ノンフィクションを少し散りばめる。
    妙なリアリティが生まれる。

    サラリーマンが秋の憂いに耽るにはもってこいの一冊かもしれんね。
    特に中年の。現在還暦前後の世代には特に。
    良いよ。哀愁漂う一冊でした。

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    2013年09月25日
  • COW HOUSE カウハウス

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    よかった。小路さんの作品らしく登場人物がみな、優しい。
    ちょっと出来すぎな感と、美咲の過去を思わせ振り過ぎた気がするので星は三つ

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    2012年04月18日
  • カレンダーボーイ

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    48歳の男二人、
    同郷の幼なじみで数十年後の再会した時には
    同じ大学の同僚?(事務局長と大学教授)の親友同士

    ある日目が覚めたら心は48歳のまま
     体と自分をとりまく世界は
     小学校5年生の野原をかけまわった
     懐かしい時へ

    それも男二人そろいもそろって同時に!
    「これは何かの符号だ」と48歳の頭脳をもった
    わんぱく坊主ふたりが
     昭和43年に起こったあの”大事件”にからんだ
    当時の可愛いクラスメート一家の悲劇を
    防ぐべく奮闘するお話!

     一種のタイムスリップものですが
    主人公二人は就寝することによって
    現在の世界と過去の世界を一日ごとに
    行き来するので 自分たちが過去の世界で
    本来起き

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    2012年04月15日
  • カレンダーボーイ

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    社会的地位を築いた二人の男が、大人の意識を持ったまま子供の頃にタイムスリップする物語。
    昭和43年に起きた三億円事件を絡めて、大好きだった女の子を救うというノスタルジックとロマンチック溢れる大人のファンタジー。
    結末は少し哀しいが、決して二人は後悔していないと思う。何かを得れば何かを失う。当たり前のことだが、人はそのことをなかなか納得出来ない。二人の決断は素晴らしい。

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    2012年02月24日
  • カレンダーボーイ

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    久方ぶりの小路さんの作品。

    2人の主人公ってのは面白いのだけど、タイムトラベルしながらだから、途中まで頭の中がごっちゃになっていました。更に言えば、他の方がレビューに書いているように、後半の追い込み方が雑な印象を受けてしまいました。

    ただ、「東京バンドワゴン」シリーズでも思ったのは、小路さんは“日常の幸せ感”というようなものを描くのが非常に上手い。だからこそ温かい。読んでいて心地良い。

    ひとつ内容に触れて思ったのは、三都さんはもしかして無限ループの中にいらっしゃる?ってこと。まあいいか。

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    2012年02月21日
  • COW HOUSE カウハウス

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    ネタバレ

    小路さんらしい、心の根のきれいな、やさしい、
    人の気持ちを思いやれ、賢い人たちばがりが出てくる小説
    文章も読みやすいし、安心して読める・・・んだよね

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    2011年09月11日
  • COW HOUSE カウハウス

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    何やら訳ありの過去を持つ人々が偶然に集まり、新たなことを始める物語。とってもハートフルで気持ち良い話です。
    主人公は阪神の震災で孤児となった青年。孤児院で育ち、何かの理由でそこを飛び出してきた青年の恋人。冷徹だけどどこか優しさを持つ部長。ボケを装う老人と異常なピアノの才能を持つ少女。そうした人々が次々に集まる序盤は楽しく、大きな期待を抱かせます。
    だけど、最終的に訳ありの過去もぼんやりとしか描かれないし、ハッピーすぎて浮ついた印象もぬぐえません。やや、最初の勢いが最後にしぼんだ感じもあります。
    それにしても小路さん、ちょっと多作すぎませんかね。

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    2016年07月30日
  • カレンダーボーイ

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    ネタバレ

     48歳のおっさん(失礼)のタイムスリップモノ。
     難点は視点がコロコロ変わり読みにくかったのと、あそこまで膨らませた三億円事件の経緯を、驚くほど簡単に終わらせちゃったこと。それも、全てを読み終えてからは、三億円事件をあまり深く掘り下げると、物語の主格がぶれるので、アレはあれで正解なのかな?と思いもしますが、膨らませ過ぎな感は、否めません。
     それでも、終盤にかけて読ませる力はあり、あざといな、と思わなくも無いですが、ラストシーンの出来は秀逸。
     嫌いではないし、面白かったとは思うのですが、ちょっと消化不良。さらっと読ませるよりも、中途半端に突くならいっそガッつり人間の側面に踏み込んでほしかっ

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    2011年05月22日