金子哲雄のレビュー一覧
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41歳の若さでお亡くなりになられてしまわれた、金子哲雄さんのことをはじめて知ることができました。
子供向けの本ですのでわかりやすく書かれていて、それでいて大切なことを教えてくださるいい本です。
きちんとした金銭感覚を身につけて、世の中がどんなに変化しても、強く生き抜いてほしい。
モトがとれるかどうかは、あらゆる選択肢に共通します。
「時間」も値段の一部です。
やりたいことが見つからないうちは、とりあえず勉強!
まだやりたいことが見つかっていないうちは、真剣に勉強に取り組んでください。
金子さんが子供の頃に出会った中国人のオジサンの教えで、世界中で通用するお金と、教育のふたつが財産。この -
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この本は金子さんが大好きだった「買い物」という視点から身近な経済事情や経済用語を分かりやすい言葉で説明がなされています。
途中でその説明がマンネリにならないように、買い物での小ネタや裏情報などが満載で最後まで読み進めるのに飽きさせない配慮がなされています。
また、「お金とは」どんなものか。「金持ちとは」どんな人のことを言うのか、など金子流の考え方も書かれています。
この本はたくさんの子供達だけではなくて、子供を持つ親の世代の人たちにも読んでほしい。
子ども達と一緒にお買い物に行って、世の中の仕組み、経済の仕組みが身近にこんな風になっていることを教えてあげてほしいと思います。
最後に -
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ネタバレ印象に残った部分
●p58 炊飯器や電子レンジなどの生活家電、テレビなどのデジタル家電は引っ越しなどにより住宅需要が伸びると、需要が高まる傾向にあるといわれています。つまり世界的な住宅需要が下がると、家電が売れなくなり、家電が売れなくなると、部品であるメモリーがなどの在庫が増え、在庫が増えると値崩れを起こし、パソコンの相場も下がる、といった仕組みになっています。「風が吹けば桶屋が儲かる」ではありませんが、直接関係がないように思える商品どうしが、どこかで繋がっています。この関係性から、サブプライム・ローン問題以降は、パソコンのみならず家電製品全体の相場も下がっていたのです
●p1 -
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超三流主義について知りたくて読書。
前半が参考になる人と後半が参考になる人がいると思う。
フリーランスで仕事をして、人間関係を構築するためにはできる人のふりをする。
これが重要。
見えるものへお金投資し、見えないもには投資しない。
セルフブランディングするためには、相手からの第一印象を意識する必要がある。20代なら不要だが、40代なら必要。ブランドで飾るわけではないが、それなりの一流のものを身に付けることは信用、信頼につながる。
ホテルの活用は参考になる。
マインドシェアを高めて、人間ポータルを目指すは、フリーランスで生き抜くためには必要な要素。
人間関係の重要性は会社員のときよ -
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見えないところに金をかけても仕方ない。例えば、我が家では妻と下着も共用している。また、家を買うのは勿体無い。家を買うならリゾートマンションを買って、色んな人に使ってもらうことでそれ以上のリターンを得ることができる。
など、節約しつつも気分はゴージャスに、というのが氏のモットーであるらしい。こどもの頃から節約術を考えていたというのが凄い。商魂たくましく、利発なこどもだったんだと思う。
無駄なところでは見栄をはらないが、フリーランスなので取引先などには舐められないよう、高級ホテルの常連のように見せかけたりする。必要な見栄ははるべし、というところか。どちらにしても、人は見栄をはらないと生きていけ